yukitaの想い出日誌 sola・13話・『ソラ』
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sola・13話・『ソラ』

こんばんは、yukitaです。

依人・茉莉・蒼乃の空を巡る物語。その行き着く先は…。

追記:DVD4巻の収録情報に誤りがあり、訂正しました。(7月14日)
蒼乃を人間に戻す為、自らの命を刀に宿らせた茉莉。蒼乃を貫けば、全てが終わる。
しかし、茉莉が躊躇った一瞬を突き、蒼乃は依人を振りほどく。
刀は蒼乃を逸れ、依人を掠める。依人の呻きと共に、腕の一部が紙へと戻る。

紙をドリル状の刃に変え、茉莉に狙いを定める蒼乃。
茉莉の盾になり、蒼乃を止めようとする依人。その場から離れる蒼乃。
天井の穴から逃げ出した蒼乃を、目で追う依人。蹲る茉莉の声を聞き、駆け寄る。
「ごめん。迷っちゃった。」「一度、戻ろう。」一時撤退を提案する、依人。
「駄目。もう…時間ないから。」蒼乃を人間に戻す為に、茉莉に残された時間は、もう僅か。
「早く…行かなきゃ。蒼乃の…所へ。」力を振り絞り、蒼乃の所を目指す。

瓦礫にもたれ、傷付いた肩に手を遣る蒼乃。しかし…。
「おかしい…。傷が治らない。まさか…!夜禍の力が?」

茉莉を背負う、依人。こんな事は、もうニ度と無い。そう思っていた茉莉。
浜風が吹き、二人は夜明け前の町並みを見下ろす。
「こんな空だったよね?依人と出逢った時…。」「そうだな。」「あっ。絹積雲。」雲を指差す、茉莉。
「おっ?良く解ったな?」感心する依人に「乱層雲に積乱雲。圏雲・層雲・積雲それから…。」
依人に教わった雲の名前を、一つずつ挙げていく茉莉。
「ごめんな。結局見せて遣れなかった。本物の空。」約束を果たせない事を謝る依人。
でも茉莉は、『依人の目を通して、沢山の空を見せてもらった。』と満足そうに呟く。
突然、蹲る依人。依人の腕が、肩口まで紙に戻る。――蒼乃の夜禍の力が、尽きかけている。
蒼乃と戦う姿を、これ以上依人に見せたくない。そう言って、依人にこの場で待つ様に頼む。
「心配しないで。また逢える。きっと逢えるから…。」静かに去っていく茉莉。
「ミエミエの嘘を…吐くなよ。」茉莉を見送り、静かに呟く依人。

夜禍の洞窟で初めて出逢った時の事を思い出す、茉莉と蒼乃。

村の崇りを鎮める為に、夜禍の生贄にされた蒼乃。でも茉莉を見て、彼女が他人を不幸にする筈が無いと確信。持っていた木の実を、空腹の茉莉に差し出す。
『美味しい時は、笑うのよ。こうやって。』表情を変えない茉莉の頬を引っ張り、笑顔を教える蒼乃。

「あなたの事を、思い出していた。」「私も。」微笑み合う二人。
『感情』を教えてくれた蒼乃に、感謝する茉莉。
「だから苦しく・悲しく・辛い。」茉莉に告げる蒼乃。
「でも、知らないよりはずっと良い。」「綺麗事を言わないで!」「違うよ。本当にそう思ってる。」
「だから、あなたを戻す。依人の死を受け入れなくてはいけない、あなたに。」
刀を構える茉莉。それに対抗する為に、同様の剣を作り出す蒼乃。――最後の対峙。

「姉さん、茉莉。空がみえるよ。もうすぐ…。」
崩れた壁にもたれ、夜明けの景色を眺める依人。

激しい鍔迫り合いの末、茉莉を地面に叩きつけた蒼乃。茉莉の傍には、刀が突き刺さっていた。
「これで…終わる!」茉莉の刀を手に、駆け出す蒼乃。「茉莉っー!」
叫びと共に突き刺したのは…依人。「より…と?」「姉さん。」――茉莉の盾になった依人。
「依人…。嘘っ、どうして?嫌っ…嫌ぁぁ!」目の前の光景が信じられない、蒼乃。
「姉さん。ありがとう…。」依人の身体は、全て紙に戻り、空へ舞っていく。
依人の名を叫び、その欠片を一つでも取り戻そうとする蒼乃。
『事実』を受け入れられず、ひたすら叫び、半狂乱の蒼乃。

