
らき☆すた・22話・『ここにある彼方』(完全版)
こんばんは、yukitaです。
さて、22話の感想(完全版)。何とか〆切に間に合うか…!?(色々書いていたら、遅れました。)
かなたのエピソードについては、なしおさんの感想がオススメです。(それ以外も、オススメです。)
僕も、前回よりは少し踏み込んで書きます。(かなたのエピソードについて)
さて、22話の感想(完全版)。何とか〆切に間に合うか…!?(色々書いていたら、遅れました。)
かなたのエピソードについては、なしおさんの感想がオススメです。(それ以外も、オススメです。)
僕も、前回よりは少し踏み込んで書きます。(かなたのエピソードについて)
ゆい姉さんに、回転寿司をご馳走になった、こなた・ゆたか。
「玉子が美味しいと、何だか嬉しいよねぇー。」と、嬉しそうに語るゆたか。
『玉子や穴子が美味しい店は、良い寿司屋』らしいので、結構良い店の様子。
でも、ガソリン代が前日より2円値上がりした事に、激しく落ち込むゆい姉さん。
僕は車に乗らないので解りませんが、やっぱり拘る所なのでしょうか?
そして、ゆい姉さんが今運転している車には、こんな秘話が。
かがみに借りた本の作品がゲーム化されるのを知り、すぐさま限定版を予約した、こなた。
「私より、ハマってるわね…。」と、呆れつつも感心するかがみ。
しかし、ゆい姉さんはその上を行き、こなたに借りたレース漫画に影響され、車を買ったらしい。
「趣味の力って、凄いわね…。」唖然とする、かがみ。どうやら、ゆい姉さんの車はその時に衝動買いした様子。――これぞ、究極の『大人買い』。
黒井先生が贔屓の野球チームが、3連勝。ファンとしては、有頂天の黒井先生。
メジャーリーグの優勝チームが『ワールドチャンピオン』と称するも、「世界一を名乗りたければ、ウチのチームを倒してから言うんやな!」と、上機嫌。
ここで、みゆきの豆知識。
正岡子規は病床につくまで、野球好きが昂じて雅号を幼名の『升(のぼる)』に因み、『野球(のぼーる)』としていた時期が、あったらしい。(当時は捕手として活躍)
「結構、クサイのよねぇ。」「そうですねぇ。」かがみとみゆきの会話。
――この『クサイ』の正体は、最終回までに明かされるのでしょうか?
こなたが二人に『勉強』の質問。珍しい事もあると思いきや、クイズゲームの問題らしい。
みゆきでも結構難しい、この設問。こなたが拘る理由は・・?
――『あっちの世界』では、賢者と呼ばれているから…らしい。
「アンタもう、その『何とかアカデミー』に入学しちゃえよ…。」――呆れる、かがみ。
でも、本当に最終学歴が『何とかアカデミー卒』だったら、結構ビミョーかも…。
このゲームにハマリ過ぎて、寝不足気味のこなた。11時には寝てしまうみゆきを見て、『寝る子は育つ』の言葉を思い出す。
家に帰り『寝る子』のゆたかに、「ゆーちゃんは、育たないねぇ。」と、こなた。
翌日、その事をみなみに話す、ゆたか。みなみ、胸をペタペタ。
その夜。9時頃に、みなみに電話をかけるゆたか。しかし、みなみは寝ていて…。
どうやら、『寝る子は育つ』を実践中の様子。
※ここで、一つ発見。こなたに『育たないねぇ』と言われてから、みなみに電話をかけるまで、ゆたかは3度、リボンを取り替えています。
(「育たないねぇ」の時は、黄土色。学校で、みなみと話していた時は、紺色・その夜は、白色。)
それにしても、毎日リボンを交換するのはともかく、放課後に新しいリボンに取り替えてるなんて。
この辺は、がさつな僕には思いもつかない、女の子ならではの拘りでしょう。
『思わず、やってしまう』
・イヤホンで音楽を聴いている、ゆたか。知らない内に、身体がリズムを刻む。
それを、こなたに見られて恥ずかしがる。
・電話をかけている相手には見えないのに、思わず頭を下げたりして、ついつい反応してしまう。
それをこなたに見られ、照れるかがみ。
・電話中は、手持ち無沙汰。ついつい紙に落書きしたり、ころころローラーで床掃除。
(でも電話が終われば、其処で終了。続きをするかは、その人次第。)
かがみのクラス。
ジュースを途中までストローで吸って、飲み口を指で覆い『ポッキー』と、おどけるみさお。
「そう言えば、ヨーグルトを掻き回して『パン工場ー』ってやったわよねー。」
かがみの発言に一瞬、時間が止まる。その後、みさおが嬉しそうに、かがみをからかう。
こなたに貸す為に、みさおに貸したゲームを返却する様に告げる、かがみ。
誰にゲームを貸したかを、覚えているかがみに感心するみさお。
自分は、誰にゲームを貸し借りしたのかを忘れるのに…と。
『貸借主忘却の法則』を提唱する、みさお。――それが、『宇宙の法則』らしい。
眠くなるまで勉強した後、寝ようとしても、なかなか寝つけないつかさ。
(主な理由)
思わず、変なギャグを思いつき、口にしてしまう。
布団に入った途端、ひんやりした感触が気になってしまって。
何故か、足元だけが火照ってきて…。
ここで一つ提案を。机の傍に布団を敷いて、眠くなったら即寝る!と言うのはどうでしょうか?
