yukitaの想い出日誌 CLANNAD―クラナドー第8回・『黄昏に消える風』
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CLANNAD―クラナドー第8回・『黄昏に消える風』

今回は、すごく切ない内容でした。
どんな風に感想を書いて良いか、悩みました。

夢の終わりが近付いている。――そんな感じがしました。
風子が、朋也や渚以外の人物から、認識されなくなってきた。
智代が渚・朋也に気付いたのに、朋也にヒトデを見せられるまで、風子の存在に気付かなかった。
そして、智代の戸惑いが、全ての始まりだった――。

段々、風子が皆の記憶から消えていく中、最初の衝撃が。

朋也と渚が三井さんに声を掛けると、二人の事は朧気ながら覚えていたのに、肝心の風子の事を忘れてしまっていた。

傍に風子が居るのに、それを認識出来ない三井さん。
その事実に衝撃を受ける、風子。

僕も、このシーンを観た時は、ショックを受けました。
三井さんは絶対に、風子を忘れないと思っていたから――。

風子は公子さんに認識されなかった時も、ショックだったと思います。
でも、その時は、三井さんはまだ、風子を覚えていた。
そして、『ヒトデの招待状』を受け取ってくれた。
その事は風子にとって、この上なく嬉しくて、救いにもなったと思います。

少ししか話をしなかったのに、風子の事を心に留めてくれていた三井さん。
一度は受け取りを拒否したヒトデを、受け取ってくれた大切な友達。
そんな三井さんに、忘れられてしまった風子。

伊吹風子という存在が消えかかっているから。
風子の存在が消えると同時に、自分が築いて来た想い出も、全て消えてしまうかも知れない。

風子にとって、三井さんは『高校生活で唯一の想い出』です。
誰とも打ち解けようとしなかった風子が、初めて自分で見つけた大切な友達です。
その友達に、完全に忘れられてしまった――。
風子は、この上なく悲しかったと思います。

今の風子は、夢の産物と言うか、奇跡の賜物と言うか、そんな存在です。
朋也達との想い出は、風子にとっても、朋也達にとっても『夢の続き』に過ぎません。

姉の幸せを祈る少女が見ている、幸せな夢。
友達と一緒に招待状を配り、姉の門出の日を心待ちにしている少女。
通い慣れた学校で、友達と仲良く過ごす、当たり前の日常。
そして、笑顔が溢れる学び舎で、姉の門出を笑顔で見送る、幸せな少女。
そんな風子の細やかな夢を、朋也達は一緒に見ている。

人は夢から覚めると、その内容を余り覚えていません。
だから、風子の事を知らなかった朋也が、いつしか風子を忘れてしまっても、仕方が無いだろうと思っていました。
でも、『風子との想い出』がある三井さんだけは、風子を忘れないだろうと思っていました。

だから、三井さんが風子を忘れてしまった事が解った時、風子と同様にショックでした。
まるで、風子の心に同調してしまった様に、衝撃を受けました。

傷心の風子を慰めながら、古河家に戻った朋也達。
学校では忘れ去られつつある風子は、ここでは家族の一員だった。

風子の招待状作りを手伝う、古河夫妻。
その温かい風景を見て、涙ぐんでしまう渚。

来客そっちのけで、ヒトデ作りに没頭する秋生。
早苗さんに窘められ、渋々店に向かおうとすると、彫刻刀が足に刺さる。
悲鳴をあげる秋生を介抱する、早苗さん。――騒がしい古河家の日常。
――このシーンは、まるで『喜劇の舞台』の様でした。

『いつも通り』の古河家を見て安心する、朋也。
悲しみを堪え切れなくなり、嗚咽する渚。

風子と綴ってきた想い出が全て、消えてしまうかも知れない。
『今ここにある現実』が、『夢の出来事』になってしまう事への悲しみ。

朋也達も風子と同様に、この上なく辛くて悲しい。
喩え『夢』であっても、朋也達にとっては、大切な『現実の想い出』。

春原の部屋に向かう際、美佐枝さんに出会った朋也。
公子さんの門出を一緒に祝ってもらう為、風子の招待状を手渡す。

授業をサボり、風子の事を調べていた春原。
風子の本名が『伊吹風子』である事に気付き、入院中である筈の風子が実際に病室に居るかを、確かめに行く事を決意。――必死に、それを止めようとする朋也。