「依人…。もう、迷わないよ。これで元通り。…全部。」
全てを受け入れた、茉莉。泣き崩れる蒼乃の顔に触れ、静かに呟く。
「蒼乃…。あげる、私の命。」刀が蒼乃を突き刺した瞬間、刀は粒子となる。
「ま…つり?」「見て。」空を見上げる茉莉と蒼乃。依人の欠片と、光の粒子が空に舞っていく。
「依人…。」呟く蒼乃。そして、夜が明けていく。

もしも許されるなら、最後にもう一度だけ…願ってもいいですか?
3人で見上げた、あの時の空を。辿り着けなかった、遠い約束の場所を…。


蒼乃と共に、夜明けの空を眺めながら、茉莉はただ一つ願う。「叶わなかった願い」を――。
取り戻した、蒼乃の日常。そして、静かに消えていく茉莉。

夜禍の洞窟。
「こっち来て。」ござの前に、茉莉を連れ出す蒼乃。傍には、依人が。
「何?」「いいから、いいから。はい、其処に寝て?」横になる様に告げる蒼乃の言葉を、不思議がりながらも受け入れる茉莉。天井には、空と雲の絵が。
「空の…つもりなんだけど。」「ちょっと、無理があるかな?」少し、バツが悪そうな姉弟。
「ソラ…。これが、空?」呟く茉莉。
「そう。」「茉莉が…いつか見る。」茉莉の両隣に寝る、依人と蒼乃。
3人で見た空。叶えたかった、茉莉の願い。

何処かの路地裏。廃ビルの片隅で、こっそり仔猫を飼っていた少年。隣りのダンボールに気付く。
気になって近付くと、中から寝ぼけた繭子が。そのまま倒れる…。
「うわぁ!お化けー!」必死で逃げる、少年。
「失礼ね…。」むくれる繭子。そこに、髭を剃った剛史が。「何やったんだ?」
「何も。」「泣いてたぞ。」「勝手に覗いて、勝手に逃げただけよ。」
突然、真剣な表情で繭子を見つめる剛史。「いつか、言おうと思ってたんだが…。」
「年々、服のセンスが悪くなってるよな…。」「…最っ低ぇ!」バチンッ!
告白かと思いきや、服のセンスを悪く言われ怒り心頭。剛史を思い切り引っ叩く、繭子。
(ちなみに繭子の服は、燕尾服?の上着に半ズボン(っぽいモノ)に帽子という、微妙な物)
「もげるかと思った…。」剛史の顔には、平手打ちの跡。「うるさい…。」おにぎりを頬張る、繭子。
「ねえ剛史。剛史はどうして、逃げなかったの?」「何の事だ?」「何でもない。忘れて。」
「逃げる訳、ないだろ?」「剛史…。」真剣な剛史の表情。
「さて。雨が止む前に行くか…。」「あっ。ちょっと待って剛史。」
手を繋ぐ二人。剛史の胸には仔猫。新たな旅の仲間と共に、二人は今日も旅を続ける。

春。路面電車から降りる少女。手には日傘。

石月家の朝。カーテンを開ける真名。折り紙をしている、こより。
「また折り紙?本当、飽きないわね。」「はい。とても奥深いのですよ。こうやって…。」
ピンポーン。玄関に向かう、こより。真名を迎えに来た塔子・ちとせ。
「あっ。これはご丁寧にすいません。いつも真名さんがお世話に…。」ビシィ!
「お姉ちゃんでしょ。」「うぅ…。すみません。」
こよりを慰め、高2になったのに、がさつな姉をからかう塔子・ちとせ。
「もうっ。何で私が責められる訳?」

紗絵(と真名)のバイト先のファミレス。そこを通りかかる、日傘の少女。

「ごちゅ~もんは、なんになさいますかぁ…。ほんじつは、タコとバジリコの冷製パスタがおすすめです。
意気消沈の、紗絵。剛史(と繭子)がこの街を去り一年。未だに落ち込んでいる紗絵に、呆れ果てる真名達。
「だって、髭ダンディよりいい男なんてぇ、絶対いないモン!」
「散々私の心を弄んだ挙句、挨拶も無しに居なくなるなんて、あんまりよぉぉ…!」
「もう、飽きた。」「真名、お願い。」「はいはい。」
紗絵の嘆きを無視し、塔子たちの注文を取る真名。(かつて此処でバイトをしていた経験)
真名がバイトを辞めた事を惜しむ塔子たちは、バイトを辞めた理由を訊く。
(紗絵が、役立たずと化しているのも原因の一つ。)
「ん~。何でだろ?自分でも良く解らないの。ただ、変えたかったのかな?何かを。」
ぼんやり空を眺め、曖昧に答える真名。自分でも解らない理由。
きっと、どこかで依人の事を覚えているから…。

