
スマイルプリキュア!・28話『ウソ?ホント?おばけなんかこわくない!』感想
登校日。
夏休みを満喫する子供達にとって、厄介な日です。
でも同時に、暫く会っていないクラスメイトの動向を知ることが出来る、貴重な機会でもあります。
では、今回の感想を。
鼻歌交じりに登校日を楽しむみゆき。久々にクラスメイトに出会えることが、嬉しそうです。
しかし、其処に待ち構えていたのは、マジョリーナの罠でした。
真昼の校舎で開催された、肝試し大会。
その結末は、如何に?
夏休みを満喫する子供達にとって、厄介な日です。
でも同時に、暫く会っていないクラスメイトの動向を知ることが出来る、貴重な機会でもあります。
では、今回の感想を。
鼻歌交じりに登校日を楽しむみゆき。久々にクラスメイトに出会えることが、嬉しそうです。
しかし、其処に待ち構えていたのは、マジョリーナの罠でした。
真昼の校舎で開催された、肝試し大会。
その結末は、如何に?
子供の頃、少ない休日を遣り繰りして、父は色んな所に連れて行ってくれました。
遊園地にも、割と頻繁に行った覚えがあります。
ただ、お化け屋敷にだけは、余り行った記憶がありません。
鏡を利用した迷路や、様々な趣向を凝らしたアトラクションには行ったのですが、恐いだけの施設にはわざわざ行かなかったのだと思います。
お化け屋敷初体験は、今は閉鎖された『阪神パーク』の遊園地・動物園内のお化け屋敷だったと思います。
入って直ぐに床がスポンジ状に変わり、その落差に驚いた記憶があります。
ただ、それ以外は取り立てて恐くはなかった気がします。
お化け屋敷と少し違いますが印象に残っているのは、サバイバルゲームっぽい迷路に家族で挑戦した時です。
何処の施設かは覚えていませんが、無事に脱出成功した際に、チーズケーキ(1ホール)の引換券を貰いました。
帰りに店に寄ってみる予定でしたが、地理不案内で結局、チーズケーキの引換えは出来ませんでした。
「一体、どんな味だったのだろうか?」と、今も時々思い出します。
では、今回の話の感想に戻ります。
「嫌~っ!ちょ、やだ!見せないでよ、そんなモノ~!」
なおが怖がる理由を訊くと、やよいの持って来た怪談本が原因と判明しました。
そんなこんなで、なおの怖がりを克服する為に、放課後の学校で肝試しすることになった一同。
また、今迄語られていませんでしたが、みゆき自身も、妖怪は平気だけどオバケは怖いとのこと。
嫌がる2人をよそに、楽しそうな、あかねとやよい。しかし、肝試しの内容が決まっていません。
あかねの言葉を受けて、れいかは、生徒会の投書箱に投函された、『学校の怖い話』を調べることを提案。
『校内でオバケが出ます』なんて投書は、ただの悪戯の類だと思いますが、根が真面目なのか天然ボケなのか、れいかの表情は真剣です。
「怖がりは直すべき」と語るあかねに、「直さなくても良い!」と反論するなお。
※この論争(?)については、僕もなおに賛成です。
たとえ怖がりであっても、いざと言う時に立ち向かう勇気さえあれば問題は無いので、敢えて直す必要は無いと思います。
寧ろ、無理強いは、なおの怖がりを悪化させる事態になるでしょう。
その頃、みゆき達が校舎に入ったことを確認したマジョリーナ。
『デカっ鼻』を2つ取り出し、アジトで読んだ怪談話を下敷きにしたスーパーアカンベェを召喚しました。
しかし、みゆき達はまだ、その事実を知りません。
【怪談その1:無人の音楽室に鳴り響く、ピアノの怪】
れいか自身は、『学校の七不思議』を、『誰かの悪質な悪戯』と捉えていることが判明。
あかねは幽霊否定派。やよいは肯定派です。
3人の意見の相違も、真っ先に実地調査するみゆきとなおには関係無く、2人の表情は引き攣っています。
そんな様子を見て、「キャンディは、オバケなんて怖くないクル~!」と呑気に語る、キャンディ。
しかし、去年の同じ時期に『オバケなんて、全然怖くない』と豪語していたハミィが、トリオ・ザ・マイナー扮するオバケに遭遇した瞬間、恐怖で逃げ出した例があります。
ハミィより幼いと思われるキャンディがオバケが平気だとは、到底思えません。
さて、どうなるでしょうか?
