yukitaの想い出日誌 ドキドキ!プリキュア・14話『夢か約束か!六花おおいに悩む!』感想
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ドキドキ!プリキュア・14話『夢か約束か!六花おおいに悩む!』感想

幼い頃からの夢・医師への道を直走る為に、常に学年1位の成績をキープしている、六花。
しかし、今回の中間試験の結果は、まさかの2位。

その結果に、『学年1位の六花』を見慣れているマナは勿論、当の六花が大ショックを受けました。

六花に一体、何が起きたのか?
思い悩んだ末にマナ達が知った、六花の成績悪化の意外な理由。
それは、『競技かるた』。

医師になる事。それは、六花の幼い頃からの夢。
『学年1位』は、夢を叶える為に自分に課した『約束』でした。

しかし、競技かるたに夢中になった結果、成績を落としてしまった事を悩んでいました。

『かるたクイーン』との対戦が済んだら、競技かるたを止めると宣言した六花。
でも、かるたは楽しい。

悩んだ末に選んだ、六花の回答は?





何処かの花畑を、両親と手を繋ぎながら歩く、幼い頃の六花。
父・悠蔵さんに『将来の夢』を訊かれ、傍に居た母・亮子さんにしがみ付き、笑顔で答えました。

「六花、ママみたいなお医者さんになりたい!困っている人達の病気を、治してあげるの!」

「まあ!」六花の言葉を聞き、嬉しそうに微笑む亮子さん。

娘の医師への憧れは、そのまま母親に対する尊敬の念を示している。
その事が母親として、とても嬉しいのだと思います。

「パパみたいな、世界を駆け回る写真家も楽しいぞ~!」
おどけた表情で、六花にカメラマンへの道を示す悠蔵さん。
しかし、「ママみたいになりたい!」と無下に断られ、ショックを隠せません。

「有難う。嬉しいわ。」娘の視線までしゃがみ、六花に微笑む亮子さん。
このさり気無い仕草が、本当に母親らしい優しさを示していて、感動しました。

「でも!お医者さんになるのは、すっ…ごく、勉強しなきゃいけないんだぞ?大変なんだぞお~!」
必死(?)の形相で、六花の将来の夢を、何とかカメラマンに向けようと迫る悠蔵さん。
娘に『パパ大好き!』と言って貰いたい気持ちがバレバレで、とても微笑ましい感じがします。
それでも六花は、「そんなの平気だもん!」とふくれっ面を見せて、医師を目指す事を明確に示しました。

六花の意思の強さを知り、肩を落とす悠蔵さん。
その姿を見て、苦笑する亮子さん。

「六花!頑張って、お勉強する!お医者さんになるの!」
この瞬間から、『勉強して好成績を取る=医師になる』という公式が、六花の心に刻まれました。

幼い頃の誓いを胸に、ひたすら努力を重ね、『学年1位』が常になった六花。
しかし今、その夢が六花の目の前で崩れ去ろうとしていました。

テスト結果の上位10名が発表される掲示板。その前で、衝撃を受けた表情で佇む六花。
其処に、マナと真琴がやって来ました。

「一位は当然、六花で決まりだよね~?」と、六花の肩を叩きながら語り掛けるマナ。
しかし、一位の生徒の名前は、十条博士(生徒会の十条君)。六花は2位でした。

「2位・菱川六花…?えっ?えええええっ!?
余りの衝撃に、目を大きく見開き驚くマナ。
その表情は、フェアリートーンから音符が全て無くなった事に気付いた瞬間の、ハミィを思い浮かべてしまう程、そっくりでした。(※『スイートプリキュア♪』39話参照)

本編が始まる直前に、キュアソードこと剣崎真琴のデビューアルバム『~SONGBIRD~』のCMが。
「遂に、番組中に公式CMが!」と、内心小躍りする程に喜んでいたら、思い掛けない展開が。

「一緒に聴こっ!」
にこやかな表情で、両手に卵を3個ずつ持つ、真琴の姿。
そう!あの伝説の料理回(第6話)の、あの迷シーンです!!