取り敢えず目を瞑ってしまえば、後は勝手に寝ていると思います。
(眠れなくても、寝転んで目を瞑るだけで、休養にはなるそうです。)
後半。珍しくCMが一本だけでした。
「焼き芋の美味しい季節になったわよねー。」嬉しそうに、焼き芋を頬張るかがみ。
「いや、かがみ。あのさ…。」「いや、分ってる。分ってるから言うな…。少し、食べる?」
涙ながらに、こなたに焼き芋を手渡す、かがみ。
「ドーモありがとう。でも、太るよ?」「結局言うし…。」ズバリ言われると辛い、かがみ。
でも、仕方ないのよ。オジさんと目が合っちゃってさぁ…。
買わないのも、悪いじゃない?
ほら、『買ってくれないかなぁ?』『買って貰えないと、傷付くなぁ…。』という、あの視線が…。
こなたに言い訳する、かがみ。多分、こなたにしか見せない態度。
「太るよ?」と指摘されそうになり、泣く泣くこなたに焼き芋を渡す時、『少し』と言ってみたり、焼き芋屋のオジさんの心情を想像してみたり。
(この後、こなたに『少し』あげた焼き芋は、ちゃんと返して貰っているでしょう。)
この、こなたにだけ見せる『弱さ』も、かがみの魅力だと思います。
もしもこの場に、つかさやみゆきが居たら、少し反応が違ったと思います。
「太るよ?」と、こなたに言われた瞬間、「わ、分ってるわよ!」と強がり、残った焼き芋も「コレもうあげるから、食べていいわよ。」と、つかさかこなたに『全部』あげたり、焼き芋を買った理由(言い訳)も、微妙に変わっていると思います。
「だって、仕方ないでしょ?焼き芋屋のオジさんと目が合っちゃたんだから、買わないと何か、悪いじゃない…。」
少し照れながら、ソッポを向いて言ったのではないでしょうか?
(内容は同じですが、つかさ達が居ると、少し理知的であろうと振舞う…と言う感じ。)
「あーもう、分るなぁー。」
コミケでも、売り子と目が合うと本を戻し難いと語る、こなた。
話が通じない事も、お構いなし。少し呆れる、かがみ。
サークルの前で物色している時の事と知り、「でも結局、戻すんでしょ?」と返す、かがみ。
この辺は、付き合いの長さがなせる技でしょう。
ラノベがアニメ化される機会が増え、こなたに貸した本も、3回アニメ化。
コレを機会に、こなたにも原作を読んで欲しいと願う、かがみ。
でも、こなたはまだ読んでいないばかりか、『いっそギャルゲ化してくれれば』と、願う始末。
マヨネーズの瓶の蓋が閉められないゆたかに、萌えを感じるこなた。
代わりに閉めてあげるものの、カッチリ閉まって開けられなくなる。困るゆたか。
ポテチの袋が開けられないゆたかの為に、蓋を開けようとするこなた。でも、開けられなくて。
『ギザギザの所から開けるのは、負けた気がする』と言う、こなたの拘り。
この拘りは、良く理解できます。普通だったら簡単に開く筈が、中々開けられない時の苛立ちと来たら…!(逆に、『ギザギザから封を切って下さい』と書いているのに普通に開けられた時は、勝った気になります。)
ゆたかは瓶の蓋の開閉に苦労していましたが、多分握力や腕力が、無いからでしょう。
ゆたかは左利きなので、蓋を開けるのは簡単な筈です。(開ける時は、左回しなので。)
色々と不便を強いられる左利きにとって、蓋の開封は、数少ない利点です。(僕も、左利きです。)
ハサミ・包丁・缶切りなど、色々と使い難く心底不便なのですが、蓋の開封は左利きが輝ける、数少ない場面です。(右利きより有利、と言う意味です。)
「もし私やゆーちゃんが、同学年の男子に告白されたら、その人はロリコンなの?」
娘の質問に必死で悩む、そうじろう。視点を変えるだけで、どうとでも取れるので、返答に困っている様子。
この辺は、小説家ならではの悩みでしょうか?
職業柄、様々な場面を想定しているだろうし、考えを一つに絞れないのかも知れません。
『幼い外見のかなたと結婚し、瓜二つのこなたを溺愛しているそうじろうは、ロリコンか?』
こなたの問いに、「ロリコンでもある。」と答えた、そうじろう。結局は『キャラに拠りけり』との事。
父の返答に、『どっちにしても、ダメ人間』と思った、こなた。もし自分が男だったら、今と同様に接するかを訊くと…。
「アタリマエ、ジャナイカァー。」乾き切った声のそうじろう。
「ハイハイ。私が女でヨカッタネー。」父の予想通りの台詞を、サラッと流すこなた。
ギャルゲのヒロインっぽい、かなた。父がベタ惚れなのは当然として、母が結婚を決意した理由が、分らないこなた。その理由は…?