恐々と薄暗い音楽室に入る、みゆきとなお。グランドピアノの蓋を開けてみると、ひとりでに鍵盤が。
悲鳴を上げ、逃げる2人。その首根っこを掴み、詳細を訊くあかね。
何故か詳細を確認せず、次の現場に向かう一同。
結局この怪談のネタは、マジョリーナの仕業だったのですが、普通なら、ピアノの中に小動物が紛れ込んでいないか調べる筈です。
多分、このメンバーの中にはピアノの構造に詳しい人物が居なかったのでしょう。
恐がるみゆきとなおに、『風声鶴唳』という譬えを話すれいか。
そしてれいかが次に案内した会場は、『別世界へ続く鏡』です。
【怪談その2:怪奇・別世界に繋がる鏡】
校舎の踊り場に設置されている、とある鏡。
その鏡を覗いた時に、映る筈の無い人影が見えてしまったら、鏡に世界に引き込まれ、二度と戻れなくなる。
抜き足・差し足・忍び足。
みゆき達が鏡を覗くと、そこには、フードを被った女性の姿が。
またも悲鳴を上げ、逃げ惑う2人。
みゆき達の報告を聞き、楽しそうなやよい。少し顔を引きつらせるあかね。
此処でも不思議と、みゆき達以外は、鏡を覗きませんでした。
結局、詳細は不明のまま、『疑心暗鬼』ということで、次の現場へ。
※『鏡の世界』と言えば、『フレッシュプリキュア!』40話を思い出します。
ノーザの策略で、ラブの母・あゆみさんが鏡の世界に閉じ込められ、偽物と入れ替わった演出は、最後の「ありがとう。お母さん。」という、せつなの言葉と共に印象に残っています。
【怪談その3:美術室の画が動く?】
何だか、『スマイルプリキュア!ミュージカルショー』であったネタっぽいですが、兎に角、現場へ着いた5人。
みゆきとなおの強い要望で、今度は全員で詳細を確かめることに。
※『スマイルプリキュア!ミュージカルショー』のテーマは怪談で、れいかは、『音楽室の肖像画が喋る怪談』の調査をしました。
詳しい感想については、こちらで書いていますので、よろしければご参照下さい。
美術室に飾られる様々な絵。
『みずを大切に』『はをみがきましょう』等、標語が書かれています。標語コンクール用の絵でしょうか?
その中に、一つだけ不自然な構図の絵が。
『よくかんでたべよう』
そう書かれている絵の人物は、何故か後姿です。
「うん?何か、どっかで見た様な…?」
絵の不審人物に見覚えがあるなお。その言葉を聞き、絵に注視する一同。すると…。
「毒リンゴは、いかがかしら?」
若返ったマジョリーナの姿を見て、あかねとキャンディも恐怖の表情に。
流石のれいかも少し驚き、余裕のあるのはやよいだけです。
「キャ、キャ、キャンディ…ちっとも、怖くないクル!」
顔を引き攣らせ、強がるキャンディ。その表情の方が寧ろ、怖いかも知れません。
昼間に幽霊が現れる異常事態に、肝試しの中止を要請するみゆき達。
れいかは、最後の怪談『理科室の標本ガイコツの怪』を残し、肝試しの中止を決定します。
しかし――!