この場面を見た瞬間、大笑いしてしまいました。
そして、「何故、このシーンを選んだんだwwww」と、本気で考え込んでしまいました。

もっと、可愛いシーンやカッコいいシーンが沢山ある筈なのに、何故?
スタッフは、真琴をどう扱いたいのでしょうか?
その裏話を是非、何らかの形で明らかにして欲しいです。

今回の話を観た直後、夕方過ぎまで用事で妹と一緒に出掛けていたのですが、携帯に今回の動画を入れて持ち出した際、隙あらば、このシーンばかり観ていました。

「何とも言えない空気シャル~。」
ソリティアの応接間(?)の片隅で、どんよりと落ち込む六花の姿を見て、居た堪れない気持ちになったシャルル。
それはマナ達も同じでしたが、ありすの提案で、そっと見守る事になりました。

「そう言えば、この不思議な宝石だけど…。トランプ王国のお城で、見た事ある気がするの。」
「まさか!ロイヤルクリスタル!?」


ボーっと見てると飴玉の様に美味しそうに見える宝石を眺めながら、この宝石に見覚えがありそうな素振りを見せる真琴。
その宝石が、『ロイヤルクリスタル』かも知れないと推測したダビィは、ありすの質問に答える形で、この宝石が、トランプ王国由来の品かも知れない事を説明しました。

「王家の者だけが持つ事を許される、伝説の宝石だビィ。クリスタルは全部で5個あって、全て揃うと、凄い事が起きると言われているビィ!」

クリスタルの色は、ピンク・パープル・ブルー・イエロー、そして、レッドの5つ。
赤いクリスタル以外は、マナ達がプリキュアになった際の髪の色と合致しています。

と、言う事は…。もしかしたら、プリキュアはもう1人増えるのでしょうか?
それとも、アンジュ王女が見付かって、仲間になるのでしょうか?
或いは、レジーナが改心して…?

物語後半に向け、一気に色々と物語が加速しそうです。

「これが、そのロイヤルクリスタル?」「…に、似てる気がするビィ!」
「ガクっ!」あやふやな仮説を、自信満々に語ったダビィの言葉に、肩を落とすマナ。

真琴も、ロイヤルクリスタルを見たのは一度だけとの事で、確信は持てない様子。
その言葉を聞いて、緊張の糸が切れたのか、お腹の虫を鳴らしてしまったマナ。

「そうだった!夕ご飯、皆も誘ったらって、お母さん言ってたの!」
その言葉を聞き、喜ぶありす。
しかし、マナが誘ったにも拘らず、六花は微苦笑を浮かべながら、「この後、用事があるから…。」と、マナの誘いを断り、ソリティアを後にしました。

慌てて六花を追い掛けるラケルを見送りながら、六花の事を心配するマナ達。
そして、3人が『ぶたのしっぽ亭』に入った瞬間、意外な来客が3人を待っていました。

「あら?お帰りなさい。」マナ達を笑顔で出迎える亮子さん。
「誰?」「六花のママ!」驚きの感情を織り交ぜて、真琴の質問に答えたマナ。

「今日はお仕事終わり?」「いいえ。家に着替えを取りに帰って、病院に戻るわ。」
あゆみさんの淹れてくれたハーブティ(?)を飲みながら、まだ仕事の途中だと答える亮子さん。
さり気無い2人の遣り取りは、まるで、美しい絵画の様です。

「病院って?」と訊く真琴に、ありすが亮子さんが医師である事を説明しました。

「悠蔵さんは、元気?」「手紙を読む限りは。」
あゆみさんに夫の現状を聞かれ、心配していない旨を伝えた亮子さん。

「それより今は、六花の方が…。」それよりも気になるのは、娘の最近の様子。
その言葉を聞いた瞬間、必死の形相で亮子さんに駆け寄るマナ。

「六花に何かあったんですか!?」
「う…あ…。」マナの勢いに、思わず気圧される亮子さん。
「まあ…大した事じゃないんだけど…。」と前置きし、マナ達に娘の最近の様子を静かに語り始めました。