※紗絵の中で、剛史の設定がとんでもない事になっている様子。妄想だけでこんなに盛り上がれるのだから、耽美系の小説でも書いてデビューすれば、そこそこ有名になれるかも。
もし紗絵が、髭を剃った剛史を知ったら、どんな反応をするか見てみたい気がします。

本屋へ立ち寄った、日傘の少女。
『おりがみ全集』(720円)を買おうと、本棚の前で背伸びするこより。
「お金より、もう少し背が欲しい気分です…。」
がっかりする、こより。日傘の少女が、こよりに本を手渡す。
「ありがとうございます。」「どういたしまして。」――人間に戻った蒼乃。

依人と茉莉が出会った公園の東屋で、折り紙を折るこより。それを見ている蒼乃。
「出来ました。」帆掛け舟を見せる、こより。
「あの。この船の先を握って、目を瞑っていただけますでしょうか?」
「こう?」こよりの指示に従う蒼乃。「はい。どうぞ開けて下さい。」
不思議がらない蒼乃に、驚くこより。
「あれっ?ご存知でしたか?真名さんに見せた時は…。」ビシィ!チョップの真似をする蒼乃。
びっくりした後、蒼乃を見つめるこより。手を隠し、とぼける蒼乃。
「もっと、教えてくれる?」「はい。」蒼乃の申し出を快諾するこより。
沢山の折り紙を折る、蒼乃達。取り戻した、大切な時間。

「ありがとう。楽しかった。」「こちらこそ、お付き合い戴き、ありがとうございます。」
「じゃあ、また。」「あの。お名前を教えていただけませんか?」
「蒼乃。森宮蒼乃。」「蒼乃…さん?」
去っていく蒼乃を見送り、帆掛け舟を見るこより。何かを思い出しそうになるが、空を見上げ微笑む。
舞い散る、二枚の桜の花びら。

御池学園の教室。
「ああ。数学の宿題、出でたんだよね。」机に忘れたノートを取り出す、真名。
隣りの依人の席を見つめる、真名。その先にある窓から見た青空。

屋上。
依人の想い出がある場所。其処には、制服姿の蒼乃。「あっ…。」
「あの…あっ!あなた…。」蒼乃の顔をみて、何かを思い出しそうになった真名。
「スースーする。短すぎるコレ。」両手でスカートを摘む、蒼乃。
「もしかして、転校生?」蒼乃に近付く真名。「一応。」「そっか!」元気な真名。
「空、見てたの?」「ええ、そう。」「ココから見る空、綺麗でしょ?」「うん。」
「特に、夕焼けが綺麗なんだ。私、放課後に来ていつも見てるから。」「どうして?」
「何でだろう?多分、前に…。」真名の顔を、真剣に見る蒼乃。
「解らないけど、好きなんだと思う。空を――大好きなんだと思う。」真名の言葉。
「私も…大好き。この大きな空は、どこまでも繋がってるから。人と海と街と。そして、夜と。」
「夜?」「そう。」感慨深そうに語る、蒼乃。

「空の向こうは、夜空。一つの同じ、繋がった…空。」

「そうだね。」同意する真名。
「だから私は、空の下を歩く。二人がくれた、空の下を。」

「おーい、空!好きだー!大好きだー!」
駆け出して、鉄柵まで辿り着き、叫ぶ真名。名前も忘れてしまったけど、忘れられない想いが、
空の向こうに届く様に…。
「行こうっ!」蒼乃の手を取る真名。駆け出す二人。

午前4時。石月家・真名の部屋。
「うぅ。眠い。」4時に鳴る様にかけた目覚ましを止める、真名。
「お姉ちゃん。そろそろ起きないと、朝日が…。」
「はぁ…。」だらしない姉の姿に、溜息を吐くこより。
「もうっ。早く起きて下さい。真名さん…。」ビシィ!「はぅう…。」
「うう~。いい朝っ!よし、行くわよ!」「はい、真名さ…。」ビシィ!「はぅう…。」
依人が持っていた様なカメラを手に、公園に向かう真名達。