「お前が振り向いてくれないから、俺はこんなギャルゲ好きな男になったんだ。」
こう言ったら、割とすんなり結婚してくれたと語る父に、「あなたは最低だ!」と、糾弾するこなた。
勿論それだけではなく、こなたが誕生した時は、かなた共々本当に喜んだと語るそうじろう。
『背は私に似ず、性格は、そう君に似ないで欲しい』
かなたの願いも空しく、『小っこくてマニアック』に育った、こなた。
それでも、思い遣りのある良い子に育った娘が、健やかに育って欲しいと願う、そうじろう。
そんな彼の『理想の死に方』は、『萌え死に』。それを聞いたこなたは…。
「お父さん、絶対ろくな死に方しないねっ!」と、心底呆れる様子。
でも、これは…そうじろうなりの、照れ隠しだと思います。
そうじろうの一番の『萌え』は、かなたとこなただと思います。そして、もしこなたが結婚して出産したら、その子も。
きっと、『こなたに見守られて』と言うのが、そうじろうの本当の望みでしょう。
『ここにある彼方』
かなたとそうじろうの青春・結婚・こなたの誕生。娘の成長を傍で見続けられなかった、かなた。
空の上から久々に帰宅して、こなた達の様子を覗う。
「はぁー。ここに帰るのも久し振り。ふふっ。あの二人は今頃、何をしてるかしら?」
『取材の為』と称して買ったデジカメで、こなたと記念撮影をする、そうじろう。
べたべたと引っ付く父を、「あっちへ行け。てぇ~い!」と、足蹴にするこなた。(本当に、邪険に扱っている訳ではない。)
他人の都合を考えない夫の姿に、「相変わらずね。」と苦笑する、かなた。
「ほんと、しかしアレだな…。抱っこした感じがドンドンかなたに似てきて、ドキドキするなぁ…。」
「「ちょ…!そういう危険な発言を、堂々としないように!」」
そうじろうの発言に、思わずツッコミをいれる、かなた・こなた母娘。
「ふぅ。お母さんの苦労が、偲ばれるよ…。」と、溜息するこなた。
「ホントにね。お父さん、あんなだけど…非行に走っちゃダメよ?」――娘の心配をする、かなた。
そうじろうが、こなたにゲームの攻略法を訊く。父娘が仲睦まじい様子を見て、安心するかなた。
しかし…。
「中々、狙ったキャラのエロシーンに、行けないんだよなぁ…。」
「って、うわぁ!娘に何をやらせているんですか!アナタは!!」
夫の問題発言に、大慌てのかなた。娘への情操教育を間違っていないか、心配する。
「ねえ。お母さんはどうして、お父さんを選んだの?」
「「えっ!?」」娘の突然の質問に、驚く夫婦。
「だって、オタクでロリコンなエロ親父だよ。普通は選ばないよ…。」
「「そこまで言うか…。」」辛辣な娘の意見に、困り果てる夫婦。
とことん手厳しいこなたに、そうじろうは語る。『ダメ人間』の自分が唯一、自信を持って言える事を。
「俺が世界中で一番、かなたを愛している。」
愛している――。『愛していた』ではなくて、それは今も続く…そうじろうの、かなたへの愛。
そうじろうの瞳は、見えない筈のかなたに向けられていている様で…。
「あっ――コレだ。やっぱり、敵わないな。」
そうじろうと共に在った、青春の日々。学生時代の、色々な想い出。
一緒に食事をしたり、デートしたり。時には、ケンカもしたり。
海水浴ではしゃいだら、帰りには気分が悪くなって、そうじろうに心配されたり。
帰りの電車で、そうじろうに寄り掛かって眠るかなた。
本屋で夢中になって本を読むそうじろうに、困り果てた時も。
一緒に暮らし始めて、はじめての料理。大根に、苦戦。
原稿を書いているそうじろうに、夜食を持っていくかなた。
完成原稿をかなたに読んでもらう、そうじろう。後日、かなたにプロポーズ。
新人賞落選で、落ち込むそうじろうを、居酒屋で慰めるかなた。
海を見ながら、寄り添うふたり。一緒に買い物をして、幸せそうな新婚生活。
生まれたこなたを抱いている、かなた。妻の乗る車椅子を押す、そうじろう。
かなたの病室で、看病疲れで寝ているそうじろう。その頭を、そっと撫でるかなた。
親子3人で、いつか見た海の景色を眺める。夕焼け空が、親子を優しく包む。
自分の全てを受け入れて、自分に全てを見せてくれた、そうじろう。
二人の愛の結晶・生きた証のこなた。
今…大切な二人のに傍に居られない事を、少し悔しく思うかなた。その目に留まる、一枚の写真。
病室で撮った、一枚の写真。それには、幸せそうな親子の姿が。
自分が世を去った後も、変わらずに愛してくれている、夫と娘。
二人の中で自分が生き続けてくれるのなら、これからも空の上で見守ろうと思う、かなた。
『私にいっぱいの幸せをくれた、そう君達が…幸せでいられる様に…。』
記念撮影のこなた達の傍に、寄り添うかなた。久々に三人で撮った、記念写真。
二人の驚く姿を想像し、イタズラっぽく笑うかなた。でもそれは、少し予想外で…。
「うわっ!お父さん、この写真!」「ん…?うわぁ!」「何か、人の影みたいなのが写ってるー!」「本物の、心霊写真…!」
「えっ?あ、アレっ…?」心霊写真扱いされている事に、戸惑うかなた。其処に、風呂上りのゆたか。
「「ゆ・ゆゆゆ…ゆーちゃん!!」」
「ちょ、ちょっと…。」――二人の動揺振りに、慌てるかなた。
「こ、コレ見てっ!」「えっ、何々?どうしたの??――うわぁ!」