1.突然、六花の自室から叫び声や、大きな物音がする。
2.朝食時に、寝惚け眼で何やら呪文めいた言葉を呟く。

※この時、六花が寝言で呟いていたのは、今を思えば百人一首のうちの一首だったのでしょう。
六花の呟いた音の雰囲気から推測すると、『花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに(小野小町)』ではないでしょうか?


翌日の放課後。昨日と同じく、マナ達より先に帰宅する六花。
マナは溜息を吐きながら、六花が何を悩んでいるのか解らず、途方に暮れています。

「テストで一番になれないのって、そんなに大変な事なの?」
素朴な疑問を、マナにぶつける真琴。
一見、何気無い一言ですが、この言葉にはトランプ王国と日本(広義には地球)との習慣の違いが現れている気がします。

10話で、真琴がバケツの水を溢した際、トランプ王国の習慣のままに後片付けをしようとしていました。
この点から考えると、トランプ王国には、『テストの優劣で進路が決まる』という概念が無いのかも知れません。

『能力さえあれば、どんな人間でも望みの職業に就ける』
もし、トランプ王国がそう言った考え方の国ならば、テストの優劣で汲々とする事は無い様な気がします。

「六花の場合は、特別なんだよ。六花の夢は、ママと同じ立派なお医者さんになる事。」
「その為には、学校で一番勉強が出来る位、頭が良くないといけないの。成績が落ちるのは、一大事なんだよ。」


『六花の場合は、特別なんだよ』という、マナの言葉。
これは、マナ自身はテストの優劣に余り拘りが無い事を示しているのでしょう。

でも、六花の夢を知っているマナは、六花の夢を応援している。
この一言には、そんな意味が込められている気がしました。

「六花ママも心配してるし、何か、原因があるのかも…。」
「それは、アレに違いないビィ!!」
思い悩むマナに助言を与える為に、真琴の鞄から器用に頭でチャックを開けて顔を出したダビィ。
真琴の芸能活動を、敏腕マネージャーとして支える『出来る大人』の彼女なら、きっと妙案が!
――と思いきや、残念な結果が待ち構えていました。

「ズバリ!」ダビィに続き、マナの鞄から飛び出したシャルル。
「六花はグレちゃったシャル!!」
「「ええっ!?」」

シャルルの意外な答えを聞き、驚くマナと真琴。

「TVで観たシャル!」「年頃の子は、ちょっとしたキッカケで、悪い子になっちゃうんだビィ!」
『何見てンだよォ!?』ヤンキー座りをしながら、啖呵を切る、ヤンキー姿の六花。
ダビィがマナと真琴に示した『六花がグレたイメージ図』は、昔のヤンキー漫画の暴走族そのものでした。

あんなに優秀だったダビィさんが、今やシャルル達と同等の知能に…。
一体、どうしてしまったのでしょうか?

そう言えば、『Yes!プリキュア5』の妖精・ココも、人間態・小々田コージの時は『思慮深く大人びた性格の男性』でしたが、妖精の姿の時は、好物のシュークリームを食べ過ぎて太ったにも関わらず、なおもシュークリームに執着していた子供っぽさがありました。

もしかしたら、ダビィがDBに変身している時は、精神年齢が実年齢よりも上になり、それに伴って基礎能力が向上しているのかも知れません。

「大変でランス~!!」
マナ達がシャルル達の意見に苦笑していると、慌てふためくランスが飛んで来てマナの顔に命中。
ランスは、六花が大きな建物中に入り、何かを「バシッ、バシッ」と叩いている場面を見た事を2人に報告しました。