でも、春原の決意は固い。
『春原が事実を知ったら、風子の事を忘れるかも知れない』と、心配する朋也。
そして、それは現実のモノとなる――。

翌日の昼休み。
いつも通り、ヒトデを配る風子達。でも、親衛隊の男子でさえ、風子に気付かない。そこに、春原が。

『気がついたら、隣町の病院に居た』という、春原。何故そんな所に居たのか、自分にも解らない。

「春原。風子のヒトデ、いらないか?」と訊く、朋也。
それを受け取れば、春原が風子を思い出すかも知れない。でも、そこに凄い剣幕の杏が。
春原の遅刻の所為で、クラス委員の椋まで叱られた事に対し、怒る杏。
傍に居た朋也達に気付き、話し掛ける藤林姉妹。朋也の持っていたヒトデに注目する二人。

ヒトデを見て、何かを思い出そうとする藤林姉妹。でも、思い出せない。

「ふぅちゃんです!私達、一緒に授業受けました!」
「見えないのかよっ!?ほら、ここに居るだろっ!」
「ほらっ!これと同じ物が、お前等の家にある筈だ!探してくれ!そして、思い出してくれ!!」

渚と朋也の必死の呼びかけも空しく、二人は風子を思い出せない。
記憶の片隅に風子が居るのに、思い出せない事に憤慨する杏。それを宥める椋。

風子と関係の薄い人物から、風子の事を忘れていく――。
いつしか自分達も、風子を忘れてしまうかも知れない。その事が辛い、朋也と渚。
その夜も、風子と朋也は、古河家で家族の様に過ごした。それが、当たり前の様に。
――でも、その日々は終わりを迎えた。

翌日。風子の声はもう、誰にも届かない。そして、昼休み――。

風子の声が誰にも届かない事に憔悴する、朋也と渚。そこに、春原が。
春原が昼食に誘うも「一人で行け。」と、言い放つ朋也。
そんな朋也を放置して、二人で食べに行こうと渚を誘う、春原。
「――止めろよ!」――苦渋に満ちた表情で叫ぶ、朋也。
「ちっ。何イライラしてんだか…。なぁ?風子ちゃんも、何か言ってくれよ。
春原の言葉に、反応する朋也達。でも春原は、風子の名前が自分の口から出た理由を思い出せない。
でも、感覚だけは覚えている。『ああ。そんな奴、居たな』と言う、朧気な記憶。
「あの。これ…。」
風子から手渡された、ヒトデの招待状。それを受け取る春原。
「ははっ…。何で僕、こんなモン持ってんだ?星か?手裏剣か?」
それを手渡してくれた少女は、友達だった筈なのに、思い出せない春原。

風子の姿が見えない春原の目には、何も無い所から不意に、ヒトデが出てきた様に映っているでしょう。
普通なら不気味に思い、受け取らないばかりか、逃げ出したくなる様な風景。
――でも、春原は受け取った。

それは、ヒトデに風子の想いが詰まっているから。
姉の幸せを願う友達の…一途な願いが、詰まっているから。

朋也と渚に、『覚えていないけど、嫌いじゃなかった奴』の事を語る、春原。
一緒に居た筈なのに、思い出せない事が、この上なく辛そうに。
「もういい、充分だよ…。ありがとうな春原。」
春原を労い、解放する朋也。ふらつく足取りで、廊下を歩く春原。

そんな春原に、無言で頭を下げる風子。
喩え言葉は届かなくても、せめて感謝の意は示したい。
「優しい人なんですね…。」
「馬鹿だよ、あいつ…。風子が見えていた時は、仲良くしようなんてしなかったのに…。」
辛そうに呟く、朋也。
「あの人なら、来てくれます。きっと…。伊吹先生の結婚式に。」
風子を抱きしめる渚。