突如、校舎が木造建築に変わり、学校の雰囲気が一変しました。
疑心暗鬼では説明のつかない事態に、れいかの表情も強張り始めます。
校舎に響く、不気味な声。その声を聞き、怯えるキャンディ。
キャンディの悲鳴がみゆきとなおの恐怖心を煽り、2人は走って逃げだします。
「廊下を走っては、いけません!」
れいかの言葉で冷静になったなおは、絵の女性の正体がマジョリーナだったことに気付きます。
「やれやれ。ようやく気付いたのね。お馬鹿さん達。」
若返ったマジョリーナを見て、呆然とする一同。やよいはその美貌に驚き、賞賛します。
やよいに褒められ、『私の美しさは世界一』と自画自賛するマジョリーナ。
マジョリーナの正体(出自)は、白雪姫の王妃なのでしょう。
だとすると、原作通りの場合は、かなり悲惨な末路を辿ることになります。
『スイートプリキュア♪ミュージカルショー』の魔女のように、和解する展開になればいいのですが。
自分の美貌を誇った直後、老婆の姿に戻ったマジョリーナ。
お遊びは此処までだと、校舎をバッドエンド空間に染め上げます。
自分達がアカンベェの中に閉じ込められていることに気付いたみゆき達は、生徒達を守る為にプリキュアに変身します。
何とか校舎から脱出を図るみゆき達でしたが、廊下がルームランナーの様に変化してしまい、前へ進めません。
そんな中、みゆきとなおは次々とオバケに襲われ、必死に逃げ惑います。
次々と襲い掛かる、オバケ達。その姿に、オバケを楽しみにしていた筈のやよいさえ、恐怖に駆られてしまいました。
校舎を走り回る、みゆき達とオバケ。体内で両者に暴れられて、苦しむアカンベェ。
そして遂に、アカンベェの口が開き、みゆき達は脱出に成功します。
しかし、自らの有利は揺るがないと確信している、マジョリーナ。
スーパーアカンベェにみゆき達の攻撃を命令し、一気に勝負を付けようとします。
しかし…。
余りの大きさに、動けないスーパーアカンベェ。こうなってしまっては、只の大きな的です。
好機を逃さず、皆に号令をかけるみゆき。
そして、プリンセスフォームに変身し、レインボーバーストでアカンベェを撃破。
みゆき達は一気にデコルを4つ入手し、マジョリーナは去って行きました。
戦いが終わり、土手を歩くみゆき達。
どの口が言うのか「オバケなんて怖くなかった」と自慢するキャンディに、「キャンディも怖がっていた」と反論するみゆき。
子供のケンカをする2人を余所に、れいかが「そう言えば、皆さん。」と話題を振ります。
『夏休みの自由研究は、何をしましたか?』
その瞬間、れいか以外の4人の表情が、恐怖に引き攣ります。
肝試しを経験したことで、自由研究の内容を、超常現象にするつもりと語るれいか。
しかし…。
「ウチ…まだ英語、全然やってへん…。」
「数学が、まだ…。」
「歴史が、手付かず…。」
あかね・やよい・なおは、苦手科目の宿題をまだ終えていませんでした。
そして、みゆきはと言うと…。
「私なんか、全部だよ~!」
「「「「全部っ!?」」」」
遊び惚けて、何も宿題をしていなかったみゆき。余りの酷さに、驚く一同。
「うわああああ~!!!!」
泣きながら逃げ出す、みゆき。
なお・あかね・やよいも、みゆきに続き、逃げ出してしまいました。
「皆さん!どうしたんですか?」
何故みゆき達が逃げ出したのか解らず、一人取り残される、れいか。
オバケより何より、夏休みの宿題が怖かった、みゆき達。(※れいかを除く。)
夏休みは、残り数日。
それまでに、最大の敵・『夏休みの宿題』を倒すことは出来るのでしょうか?
※今回の話を観た子供達が、『大切なことは、後回しにしないようにしよう』と心に刻めたら良いなぁ…と思いました。
遊園地にも、割と頻繁に行った覚えがあります。
ただ、お化け屋敷にだけは、余り行った記憶がありません。
鏡を利用した迷路や、様々な趣向を凝らしたアトラクションには行ったのですが、恐いだけの施設にはわざわざ行かなかったのだと思います。
お化け屋敷初体験は、今は閉鎖された『阪神パーク』の遊園地・動物園内のお化け屋敷だったと思います。
入って直ぐに床がスポンジ状に変わり、その落差に驚いた記憶があります。
ただ、それ以外は取り立てて恐くはなかった気がします。
お化け屋敷と少し違いますが印象に残っているのは、サバイバルゲームっぽい迷路に家族で挑戦した時です。
何処の施設かは覚えていませんが、無事に脱出成功した際に、チーズケーキ(1ホール)の引換券を貰いました。