「しょ・しょ…消去!消去しなきゃ!呪われるよぉ~!」「止めて、消さないで…!」必死で止めようとする、かなた。
「だ、ダメだ!消すだけじゃなくて、お焚き上げしないと…!」
「お焚き上げないでぇ~!!」夫に懇願する、かなた…。
かなたのエピソードを観た時の心境は、第一稿で書きましたが、少しだけ補足を。
僕は昨年父を亡くして以来、一つの感情に、蓋をしてきました。
様々な出来事や物語で感動したりと、感情が揺さぶられそうになった時、泣くのを我慢していました。
全く泣かなかった訳ではありませんが、泣くのを我慢している内に、感動して泣く事が出来なくなりました。
『もしかしたら、一生このままなのか?』と、諦めてしまう事もありました。
かなたのエピソードをはじめて観た時、温かさと優しさを感じました。
そして三度目の視聴で、ほんの少し涙が出ました。そして原作の五巻の同じエピソードを読んだ時、涙が零れました。
かつての自分(涙脆い)に比べれば微々たるモノですが、それでもこの時、自分の感情が元に戻りつつあるのだと、実感しました。
かなたを今も『愛している』と言った、そうじろう。
「お母さんの苦労が偲ばれるよ。」と言ったこなた。
二人の中で、かなたは今も『傍にいる』。
その姿は見えないけれど。声は聞こえないけれど。
かなたという大切な人を、自分の傍に・心の中に感じられる。
『ここにある彼方』と言うのは、そう言う意味なのだと思いました。
かなたが『里帰り』をしたシーン。花瓶には、コスモスが飾られていました。
この花はきっと、かなたの好きな花なのでしょう。
きっと毎日、この花は枯れることなく花瓶に咲いていると思います。(少なくとも、コスモスが咲いている季節の間は。)
そうじろう・かなた・こなたの三人が、夕暮れの海を眺めているシーン。
僕はこの親子は、朝からずっと、海を眺めていたのではないかと思います。
かなたが好きな風景を、いつまでも見ていたい。
そう思っている内に夕方になって、それでもずっと、海と空を眺めていた――。
あの風景は、そんな感じだったのかも知れません。
そして写された、親子三人の幸せそうな表情。
『この瞬間が、ずっと続きますように』
――そんな願いが、掛けられているのかも知れません。
最近話すようになったけど、まだ少し『みなみん(みなみ)』が怖い、ひより。
その事をゆたかに話すと、「本当は、優しいのに。」と、笑うゆたか。
「あっ。みなみちゃん、おかえりー。」
教室に帰って来たみなみを出迎える、ゆたか。
ゆたかに優しそうに語る、みなみ。――仲睦まじい二人。
そんな二人を見て、思わず妄想するひより。
「ゆたか、タイが曲がっていてよ…。」「お、お姉様…。」
――いかんいかんっ!また友達を、こんな目で…!やっぱり、溜まってるのかしら…?
頭を抱えるひよりを、不思議そうに見つめる、ゆたか達。
『らっきー☆ちゃんねる』
――3・2・1・スタート!
あれから一向に戻らない、あきら様・みのる君・小野さん。(マネージャーは逃げた。)
プロデューサーの、呟き。
「どっちにしろアイツ等、クビだけどな…。」
『誰も訊かれていないから』と油断し、延々と愚痴るプロデューサー。
カメラが回ってると知り、大慌て。そのまま番組は終了…。
これから、どうなる?『らっきー☆ちゃんねる』!
次週からは、こなた達の雑談コーナーか?!
(と思ったら次回、スゴイお方がやって来ました…!)
ED。今回は、みのる君のメドレー。柊姉妹に、イジられっ放し。
前回同様、妙に優遇されています。――これが、人気投票1位の余裕かっ!
「磯野ー磯野ー!」「何だい、中島!」シィヤァー!
※ここで、橋本や西原の名を思い浮かべた人は、立派な『サザエさん』マニアです。(カツオの友人の名前)
何故『サザエさん』なのかは解りませんが、笛の音一つで曲が変わるルール。
最終的に、曲が混ぜこぜになり、メドレー終了。――結構、笑えました。
次回予告は、かなたとそうじろう。
「じゃあ、そう君。私、そろそろ行くね。」「行ってしまうの?」「え、ええ。」
「私も連れてって。幽体離脱はまだ出来ないけど、きっと覚えます。」
「そう君。また、アニメや漫画の話してるのね。――じゃあ、またねー。」「ああ、かなたぁー。」
次回・『微妙なライン』
「そう君、気流が乱れて、上手く飛べないのー!」「オイオイ…。」
喩え住む世界が違っても、通じ合える夫婦の絆。何か、羨ましいです。
しばらくは気流が乱れて、帰れないかなた。
つかの間だけど、夫婦水入らずの時間を楽しんでいるのかも知れません。
当初は、第一稿に少しネタを足すだけの予定が、思いの外、長くなりました。
それだけ僕にとって、思い入れのある話でした。(その所為もあり、完成が遅れました。)
まだ最終回ではありませんが、「ありがとう。」と言わせて下さい。
――ありがとう『らき☆すた』。僕は今、幸せな気分です。
では、また次回。
次回は、ここまでお待たせしない様に、全力を尽くします。
「玉子が美味しいと、何だか嬉しいよねぇー。」と、嬉しそうに語るゆたか。
『玉子や穴子が美味しい店は、良い寿司屋』らしいので、結構良い店の様子。
でも、ガソリン代が前日より2円値上がりした事に、激しく落ち込むゆい姉さん。
僕は車に乗らないので解りませんが、やっぱり拘る所なのでしょうか?