橋の下を歩く蒼乃。「おーい。蒼乃さーん!」こよりの呼ぶ声。
「早く、はやくっ!」二人を急かす、こより。
「何だかこより、蒼乃さんに懐いてるみたい。」「うん。知ってる。」「えっ!?」

「まだ?」「もう少し…。」朝焼けの写真を撮ろうとしている真名。隣りで見ている蒼乃。
そこは、かつて依人が茉莉と出逢った場所。朝焼けが一番綺麗な場所。

「ああ。おかしいですね。お金を入れたのに…。」
自動販売機にお金を入れたのに、飲み物が出ずに困っているこより。
「退いて。」駆け出す蒼乃。――ガコンッ!出て来たジュース。
かつて、茉莉がやっていた方法――。
「あっ。ありがとうございます。」缶コーヒーを取り出すこより。

「「あっ。」」気配を感じ、東屋の方を見る蒼乃・こより。

東屋の机には…。
トマトしるこの空き缶が、二つ…。

※長い時間をかけて、ようやく依人の死を受け入れ、人間として生きていく事を選んだ蒼乃。

真名達と1年前に結んだ、仮初の絆。
そして再び結んだ、本当の絆。
今は決して消えない、大切な繋がり。

蒼乃を人間に戻す為に、空へ還っていった、依人と茉莉。
空は夜空と繋がっていて、そして夜空は青空に繋がっている。

依人と茉莉は、再び青空の下に立つ事が出来たのでしょうか?
僕は、出来たのだと思います。
依人と茉莉、蒼乃と真名・こより。一度築いた絆は、消えることなく繋がっていて、
その絆が皆を再会させると思います。

空っぽのトマトしるこ。
きっと茉莉は美味しそうに、依人は不味そうに飲んだのだと思います。
そして、一緒に夜明けの空を見たと思います。

依人達が再会した時、どんな物語が綴られるのか?
僕は、それを見てみたいです。

『sola』DVDは全5巻で、1巻につき3話収録されています。
TV放送は13話だったので、2話分はオリジナル話です。
その内の1話は、4巻に収録される様です。タイトルは『ベツルート』。
本放送とは、文字通り『別ルート』つまり、アナザーEDの様です。
茉莉や蒼乃達が水着で…。という内容の様子。
と言う事は、夜禍人が皆、人間に戻っている(茉莉は、人間になった)と言う事で…。
もしかすると、茉莉・蒼乃・真名の『依人争奪戦』が見られるかも知れません。本編では一瞬の邂逅だった、こよりと繭子の対決も見られるかも知れません。
『全編ラブコメっぽい『sola』を観られるかも?』と思うと、今から楽しみです。
ドラマCDもあるそうなので、それも含めて後日、感想を書きます。
では、また次回。(最初は多分、ドラマCDの感想になります。)
※『ベツルート』の内容、勘違いしていた様です。
4巻に収録されるのは、『こよりがスパリゾートのチケットを、くじ引きで当て、真名と3人の友人・依人と共に遊びに行く』でした。(solaオフィシャルブログより。)
茉莉・蒼乃・繭子(と剛史)の出番は…?
































































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レビュー・評価:sola/#13話「ソラ」

品質評価 50 / 萌え評価 16 / 燃え評価 2 / ギャグ評価 5 / シリアス評価 44 / お色気評価 8 / 総合評価 21レビュー数 86 件 #13話「ソラ」 のレビューです。

『sola』 最終回 観ました

きれいに終わりを見せてくれました。ハッピーエンドでは無かったけれど、これは言わば、トルゥーエンド(月式で言う)と言うべき終わり方でした。無理やりに茉莉さんや依人くんを残すより、非常に綺麗に話がまとまっていて見事な終わりかただと思いましたよ。一番、その感が

『sola』コミック第2巻発売中!

昨年のアニメ放映終了から待たれていた待望の作品が完結です。 第2巻巻末に、原作者久弥直樹氏のコメントが有りましたが、読者の方こそこんな素敵なストーリーを作ってくれて感謝に堪えません。 『叶えられぬ願い事一つ・・・ この思い届け』 この作品のアニ...
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