その報告を聞き、「嘘でしょ!?」と青褪めるマナ。真琴と一緒に、大慌てで六花の居る建物に直行。
入口で待っていたありすと合流し、六花の居る部屋の扉を勢い良く開け放ち、「早まらないで!」と叫びました。

しかし、マナ達が入った場所は、『競技かるた教室』でした。

百人一首の事を知らない真琴に、「『百人一首』という有名な歌が書かれた札を取り合う遊び」と説明したマナ。
しかし、その直後、「競技かるたは、れっきとしたスポーツケル!」と、猛抗議するラケル。
六花が部屋で大声を出していたのは、ラケルと一緒に競技かるたの練習をしていたからでした。

「誰がグレたのよ!」と、傍に居るシャルルとダビィにツッコむ真琴。
吹けない口笛を吹いて、誤魔化すシャルルとダビィ。
シャルル達に感化され、もうすっかり、ダビィは子供と化してしまいました。

六花が競技かるたに魅せられたのは、百人一首の本を読んだ事がキッカケでした。
最初は勉強のつもりだったのに、切ない恋の歌の数々に胸が締め付けられて、のめり込んだ様です。

そして、競技かるたの存在を知り、気が付いたら入門していたとの事。

「六花ちゃんらしいですけど、それでお勉強が疎かになったのでは…。」
事情を知ったありすに苦笑され、「ありすの言う通りよ。」と反省の弁を述べる六花。

医者になる為には、他の事にうつつを抜かしている暇はない。
それは理解している筈だったのに…。

「楽しくて止められなかったの~!!!」
興奮しながら、マナの肩を掴み揺さ振る六花。
ひとしきり振り回された後、吐きそうになるマナ。

「でも、もう止めるつもり。私にとっては、ママとの約束が一番だもの…。」
どんなに夢中になる事があっても、自分の中の大切な目標に辿り着く迄は、脇目も振らずに頑張る事を決意する六花。

『1週間後の『かるたクイーン』との手合せ会で、自分の実力を試して終わりにする。』
それが、競技かるたを止めるにあたって、六花が定めた目標でした。

「六花!クイーンって?」「日本一かるたが強い女の人よ。」
『クイーン』という言葉に反応する真琴に、簡潔に説明する六花。
真琴は、アンジュ王女がかるたを嗜んでいた事を思い出し、「王女探しの手掛かりになるかも知れない」と、喰い付きました。

「トランプ王国なのに、かるたまで嗜まれてたんですね。」
アンジュ王女の趣味の範囲の広さに感心する、ありす。

全ての事情を聞いたマナは、六花が、かるたと勉強を両立出来る様に協力を惜しまない事を表明。
真琴とありすも賛同し、学力を下げずにかるたクイーンに挑戦する為の特訓が始まりました。

「競技かるたに大切な事は、暗記・技術・体力です。」
競技かるたの特別講師はセバスチャン。1週間の特訓メニューに従い、六花の強化訓練開始です。

『競技かるた』の簡単なルール。
お互いの陣地に25枚ずつ札を並べ、自陣の陣地の札をゼロにした方が勝ち。

手始めに15分で、自陣の札を暗記する事を指示するセバスチャン。
マナは戸惑いますが、六花はほんの一瞬で、全ての札の位置を暗記した様です。

競技かるた必勝のコツ:『一字決まり』と呼ばれる、当て嵌まる歌が1首しかない札を暗記しておく。


かるたの特訓の後は、河原をランニング。その後、腹筋等の筋力トレーニングと、体育会系の特訓を繰り返す六花達。

何故か一緒になって、必死に腕立て伏せをしているシャルルとランスの姿が、笑いを誘います。
なお、空が飛べる2人に、この筋力トレーニング法が役に立つのかは全く不明です。