そして、ゆい姉さんが今運転している車には、こんな秘話が。
かがみに借りた本の作品がゲーム化されるのを知り、すぐさま限定版を予約した、こなた。
「私より、ハマってるわね…。」と、呆れつつも感心するかがみ。
しかし、ゆい姉さんはその上を行き、こなたに借りたレース漫画に影響され、車を買ったらしい。
「趣味の力って、凄いわね…。」唖然とする、かがみ。どうやら、ゆい姉さんの車はその時に衝動買いした様子。――これぞ、究極の『大人買い』。
黒井先生が贔屓の野球チームが、3連勝。ファンとしては、有頂天の黒井先生。
メジャーリーグの優勝チームが『ワールドチャンピオン』と称するも、「世界一を名乗りたければ、ウチのチームを倒してから言うんやな!」と、上機嫌。
ここで、みゆきの豆知識。
正岡子規は病床につくまで、野球好きが昂じて雅号を幼名の『升(のぼる)』に因み、『野球(のぼーる)』としていた時期が、あったらしい。(当時は捕手として活躍)
「結構、クサイのよねぇ。」「そうですねぇ。」かがみとみゆきの会話。
――この『クサイ』の正体は、最終回までに明かされるのでしょうか?
こなたが二人に『勉強』の質問。珍しい事もあると思いきや、クイズゲームの問題らしい。
みゆきでも結構難しい、この設問。こなたが拘る理由は・・?
――『あっちの世界』では、賢者と呼ばれているから…らしい。
「アンタもう、その『何とかアカデミー』に入学しちゃえよ…。」――呆れる、かがみ。
でも、本当に最終学歴が『何とかアカデミー卒』だったら、結構ビミョーかも…。
このゲームにハマリ過ぎて、寝不足気味のこなた。11時には寝てしまうみゆきを見て、『寝る子は育つ』の言葉を思い出す。
家に帰り『寝る子』のゆたかに、「ゆーちゃんは、育たないねぇ。」と、こなた。
翌日、その事をみなみに話す、ゆたか。みなみ、胸をペタペタ。
その夜。9時頃に、みなみに電話をかけるゆたか。しかし、みなみは寝ていて…。
どうやら、『寝る子は育つ』を実践中の様子。
※ここで、一つ発見。こなたに『育たないねぇ』と言われてから、みなみに電話をかけるまで、ゆたかは3度、リボンを取り替えています。
(「育たないねぇ」の時は、黄土色。学校で、みなみと話していた時は、紺色・その夜は、白色。)
それにしても、毎日リボンを交換するのはともかく、放課後に新しいリボンに取り替えてるなんて。
この辺は、がさつな僕には思いもつかない、女の子ならではの拘りでしょう。
『思わず、やってしまう』
・イヤホンで音楽を聴いている、ゆたか。知らない内に、身体がリズムを刻む。
それを、こなたに見られて恥ずかしがる。
・電話をかけている相手には見えないのに、思わず頭を下げたりして、ついつい反応してしまう。
それをこなたに見られ、照れるかがみ。
・電話中は、手持ち無沙汰。ついつい紙に落書きしたり、ころころローラーで床掃除。
(でも電話が終われば、其処で終了。続きをするかは、その人次第。)
かがみのクラス。
ジュースを途中までストローで吸って、飲み口を指で覆い『ポッキー』と、おどけるみさお。
「そう言えば、ヨーグルトを掻き回して『パン工場ー』ってやったわよねー。」
かがみの発言に一瞬、時間が止まる。その後、みさおが嬉しそうに、かがみをからかう。
こなたに貸す為に、みさおに貸したゲームを返却する様に告げる、かがみ。
誰にゲームを貸したかを、覚えているかがみに感心するみさお。
自分は、誰にゲームを貸し借りしたのかを忘れるのに…と。
『貸借主忘却の法則』を提唱する、みさお。――それが、『宇宙の法則』らしい。
眠くなるまで勉強した後、寝ようとしても、なかなか寝つけないつかさ。
(主な理由)
思わず、変なギャグを思いつき、口にしてしまう。
布団に入った途端、ひんやりした感触が気になってしまって。
何故か、足元だけが火照ってきて…。
ここで一つ提案を。机の傍に布団を敷いて、眠くなったら即寝る!と言うのはどうでしょうか?