公子さんの結婚式に出席するには、地味な風子。
着替えを取りに行く訳にも行かず、朋也がアクセサリーをプレゼントする事に。

風子が子供っぽい所為か、中々良い物が見つからない。
そんな中、『おたんじょう会セット』を見つけた風子。
朋也にからかわれ、「欲しくないです!」と強がる風子。
――でも、その場から離れられない!
(このシーンの風子は、『可愛いなぁ』と思いました。僕の弟妹の幼い頃を、思い出しました。)

「とっても、とっても嬉しいです!」
大切そうに、『おたんじょう会セット』を抱える風子。階段に腰掛け、足をプラプラ。

今の今まで、朋也を悪人と思っていた風子。「今は、ウミウシより好きです。」

ヒトデ>朋也>ウミウシ

風子から見た自分の『立ち位置』が微妙な事に気付き、ドンヨリ落ちこむ朋也。
実際、女の子に『私…。あなたの事、ウミウシより好きです!』なんて告白されても、落ち込むだけでしょう。

公園の噴水で、仲良くしている朋也と渚。それを見て、目を細める風子。
その時、風子の胸に去来するモノが何なのかは、今は解りません。
でも、仲睦まじい朋也達の姿に、何かを確信した事は感じ取れました。

いつもの様に、古河家へ帰る朋也達。そのまま続く筈の、幸せな日常。
でも…夢の終わりは、唐突にやって来た。

「今、お前達の間に…女の子が居なかったか?」
――秋生にはもう、風子の姿は見えない。

何か、大切な事を忘れてしまっている。
でも、それが何かは…思い出せない。

もどかしい気持ちを紛らわせる為に店を離れ、草野球に向かった秋生。
風子が好きだからこそ、忘れてしまっている事が、この上なく辛い――。

「あの…。お帰りなさい。渚・岡崎さん…風子ちゃん。」

早苗さんにはまだ、風子が見えている。
顔を見合わせ、喜ぶ朋也達。しかし…。

「今日は、学校は楽しかったですか?今夜も一緒に、お風呂に入りましょうか?ねえ、風子ちゃん。渚も一緒に、仲良く…。」
朋也達に近付きながら、優しく語り掛ける早苗さん。
――しかし、そこには風子が居なかった。

「見えないんですっ!風子ちゃんが!」その場で泣き崩れる、早苗さん。
春原同様、風子の入院先に行ってから、段々と風子が認識出来なくなった事を告白。

「まだ、居るんですよね?風子ちゃんは…。」
「はい、居ます。ここに…。」早苗さんの問いかけに、首肯する渚。

「風子ちゃん…。ずっと、この家に居ても、いいですからねっ…。秋生さんも私も、渚も皆…風子ちゃんの事…家族だと思ってますっ…!」
風子が『ここ』に居る事を確かめる様に、そっと伸ばされた早苗さんの手。
――嗚咽を漏らす、渚。

確かに風子は、ここに居るのに。
その手は風子の温もりを感じているのに。
その姿だけは…見る事が出来ない。

――このシーンが、一番切なかったです。
ギリギリで堪えましたが、本当に泣きそうでした…。

朋也と渚以外はもう、風子を認識出来ない。
公園のベンチで、佇む朋也達。
古河家には帰れない。春原の部屋には行けない。岡崎家には、戻りたくない――。

渚と風子と共に、夜の校舎へ向かう朋也。
夢の最後まで、風子と共に居る為に――。

※今回は、観ていて切なかった気持ちだけ書き綴るつもりでしたが、思いの外、長くなりました。
もう少し早く書ければ良かったのですが、気持ちの整理をしながら書いていたので、ギリギリになりました。
――それ位、今回の話は切なかったです。

次回は遂に、『風子編』の最終回です。
風子と朋也達の『夢の終わり』に、何が待っているのでしょうか?
今夜(12月15日・深夜)の放送が、今から楽しみです。

では、また次回!――出来れば、9話を観てすぐに『一言感想』を書きます。
(※本当に、一言になりそうな予感がします。それ位、期待しています。)
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