夜は、マナと一緒に、山と積まれた参考書で勉強をする六花。
眠い目をこすって懸命に頑張り、マナが力尽きた後に六花も就寝。

様子を見に来た亮子さんは、娘の頑張りに目を細めます。
そして、六花の傍らにある百人一首に気付いた瞬間、電話の音が。

「肩揉んで。」「はい。」
その頃、ジコチュートリオのアジトでは、レジーナが王女様の如く振る舞い、ベールに肩を揉ませていました。
初登場時の強者のオーラを纏っていたベールさんは、もう居ません。
今のベールは、社内で必死に生き残りを賭けてもがいている、悲しき企業戦士です。

「メロンジュースはまだ?」「自分でやりなさいよ…。」「どうぞ、レジーナ様。」
同僚が社長(キングジコチュー)の娘に取り入っている姿を見ながら、苛立ちを覚えるマーモ。
しかし、彼女もすぐに、レジーナに振り回される事に…。

「ねぇ?シュークリーム買って来て!」「はぁっ!?」
「そんな事言ってると、パパに言いつけちゃうわよ?」
その瞬間、マーモの脳裏には、キングジコチューの恐ろしいシルエットがよぎりました。
顔を背け、唇を噛み締めるマーモ。

「イーラ!荷物持ちしなさいよ!――何処行った!?
マーモの慌てる様子を、悪戯っぽい笑顔で見詰めるレジーナ。

そして、一週間後。会場内でマナ達に見守られながら、気合充分の六花。
「こんにちは。皆さん。」凛とした空気を纏い、かるたクイーンが登場。

色めき立つ場内。気が引き締まる六花。
こうして、六花のかるたクイーンとの手合せ会が始まりました。

小学生と思しき少年と立ち会う、かるたクイーン。
その佇まいに、遠くから見ているマナも、張り詰めた空気を感じ取っていました。

「住之江の…。」読み手が上の句を読み始めた瞬間、もの凄い速さで札を払うクイーン。
たとえ相手が子供でも、一切手加減しないのは、プロ意識の為せる業でしょうか?

『住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人めよくらむ (藤原敏行朝臣)』

その意味は、『住の江の岸には昼夜を問わず波が打ち寄せてくる。夜に見る夢の中でさえ、あなたが私のところに通ってくれないのは、人目を避けているからだろうか。』

夢の中でさえ、想い人が訪れてくれないという、切ない歌。
これをクイーンが取ったという事に、とても切なさを感じます。

吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ
憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ


クイーンが取った、これらの札。最初の一枚はともかく、他の2首は、クイーンが取ると何だか物悲しい気持ちになります。
特に、最後の首は、クイーンの寂しい乙女心を表している様で、涙を禁じ得ません。

「これが、クイーンのかるた…。」
「私なんかじゃ、到底敵わないわ…。」クイーンの実力を目の当たりにし、自信を無くす六花。
「あの人…。」弱音を吐く六花を横に、真琴は、クイーンの姿を見ながら何かを感じ取っている様です。

休憩中に、クイーンにサインを求める男子生徒。髪型から判断すると、三村君でしょうか?
しかし、「そう言うのはお断りしてるの。」と、にべ無く断るクイーン。
三村君(と思う)は、トボトボとその場を去って行きました。

『今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな 』
下の句が『有明の月』から始まる、とても覚えやすい首であると同時に、自身の寂しい乙女心を示したこの歌を詠んだクイーン。

「皆が私を讃え、尊敬の眼差しを送る。嗚呼、それなのにどうして…!」
「クイーンの私に相応しい、キングが現れないのっ!?」

膝を折り、畳を掻き毟りながら、何故かモテない自分の悲しい現状を嘆く、クイーン。

「世の中の男が不甲斐無い所為で、私は何時まで経っても、恋が出来ないのよぉおお!!!」
自分に恋が訪れない事を、大声で嘆くクイーン。
しかし、意外にも、その姿を見て幻滅するファンは居ない様です。
もしかしたら、この一連のクイーンの言動も含めて、人々から人気を博しているのかも知れません。
だとすると、クイーンにサインを断られてションボリしていた三村君(と思う)も、内心喜んでいた可能性があります。

「って、高飛車にハードル上げてるからいけないのよね。」
一瞬、プシュケーが黒く染まったものの、平静を取り戻すクイーン。
しかし、それをイーラは見逃しませんでした。

「いいじゃん。高飛車でも…。」久々のイーラの囁き。そして――。
クイーンの心を黒く染め、イーラビーストと化したイーラ。

今回の姿は、かるたクイーンらしく十二単姿。さあ、戦いの始まりです!