取り敢えず目を瞑ってしまえば、後は勝手に寝ていると思います。
(眠れなくても、寝転んで目を瞑るだけで、休養にはなるそうです。)
後半。珍しくCMが一本だけでした。
「焼き芋の美味しい季節になったわよねー。」嬉しそうに、焼き芋を頬張るかがみ。
「いや、かがみ。あのさ…。」「いや、分ってる。分ってるから言うな…。少し、食べる?」
涙ながらに、こなたに焼き芋を手渡す、かがみ。
「ドーモありがとう。でも、太るよ?」「結局言うし…。」ズバリ言われると辛い、かがみ。
でも、仕方ないのよ。オジさんと目が合っちゃってさぁ…。
買わないのも、悪いじゃない?
ほら、『買ってくれないかなぁ?』『買って貰えないと、傷付くなぁ…。』という、あの視線が…。
こなたに言い訳する、かがみ。多分、こなたにしか見せない態度。
「太るよ?」と指摘されそうになり、泣く泣くこなたに焼き芋を渡す時、『少し』と言ってみたり、焼き芋屋のオジさんの心情を想像してみたり。
(この後、こなたに『少し』あげた焼き芋は、ちゃんと返して貰っているでしょう。)
この、こなたにだけ見せる『弱さ』も、かがみの魅力だと思います。
もしもこの場に、つかさやみゆきが居たら、少し反応が違ったと思います。
「太るよ?」と、こなたに言われた瞬間、「わ、分ってるわよ!」と強がり、残った焼き芋も「コレもうあげるから、食べていいわよ。」と、つかさかこなたに『全部』あげたり、焼き芋を買った理由(言い訳)も、微妙に変わっていると思います。
「だって、仕方ないでしょ?焼き芋屋のオジさんと目が合っちゃたんだから、買わないと何か、悪いじゃない…。」
少し照れながら、ソッポを向いて言ったのではないでしょうか?
(内容は同じですが、つかさ達が居ると、少し理知的であろうと振舞う…と言う感じ。)
「あーもう、分るなぁー。」
コミケでも、売り子と目が合うと本を戻し難いと語る、こなた。
話が通じない事も、お構いなし。少し呆れる、かがみ。
サークルの前で物色している時の事と知り、「でも結局、戻すんでしょ?」と返す、かがみ。
この辺は、付き合いの長さがなせる技でしょう。
ラノベがアニメ化される機会が増え、こなたに貸した本も、3回アニメ化。
コレを機会に、こなたにも原作を読んで欲しいと願う、かがみ。
でも、こなたはまだ読んでいないばかりか、『いっそギャルゲ化してくれれば』と、願う始末。
マヨネーズの瓶の蓋が閉められないゆたかに、萌えを感じるこなた。
代わりに閉めてあげるものの、カッチリ閉まって開けられなくなる。困るゆたか。
ポテチの袋が開けられないゆたかの為に、蓋を開けようとするこなた。でも、開けられなくて。
『ギザギザの所から開けるのは、負けた気がする』と言う、こなたの拘り。
この拘りは、良く理解できます。普通だったら簡単に開く筈が、中々開けられない時の苛立ちと来たら…!(逆に、『ギザギザから封を切って下さい』と書いているのに普通に開けられた時は、勝った気になります。)
ゆたかは瓶の蓋の開閉に苦労していましたが、多分握力や腕力が、無いからでしょう。
ゆたかは左利きなので、蓋を開けるのは簡単な筈です。(開ける時は、左回しなので。)
色々と不便を強いられる左利きにとって、蓋の開封は、数少ない利点です。(僕も、左利きです。)
ハサミ・包丁・缶切りなど、色々と使い難く心底不便なのですが、蓋の開封は左利きが輝ける、数少ない場面です。(右利きより有利、と言う意味です。)
「もし私やゆーちゃんが、同学年の男子に告白されたら、その人はロリコンなの?」
娘の質問に必死で悩む、そうじろう。視点を変えるだけで、どうとでも取れるので、返答に困っている様子。
この辺は、小説家ならではの悩みでしょうか?
職業柄、様々な場面を想定しているだろうし、考えを一つに絞れないのかも知れません。
『幼い外見のかなたと結婚し、瓜二つのこなたを溺愛しているそうじろうは、ロリコンか?』
こなたの問いに、「ロリコンでもある。」と答えた、そうじろう。結局は『キャラに拠りけり』との事。
父の返答に、『どっちにしても、ダメ人間』と思った、こなた。もし自分が男だったら、今と同様に接するかを訊くと…。
「アタリマエ、ジャナイカァー。」乾き切った声のそうじろう。
「ハイハイ。私が女でヨカッタネー。」父の予想通りの台詞を、サラッと流すこなた。
ギャルゲのヒロインっぽい、かなた。父がベタ惚れなのは当然として、母が結婚を決意した理由が、分らないこなた。その理由は…?
