yukitaの想い出日誌 Myself;Yourself #1『なつかしい場所』
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Myself;Yourself #1『なつかしい場所』

前情報も知らず、何となく観てみたのですが、意外といい感じだなと思いました。
『時が、変えていくもの』と『時が過ぎても、変わらないもの』
――これが、この作品のテーマかな?と思いました。
引越しが決まった佐菜(さな)のお別れ会。

ケーキを焼いてくれた、麻緒衣(あおい)。
手作りルアーをくれた、修輔(しゅうすけ)。
時間が無くて、片方だけの手編みの手袋をくれた、朱里(しゅり)。
そして、未完ながら佐菜の為に作った曲を、バイオリンで演奏する菜々香(ななか)。
「今度会うときまでに、絶対完成させるから…待ってて。」
菜々香との約束。楽しい想い出を胸に、桜乃杜町を去った佐菜。

そして5年後――。桜乃杜町(さくらのもりちょう)に帰って来た、佐菜。
変わらないと思った町も、少しずつ変わっている事を実感する。

想い出の詰まった神社で、お祭りで入手した髪飾りを菜々香にあげた時の事を思い出す佐菜。
この頃の佐菜は、快活な少年の様に思えました。
好きな子(菜々香)の為に輪投げで取った髪飾りを、照れ隠しで少し乱暴な口調で手渡す。
『好きな女の子の前では、素直になれない』――歳相応の少年の姿が、其処にはありました。

佐菜からのプレゼントを、満面の笑みで受け取る、菜々香。
この頃の彼女も、内気な面も見せつつ、明るい印象でした。
『幸せな気持ちを隠さずに、素直に顔に出す』――幸せしか知らない、笑顔が眩しい少女。
きっと、この頃の菜々香は、笑顔一つで周囲に幸せを与えるような少女だったと思います。

参拝を済ませた佐菜は、巫女姿の菜々香と再会するのですが、佐菜は気付かず、菜々香も佐菜を一瞥すると、不機嫌な顔で去ってしまいます。
もし、昔から菜々香が巫女の手伝いをしているのなら、佐菜は菜々香と気付く筈です。
その直後、佐菜は『境内で見た、可愛い女の子』の姿が見たくて、おみくじを買うのですが、出てきたのは『ムサいオッサン』でした。(EDで、菜々香の叔父と判明。)
その後、再び『可愛い女の子』と目が合う佐菜。しかし、彼女はすぐに立ち去ってしまいます。
――この2点から、菜々香の周辺と彼女の心境に、何らかの変化があったと推測出来ます。

少なくとも5年前まで、菜々香は神社とは無関係だったと思います。
そして、その時のまま成長していたら、佐菜の顔を見るや「佐菜ちゃーん!」と飛びつくでしょう。
でも菜々香は、全てを拒絶したような表情で佐菜に接し、再会を喜びませんでした。
感情を隠さず、幸せしか知らない感じだった菜々香のこの変化は、すごく違和感がありました。
もしかしたら、両親と死別するような、悲しい出来事があったのかも知れません。
そして、叔父のいる神社に身を寄せる事になった…。
そう考えると、菜々香の印象が変わった理由が、説明出来るかも知れません。

大家さん宅へ赴き、呼び鈴を押す佐菜。
「佐菜ちゃんだよね!」玄関に出てきた麻緒衣。しかしその姿は、佐菜を戸惑わせた。
かつての麻緒衣は、幼い風貌。しかし、そこに居るのは少し大人びた雰囲気を纏った『違う』少女。
(端的に言うと、『ロリッ子だったのが、巨乳美人になったよ』です。⇒身も蓋も無い!)

外見が大きく変化した麻緒衣ですが、本人はその自覚が無く、5年前と変わらず佐菜に接します。
引越しの荷解きを手伝おうとした麻緒衣を、咄嗟に止める佐菜。
『少年の秘密』が隠されている荷物を必死に隠し、何とかその場をやり過ごした佐菜。
その後、買い物帰りに立ち寄った本屋で、麻緒衣に再会した佐菜。
『ベストセラー(予定)』の本を手にすると、其処には麻緒衣が。無類の本好きの彼女は、その本の魅力を延々と語り出す。そして、『ここからは、ネタばれだから耳を塞いでてね』と、ひたすら熱く語る麻緒衣。

店を出た二人。佐菜の手には、カバーを掛けられた本が。
一応ネタばれは防げたのか、ばれても読みたい内容なのか?――多分、後者だと思います。
あれだけ勢い良く喋っていたら、よっぽどの事が無い限り、音は漏れるでしょう。

美味しい外食先を麻緒衣に訊く、佐菜。「それなら、ウチで食べていって。」と、麻緒衣の家で夕飯に。
5年振りの佐菜に、麻緒衣の両親も大歓迎。(どうやら麻緒衣のスタイルは、母親似の様子。)
しかし「私の義理の息子にならない?」という、麻緒衣の母の言葉で麻緒衣・父は大慌て。
「結婚なんて、まだ早い…。」と慌てふためき、麻緒衣も赤面。騒がしくも楽しげな、麻緒衣の家族。