帰りに店に寄ってみる予定でしたが、地理不案内で結局、チーズケーキの引換えは出来ませんでした。
「一体、どんな味だったのだろうか?」と、今も時々思い出します。
では、今回の話の感想に戻ります。
「嫌~っ!ちょ、やだ!見せないでよ、そんなモノ~!」
なおが怖がる理由を訊くと、やよいの持って来た怪談本が原因と判明しました。
そんなこんなで、なおの怖がりを克服する為に、放課後の学校で肝試しすることになった一同。
また、今迄語られていませんでしたが、みゆき自身も、妖怪は平気だけどオバケは怖いとのこと。
嫌がる2人をよそに、楽しそうな、あかねとやよい。しかし、肝試しの内容が決まっていません。
あかねの言葉を受けて、れいかは、生徒会の投書箱に投函された、『学校の怖い話』を調べることを提案。
『校内でオバケが出ます』なんて投書は、ただの悪戯の類だと思いますが、根が真面目なのか天然ボケなのか、れいかの表情は真剣です。
「怖がりは直すべき」と語るあかねに、「直さなくても良い!」と反論するなお。
※この論争(?)については、僕もなおに賛成です。
たとえ怖がりであっても、いざと言う時に立ち向かう勇気さえあれば問題は無いので、敢えて直す必要は無いと思います。
寧ろ、無理強いは、なおの怖がりを悪化させる事態になるでしょう。
その頃、みゆき達が校舎に入ったことを確認したマジョリーナ。
『デカっ鼻』を2つ取り出し、アジトで読んだ怪談話を下敷きにしたスーパーアカンベェを召喚しました。
しかし、みゆき達はまだ、その事実を知りません。
【怪談その1:無人の音楽室に鳴り響く、ピアノの怪】
れいか自身は、『学校の七不思議』を、『誰かの悪質な悪戯』と捉えていることが判明。
あかねは幽霊否定派。やよいは肯定派です。
3人の意見の相違も、真っ先に実地調査するみゆきとなおには関係無く、2人の表情は引き攣っています。
そんな様子を見て、「キャンディは、オバケなんて怖くないクル~!」と呑気に語る、キャンディ。
しかし、去年の同じ時期に『オバケなんて、全然怖くない』と豪語していたハミィが、トリオ・ザ・マイナー扮するオバケに遭遇した瞬間、恐怖で逃げ出した例があります。
ハミィより幼いと思われるキャンディがオバケが平気だとは、到底思えません。
さて、どうなるでしょうか?
恐々と薄暗い音楽室に入る、みゆきとなお。グランドピアノの蓋を開けてみると、ひとりでに鍵盤が。
悲鳴を上げ、逃げる2人。その首根っこを掴み、詳細を訊くあかね。
何故か詳細を確認せず、次の現場に向かう一同。
結局この怪談のネタは、マジョリーナの仕業だったのですが、普通なら、ピアノの中に小動物が紛れ込んでいないか調べる筈です。
多分、このメンバーの中にはピアノの構造に詳しい人物が居なかったのでしょう。
恐がるみゆきとなおに、『風声鶴唳』という譬えを話すれいか。
そしてれいかが次に案内した会場は、『別世界へ続く鏡』です。
【怪談その2:怪奇・別世界に繋がる鏡】
校舎の踊り場に設置されている、とある鏡。
その鏡を覗いた時に、映る筈の無い人影が見えてしまったら、鏡に世界に引き込まれ、二度と戻れなくなる。
抜き足・差し足・忍び足。
みゆき達が鏡を覗くと、そこには、フードを被った女性の姿が。
またも悲鳴を上げ、逃げ惑う2人。
みゆき達の報告を聞き、楽しそうなやよい。少し顔を引きつらせるあかね。
此処でも不思議と、みゆき達以外は、鏡を覗きませんでした。
結局、詳細は不明のまま、『疑心暗鬼』ということで、次の現場へ。
※『鏡の世界』と言えば、『フレッシュプリキュア!』40話を思い出します。
ノーザの策略で、ラブの母・あゆみさんが鏡の世界に閉じ込められ、偽物と入れ替わった演出は、最後の「ありがとう。お母さん。」という、せつなの言葉と共に印象に残っています。
【怪談その3:美術室の画が動く?】
何だか、『スマイルプリキュア!ミュージカルショー』であったネタっぽいですが、兎に角、現場へ着いた5人。
みゆきとなおの強い要望で、今度は全員で詳細を確かめることに。
※『スマイルプリキュア!ミュージカルショー』のテーマは怪談で、れいかは、『音楽室の肖像画が喋る怪談』の調査をしました。
詳しい感想については、こちらで書いていますので、よろしければご参照下さい。
美術室に飾られる様々な絵。
『みずを大切に』『はをみがきましょう』等、標語が書かれています。標語コンクール用の絵でしょうか?