畳大のかるたを投げ付け、会場を荒らすイーラの姿を確認したマナ達。
かるたクイーンの心を取り戻す為に、プリキュアに変身しました。

「私に挑もうと言うの・生意気な子達!良いでしょう!ならば、かるたで勝負よ!」
久々に聞く、ジコチュー役・岩崎征実さんの声。
やっぱり、ジコチューの声は、こうでなくては!

「お前、何勝手な事を!」「おいでなさい!我がかるた達よ!」「聞けよ!」
ジコチューに振り回され、大慌てのイーラ。
最近、ジコチューの個性的な面白さが出て来なくて寂しい想いをしていましたが、このシーンで一気にテンションが上がりました。

「ええっ?かるたするの?」畳の上に設置された、巨大かるたを見て、驚くキュアハート。
次の瞬間、何処からともなく札を読む声が響き、勝負開始です。

『夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり 』

上の句を聞くなり、「見付けた!」と凄い勢いでかるたに迫る、ジコチュー。
かるたクイーンの能力そのままに、かるたを弾いた瞬間、かるたがキュアハートに命中。
畳大のかるたをぶつけられ、キュアハートは目を回しました。

『秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ』
この首を聞いた瞬間、キュアダイヤモンドと同時に、心の中で「わが衣手は露にぬれつつ!」と叫びました。

小学生の頃、『反射神経が良くなる』という触れ込みを信じ、2年間、学校の課外活動(クラブ活動)で、百員一首クラブに入っていました。

当時この首は、覚えやすさから部員に人気があり、この首をどうやって自陣に置くかを、部員達は虎視眈々と狙っていました。

とはいえ、そんな小細工をするのは、僕の様な初心者数名(下級生)だけで、上級者である6年生は、百人一首を暗記していたのか、上の句が読まれた瞬間に、札を取っていました。

今回の戦闘シーンを観て、ふと、小学生時代の事を思い出しました。
ただ、当時の僕達がやっていたのは、そんなに本格的なモノではなく、かるた遊びの延長でした。
それでも、今を思うと、結構面白かったです。

「これね!」と、キュアソードが飛び付いたのは、良く似た下の句『わが身世にふる ながめせしまに』でした。
お手付きをしてしまったキュアソードに、読み札がぶつけられ、キュアソードもダメージを負いました。

『君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな(藤原義孝)』
「これは知ってますわ!」と、札を取る為に飛び込むキュアロゼッタ。
しかし、ジコチューは、『囲い手』というテクニックを駆使し、キュアロゼッタの札を取るのを阻止しました。

あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな
春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも


イーラも呆れる程、大活躍のジコチュー。そのベースは、かるたクイーン。
自分とかるたクイーンの実力差を思い知り、弱気になるキュアダイヤモンド。
しかし、その手をキュアハートが優しく包み、キュアロゼッタとキュアソードが励ましました。

皆の励ましを受け、気力を取り戻したキュアダイヤモンド。
立ち上がり、次の首が詠まれるのを待ち構えます。

次の首は、さっきキュアソードがお手付きした札。
それに気付いたキュアダイヤモンドは、ジコチューよりも早く反応し、札に飛び付きました。
ほぼ同時に飛び出した、ジコチュー。2人の勝敗を分けたのは、キュアハートの応援でした。