「お前が振り向いてくれないから、俺はこんなギャルゲ好きな男になったんだ。」
こう言ったら、割とすんなり結婚してくれたと語る父に、「あなたは最低だ!」と、糾弾するこなた。
勿論それだけではなく、こなたが誕生した時は、かなた共々本当に喜んだと語るそうじろう。
『背は私に似ず、性格は、そう君に似ないで欲しい』
かなたの願いも空しく、『小っこくてマニアック』に育った、こなた。
それでも、思い遣りのある良い子に育った娘が、健やかに育って欲しいと願う、そうじろう。
そんな彼の『理想の死に方』は、『萌え死に』。それを聞いたこなたは…。
「お父さん、絶対ろくな死に方しないねっ!」と、心底呆れる様子。
でも、これは…そうじろうなりの、照れ隠しだと思います。
そうじろうの一番の『萌え』は、かなたとこなただと思います。そして、もしこなたが結婚して出産したら、その子も。
きっと、『こなたに見守られて』と言うのが、そうじろうの本当の望みでしょう。
『ここにある彼方』
かなたとそうじろうの青春・結婚・こなたの誕生。娘の成長を傍で見続けられなかった、かなた。
空の上から久々に帰宅して、こなた達の様子を覗う。
「はぁー。ここに帰るのも久し振り。ふふっ。あの二人は今頃、何をしてるかしら?」
『取材の為』と称して買ったデジカメで、こなたと記念撮影をする、そうじろう。
べたべたと引っ付く父を、「あっちへ行け。てぇ~い!」と、足蹴にするこなた。(本当に、邪険に扱っている訳ではない。)
他人の都合を考えない夫の姿に、「相変わらずね。」と苦笑する、かなた。
「ほんと、しかしアレだな…。抱っこした感じがドンドンかなたに似てきて、ドキドキするなぁ…。」
「「ちょ…!そういう危険な発言を、堂々としないように!」」
そうじろうの発言に、思わずツッコミをいれる、かなた・こなた母娘。
「ふぅ。お母さんの苦労が、偲ばれるよ…。」と、溜息するこなた。
「ホントにね。お父さん、あんなだけど…非行に走っちゃダメよ?」――娘の心配をする、かなた。
そうじろうが、こなたにゲームの攻略法を訊く。父娘が仲睦まじい様子を見て、安心するかなた。
しかし…。
「中々、狙ったキャラのエロシーンに、行けないんだよなぁ…。」
「って、うわぁ!娘に何をやらせているんですか!アナタは!!」
夫の問題発言に、大慌てのかなた。娘への情操教育を間違っていないか、心配する。
「ねえ。お母さんはどうして、お父さんを選んだの?」
「「えっ!?」」娘の突然の質問に、驚く夫婦。
「だって、オタクでロリコンなエロ親父だよ。普通は選ばないよ…。」
「「そこまで言うか…。」」辛辣な娘の意見に、困り果てる夫婦。
とことん手厳しいこなたに、そうじろうは語る。『ダメ人間』の自分が唯一、自信を持って言える事を。
「俺が世界中で一番、かなたを愛している。」
愛している――。『愛していた』ではなくて、それは今も続く…そうじろうの、かなたへの愛。
そうじろうの瞳は、見えない筈のかなたに向けられていている様で…。
「あっ――コレだ。やっぱり、敵わないな。」
そうじろうと共に在った、青春の日々。学生時代の、色々な想い出。
一緒に食事をしたり、デートしたり。時には、ケンカもしたり。
海水浴ではしゃいだら、帰りには気分が悪くなって、そうじろうに心配されたり。
帰りの電車で、そうじろうに寄り掛かって眠るかなた。
本屋で夢中になって本を読むそうじろうに、困り果てた時も。
一緒に暮らし始めて、はじめての料理。大根に、苦戦。
原稿を書いているそうじろうに、夜食を持っていくかなた。
完成原稿をかなたに読んでもらう、そうじろう。後日、かなたにプロポーズ。
新人賞落選で、落ち込むそうじろうを、居酒屋で慰めるかなた。
海を見ながら、寄り添うふたり。一緒に買い物をして、幸せそうな新婚生活。
生まれたこなたを抱いている、かなた。妻の乗る車椅子を押す、そうじろう。
かなたの病室で、看病疲れで寝ているそうじろう。その頭を、そっと撫でるかなた。
親子3人で、いつか見た海の景色を眺める。夕焼け空が、親子を優しく包む。
自分の全てを受け入れて、自分に全てを見せてくれた、そうじろう。
二人の愛の結晶・生きた証のこなた。
今…大切な二人のに傍に居られない事を、少し悔しく思うかなた。その目に留まる、一枚の写真。
病室で撮った、一枚の写真。それには、幸せそうな親子の姿が。
自分が世を去った後も、変わらずに愛してくれている、夫と娘。
二人の中で自分が生き続けてくれるのなら、これからも空の上で見守ろうと思う、かなた。
『私にいっぱいの幸せをくれた、そう君達が…幸せでいられる様に…。』
記念撮影のこなた達の傍に、寄り添うかなた。久々に三人で撮った、記念写真。
二人の驚く姿を想像し、イタズラっぽく笑うかなた。でもそれは、少し予想外で…。
「うわっ!お父さん、この写真!」「ん…?うわぁ!」「何か、人の影みたいなのが写ってるー!」「本物の、心霊写真…!」
「えっ?あ、アレっ…?」心霊写真扱いされている事に、戸惑うかなた。其処に、風呂上りのゆたか。
「「ゆ・ゆゆゆ…ゆーちゃん!!」」
「ちょ、ちょっと…。」――二人の動揺振りに、慌てるかなた。