その中に、一つだけ不自然な構図の絵が。
『よくかんでたべよう』
そう書かれている絵の人物は、何故か後姿です。
「うん?何か、どっかで見た様な…?」
絵の不審人物に見覚えがあるなお。その言葉を聞き、絵に注視する一同。すると…。
「毒リンゴは、いかがかしら?」
若返ったマジョリーナの姿を見て、あかねとキャンディも恐怖の表情に。
流石のれいかも少し驚き、余裕のあるのはやよいだけです。
「キャ、キャ、キャンディ…ちっとも、怖くないクル!」
顔を引き攣らせ、強がるキャンディ。その表情の方が寧ろ、怖いかも知れません。
昼間に幽霊が現れる異常事態に、肝試しの中止を要請するみゆき達。
れいかは、最後の怪談『理科室の標本ガイコツの怪』を残し、肝試しの中止を決定します。
しかし――!
突如、校舎が木造建築に変わり、学校の雰囲気が一変しました。
疑心暗鬼では説明のつかない事態に、れいかの表情も強張り始めます。
校舎に響く、不気味な声。その声を聞き、怯えるキャンディ。
キャンディの悲鳴がみゆきとなおの恐怖心を煽り、2人は走って逃げだします。
「廊下を走っては、いけません!」
れいかの言葉で冷静になったなおは、絵の女性の正体がマジョリーナだったことに気付きます。
「やれやれ。ようやく気付いたのね。お馬鹿さん達。」
若返ったマジョリーナを見て、呆然とする一同。やよいはその美貌に驚き、賞賛します。
やよいに褒められ、『私の美しさは世界一』と自画自賛するマジョリーナ。
マジョリーナの正体(出自)は、白雪姫の王妃なのでしょう。
だとすると、原作通りの場合は、かなり悲惨な末路を辿ることになります。
『スイートプリキュア♪ミュージカルショー』の魔女のように、和解する展開になればいいのですが。
自分の美貌を誇った直後、老婆の姿に戻ったマジョリーナ。
お遊びは此処までだと、校舎をバッドエンド空間に染め上げます。
自分達がアカンベェの中に閉じ込められていることに気付いたみゆき達は、生徒達を守る為にプリキュアに変身します。
何とか校舎から脱出を図るみゆき達でしたが、廊下がルームランナーの様に変化してしまい、前へ進めません。
そんな中、みゆきとなおは次々とオバケに襲われ、必死に逃げ惑います。
次々と襲い掛かる、オバケ達。その姿に、オバケを楽しみにしていた筈のやよいさえ、恐怖に駆られてしまいました。
校舎を走り回る、みゆき達とオバケ。体内で両者に暴れられて、苦しむアカンベェ。
そして遂に、アカンベェの口が開き、みゆき達は脱出に成功します。
しかし、自らの有利は揺るがないと確信している、マジョリーナ。
スーパーアカンベェにみゆき達の攻撃を命令し、一気に勝負を付けようとします。
しかし…。
余りの大きさに、動けないスーパーアカンベェ。こうなってしまっては、只の大きな的です。
好機を逃さず、皆に号令をかけるみゆき。
そして、プリンセスフォームに変身し、レインボーバーストでアカンベェを撃破。
みゆき達は一気にデコルを4つ入手し、マジョリーナは去って行きました。
戦いが終わり、土手を歩くみゆき達。
どの口が言うのか「オバケなんて怖くなかった」と自慢するキャンディに、「キャンディも怖がっていた」と反論するみゆき。
子供のケンカをする2人を余所に、れいかが「そう言えば、皆さん。」と話題を振ります。
『夏休みの自由研究は、何をしましたか?』
その瞬間、れいか以外の4人の表情が、恐怖に引き攣ります。
肝試しを経験したことで、自由研究の内容を、超常現象にするつもりと語るれいか。
しかし…。
「ウチ…まだ英語、全然やってへん…。」
「数学が、まだ…。」
「歴史が、手付かず…。」
あかね・やよい・なおは、苦手科目の宿題をまだ終えていませんでした。
そして、みゆきはと言うと…。
「私なんか、全部だよ~!」
「「「「全部っ!?」」」」
遊び惚けて、何も宿題をしていなかったみゆき。余りの酷さに、驚く一同。
「うわああああ~!!!!」
泣きながら逃げ出す、みゆき。
なお・あかね・やよいも、みゆきに続き、逃げ出してしまいました。
「皆さん!どうしたんですか?」
何故みゆき達が逃げ出したのか解らず、一人取り残される、れいか。
オバケより何より、夏休みの宿題が怖かった、みゆき達。(※れいかを除く。)
夏休みは、残り数日。
それまでに、最大の敵・『夏休みの宿題』を倒すことは出来るのでしょうか?
※今回の話を観た子供達が、『大切なことは、後回しにしないようにしよう』と心に刻めたら良いなぁ…と思いました。
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