「取ったああ!!」「痛ってえええ!!」
キュアダイヤモンドに札をぶつけられ、痛がるイーラ。
そして、止めはキュアハートの放つ『プリキュア ハートシュート』。

キュアハートの矢に貫かれ、ビーストモードを解除されたイーラ。
「今日は散々だ!」と言い残し、その場を立ち去りました。
こうして、キュアハート達は、かるたクイーンのプシュケーを取り戻しました。

そして、六花とかるたクイーンの対戦。結果は、クイーンの勝利でした。
ありす曰く、六花は大健闘したとの事です。

「久し振りに、楽しい試合だったわ。でも、私に勝つにはまだまだね。」
六花の健闘を讃え、かるたクイーンは、自分の愛用の札を六花に進呈。
爽やかな笑顔を残し、かるたクイーンはその場を去りました。

アイちゃんが、クイーンがくれた札に触れると、札が輝き始め、その上に宝石が。
真琴の持つロイヤルクリスタルと呼応して輝きを増した事から、この宝石も、ロイヤルクリスタルと判明しました。

こうして、マナ達は、早くもロイヤルクリスタルを2つ入手しました。
その様子を、木の枝に留まり様子を窺う、謎の鳥。
この鳥の正体は、一体何なのでしょうか?

「惜しかったわね。」
六花の健闘を讃えるマナ達の前に現れた、亮子さん。
驚く六花を見て、「親の目を誤魔化せると思ってるの?」と、苦笑していました。

競技かるたに夢中になっていた事を謝り、これからは勉強に邁進する事を母に誓う六花。
その健気な姿を見て、亮子さんは、「まったく、この子は…。」と溜息を吐き、六花を抱き締めました。

母の胸に押し潰され、もがく六花。
六花が顔を上げた瞬間、その頭をポンと撫でて、「別に怒ってなんかいないわよ。」と微笑む亮子さん。

「楽しい事が見付かって、良かったね。」

「あなたは子供なんだから、もっと、自由にしていいの。かるたが好きなら、続ければいい。他にやりたい事が見付かったら、全力でやってみればいい。」

「あなたなら、何だって出来るでしょ?」

娘に全幅の信頼を置く母の言葉を聞き、目を見開く六花。
その様子を、笑顔で見守るマナ達。

「そうそう。沢山夢を持つ事は良い事だ。医者じゃなくて、写真家を目指してもいい!」
笑顔で六花にカメラを向ける悠蔵さん。
亮子さんによると、昨夜の電話で突然、帰宅する旨を伝えて来たそうです。

「ここまで自由なのも、困りものね。」「まぁ、良いじゃないか。土産話も沢山あるし。」
そう言って、六花の手を握る悠蔵さん。夫に倣い、亮子さんも六花の手を握り、夫婦で娘に微笑み掛けました。

「六花の話も、聞かせて欲しいなぁ~。」「私も。」
友達の前で両手を子供の様に繋がれ、戸惑う六花。
その様子を見て、微笑むマナ達。

かつての花畑の様に、手を繋いで一緒に歩く、菱川一家。
両手に両親の温もりを感じながら、六花は勉強だけではなく、色んな事を頑張ってみる事を決意しました。

競技かるたという新たな趣味を得て、少し成長した六花。
母の様な医師になるという夢に向かって、また一歩、歩み始めました。

※競技かるたに夢中になる六花の姿を見て、小学生の頃に百人一首クラブに入っていた時の頃を思い出し、懐かしい気持ちになりました。

昔、両親にクラブ活動の報告をした際、『全部暗記してるの?』『意味は知ってる?』と訊かれました。
両親の時代は、百人一首の暗記が必須科目だったらしく、色々と首を詠んでくれた事を覚えています。

今回、六花の両親の優しさが、改めて明らかになりました。
今度は、まだ家族が登場していない、ありすの家族について描かれる事を期待しています。

本当は、前回の様にすぐに感想を書きたかったのですが、暫く体調を崩し、周回遅れになってしまいました。
(※便宜上、感想を書き終えた日は、5月11日にしています。)

次回は、もう少し早く感想を書こうと思います。
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