帰宅後、『成長』した麻緒衣の姿から、『成長した菜々香』を妄想中の佐菜。そこに、電話のベルが。
母親からの電話に、表情を曇らせる佐菜。
「うん、大丈夫。心配無いって。」「明日から、ちゃんと学校行くから…。」この台詞と、OPでイヤホンで曲を聴いているのに、物憂げな表情の佐菜から、ひとつの仮説が成立します。
『佐菜は引越し先で、いじめに遭うなどの理由で、登校拒否になっていた。』
家族と共に引っ越した佐菜が、一人で帰ってきたのは、それなりの理由がある筈です。
もし佐菜が就職の為に故郷に帰って来たのなら、何ら問題はありません。
『慣れ親しんだ故郷で、これからの人生を歩んで行きたい』そう考えても、自然だと思います。
でも彼は、一人で帰ってきた。言い換えると『帰って来るしかなかった』。
翌日、幼馴染の修輔・朱里(双子の姉弟)と同じクラスになるのですが、急に帰ってきた理由を『まあ、色々と…。』と、お茶を濁しているので、何かあったのだと思います。
『5年の歳月が、快活な少年をどう変えたのか?』これが、今後の鍵の一つと思います。

翌日。佐菜を起こしに来た麻緒衣。始業式だからまだ余裕があるのに、慌てて起こしに来る辺り、かなりのオッチョコチョイ。
ご飯を食べてこなかった麻緒衣は、佐菜に朝食を作ったついでにご相伴。
食事を作るとき麻緒衣は、エプロン持参でした。佐菜の世話を焼くつもり満々?
(この手のゲーム原作のアニメにしては、女子の制服は『本当にありそうな』モノでした。この辺は、感情移入し易くする為の工夫が感じられて、好感が持てました。)

4月。新しい出会いが待つ季節。桜乃杜高校に、転校生が。
2-F担任・藤村柚希先生は、佐菜を紹介する。佐菜の姿に、喜びを隠せない修輔・朱里。
「若月姉弟と知り合いと言う事は、要注意人物ね。」
冗談めかして言う、藤村先生。どうやら修輔達は、イタズラばかりしているような生徒の様子。
OPで若月姉弟は、柱時計の前で佇んでいます。そして、その時計の針は、先へと進まない。
これは修輔たちの『時間』が、止まっている事を示していると思います。

佐菜が引越し、修輔達は、変わらざるを得なくなった。
多分、菜々香に関して何かがあって、それが修輔達の心に影を落としていると思います。
佐菜と一緒だった日々。多分、修輔たちにとっても、一番幸せだった日々。
『子供時代』という、『幸せな時間』。そこから動かなければ、幸せな記憶を持って、生きていられる。
高校2年にもなると、そろそろ進路の事を考える時期だと思います。でも、修輔達は、敢えて何も考えていない。そんな気がします。

修輔達との再会を喜ぶ佐菜に、近づく菜々香。しかし、「君は昨日、神社に居た…。」と、その少女が菜々香と気付かない佐菜。ショックを受ける菜々香。
「はじめまして。」佐菜の言葉に怒りを顕にし、その頬を打つ菜々香。
佐菜の抗議に、手に巻いた髪飾りを見せる菜々香。そして、怒りのまま教室を去って行く――。
菜々香に気付かなかった佐菜を咎める、修輔達。かつての面影を無くした菜々香の変化に驚く佐菜。
恐らく色々あって、『変わってしまった』菜々香。
でも、その奥底は変わっていない。佐菜からのプレゼントを今も変わらず身につけているのは、『佐菜への想い』が変わらずにあるから。

OPで文化祭のシーンがありますが、最後に佐菜達が楽しそうにライヴをしているシーンがあります。その時の佐菜達は、本当に満ち足りた表情で、輝いています。
佐菜と菜々香の表情にも、何の憂いも無く、実に楽しそうです。多分これは、最終回の映像だと思います。
5年の時を経て『変わってしまったもの』を見つめ直し、『それでも変わらないもの』を見つけた佐菜達の輝く未来だと思います。
これから佐菜達が、どんな時間を過ごし、どう成長していくかが、楽しみです。
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レビュー・評価:Myself Yourself/第1話 「なつかしい場所」

品質評価 26 / 萌え評価 44 / 燃え評価 6 / ギャグ評価 10 / シリアス評価 29 / お色気評価 41 / 総合評価 26レビュー数 165 件 両親の仕事の都合で東京へ引越し、5年ぶりに生まれ故郷である桜乃杜町に戻ってきた高校生、日高佐菜。5年前のあの時、佐菜を送り出すためにそれ
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