「こ、コレ見てっ!」「えっ、何々?どうしたの??――うわぁ!」
「しょ・しょ…消去!消去しなきゃ!呪われるよぉ~!」「止めて、消さないで…!」必死で止めようとする、かなた。
「だ、ダメだ!消すだけじゃなくて、お焚き上げしないと…!」
「お焚き上げないでぇ~!!」夫に懇願する、かなた…。
かなたのエピソードを観た時の心境は、第一稿で書きましたが、少しだけ補足を。
僕は昨年父を亡くして以来、一つの感情に、蓋をしてきました。
様々な出来事や物語で感動したりと、感情が揺さぶられそうになった時、泣くのを我慢していました。
全く泣かなかった訳ではありませんが、泣くのを我慢している内に、感動して泣く事が出来なくなりました。
『もしかしたら、一生このままなのか?』と、諦めてしまう事もありました。
かなたのエピソードをはじめて観た時、温かさと優しさを感じました。
そして三度目の視聴で、ほんの少し涙が出ました。そして原作の五巻の同じエピソードを読んだ時、涙が零れました。
かつての自分(涙脆い)に比べれば微々たるモノですが、それでもこの時、自分の感情が元に戻りつつあるのだと、実感しました。
かなたを今も『愛している』と言った、そうじろう。
「お母さんの苦労が偲ばれるよ。」と言ったこなた。
二人の中で、かなたは今も『傍にいる』。
その姿は見えないけれど。声は聞こえないけれど。
かなたという大切な人を、自分の傍に・心の中に感じられる。
『ここにある彼方』と言うのは、そう言う意味なのだと思いました。
かなたが『里帰り』をしたシーン。花瓶には、コスモスが飾られていました。
この花はきっと、かなたの好きな花なのでしょう。
きっと毎日、この花は枯れることなく花瓶に咲いていると思います。(少なくとも、コスモスが咲いている季節の間は。)
そうじろう・かなた・こなたの三人が、夕暮れの海を眺めているシーン。
僕はこの親子は、朝からずっと、海を眺めていたのではないかと思います。
かなたが好きな風景を、いつまでも見ていたい。
そう思っている内に夕方になって、それでもずっと、海と空を眺めていた――。
あの風景は、そんな感じだったのかも知れません。
そして写された、親子三人の幸せそうな表情。
『この瞬間が、ずっと続きますように』
――そんな願いが、掛けられているのかも知れません。
最近話すようになったけど、まだ少し『みなみん(みなみ)』が怖い、ひより。
その事をゆたかに話すと、「本当は、優しいのに。」と、笑うゆたか。
「あっ。みなみちゃん、おかえりー。」
教室に帰って来たみなみを出迎える、ゆたか。
ゆたかに優しそうに語る、みなみ。――仲睦まじい二人。
そんな二人を見て、思わず妄想するひより。
「ゆたか、タイが曲がっていてよ…。」「お、お姉様…。」
――いかんいかんっ!また友達を、こんな目で…!やっぱり、溜まってるのかしら…?
頭を抱えるひよりを、不思議そうに見つめる、ゆたか達。
『らっきー☆ちゃんねる』
――3・2・1・スタート!
あれから一向に戻らない、あきら様・みのる君・小野さん。(マネージャーは逃げた。)
プロデューサーの、呟き。
「どっちにしろアイツ等、クビだけどな…。」
『誰も訊かれていないから』と油断し、延々と愚痴るプロデューサー。
カメラが回ってると知り、大慌て。そのまま番組は終了…。
これから、どうなる?『らっきー☆ちゃんねる』!
次週からは、こなた達の雑談コーナーか?!
(と思ったら次回、スゴイお方がやって来ました…!)
ED。今回は、みのる君のメドレー。柊姉妹に、イジられっ放し。
前回同様、妙に優遇されています。――これが、人気投票1位の余裕かっ!
「磯野ー磯野ー!」「何だい、中島!」シィヤァー!
※ここで、橋本や西原の名を思い浮かべた人は、立派な『サザエさん』マニアです。(カツオの友人の名前)
何故『サザエさん』なのかは解りませんが、笛の音一つで曲が変わるルール。
最終的に、曲が混ぜこぜになり、メドレー終了。――結構、笑えました。
次回予告は、かなたとそうじろう。
「じゃあ、そう君。私、そろそろ行くね。」「行ってしまうの?」「え、ええ。」
「私も連れてって。幽体離脱はまだ出来ないけど、きっと覚えます。」
「そう君。また、アニメや漫画の話してるのね。――じゃあ、またねー。」「ああ、かなたぁー。」
次回・『微妙なライン』
「そう君、気流が乱れて、上手く飛べないのー!」「オイオイ…。」
喩え住む世界が違っても、通じ合える夫婦の絆。何か、羨ましいです。
しばらくは気流が乱れて、帰れないかなた。
つかの間だけど、夫婦水入らずの時間を楽しんでいるのかも知れません。
当初は、第一稿に少しネタを足すだけの予定が、思いの外、長くなりました。
それだけ僕にとって、思い入れのある話でした。(その所為もあり、完成が遅れました。)
まだ最終回ではありませんが、「ありがとう。」と言わせて下さい。
――ありがとう『らき☆すた』。僕は今、幸せな気分です。
では、また次回。
次回は、ここまでお待たせしない様に、全力を尽くします。
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