
スマイルプリキュア!・15話『ドタバタ!みゆきの母の日大作戦!!』感想
今回、初めてサブタイトルが擬音から始まり、つい、前作を思い出してしまいました。
習慣と言うのは恐ろしいモノで、つい、末尾に『ニャ!』と付けてしまいそうになります。
さて、今回のテーマは母の日。
その起源には諸説ありますが、『母親を労い、感謝しよう』という考えは、万国共通です。
いつもの様に、ふしぎ図書館でくつろいでいたみゆき。
しかし、他の皆は母の日のプレゼント作りに余念がありません。
母の日を忘れていたみゆきは急遽、母親への感謝を示すことに。
しかし、何かと失敗を繰り返し、やがて落ち込んでしまいます。
みゆきの想いは、母親に無事届くのでしょうか?
いつもの様に、ふしぎ図書館で絵本を読んでいるみゆき。ふと見渡すと、皆真剣な面持ちで何かを作っています。
詳細を皆に訊くと、「母の日のプレゼントを作っている」とのこと。
あかね達は、それぞれの個性を生かして、母親へのプレゼント作りに夢中です。
少し気になったのは、れいかの湯呑み作りです。
小学生の頃、修学旅行で信楽焼の体験をしましたが、焼き上げるのにはそれなりの日時が掛かった記憶があります。
まだろくろを回していますが、果たして完成するのでしょうか?
母の日当日に、自分が何も準備していないことに気付いたみゆき。
急遽家に戻り、ブタの貯金箱の残高を確認すると…。
残金は、174円。これでは何も買えない、と頭を抱えて落ち込むみゆき。
探し回れば、安いカーネーション一輪くらいなら買えそうですが、そういう訳にもいかないのでしょう。
落ち込むみゆきに「母の日って、何クル?」と問い掛けるキャンディ。
みゆきは、キャンディに母の日の成り立ちと趣旨を説明する最中、自分の言葉からヒントを得て、母の日のプレゼントを何にするのか決定しました。
みゆきが選んだ手段は、『お母さんの手伝い』。
普段お世話になっている母・育代さんの家事の手伝いを、みゆきは率先してこなします。
食器洗いを手伝い、「他にも手伝うことは?」と、育代さんに訊くみゆき。
みゆきが家事を手伝うことが、母の日のプレゼントだと知った育代さんは、みゆきに洗濯物を頼みます。
――しかし、これ以降のみゆきの手伝いは、悉く失敗に終わります。
洗濯をしている合間に、「読書中のお母さんの為に」と、コーヒーを淹れるみゆき。
育代さんの好きな、砂糖とミルクをたっぷり入れたコーヒー…の筈が、しかめっ面の育代さん。
「ちょっと、失礼。」と、みゆきがコーヒーを飲むと、塩辛い味。砂糖と塩を間違えたことに気付き、大慌てのみゆき。
更に洗濯機から警告音が発せられ、慌てて駆け寄ると、洗濯機の水が入浴剤の色に変色していました。
慌てふためき落ち込むみゆきに、「洗い直せば大丈夫よ。」と慰める育代さん。
名誉挽回に、布団を干すみゆき。
フカフカの布団で寝れば、お母さんも喜んでくれる、と頑張ってベランダに布団を干しました。
布団を干した後は家中をお掃除と、みゆきが張り切った瞬間、ベランダから布団が落下。
更に、布団を拾う為に慌てて庭に駆け寄ろうとすると、掃除機に躓き転倒。更に、掃除機のゴミ袋が散乱。
お手伝いどころか迷惑を掛けっ放しになってしまい、ベッドの上でバタバタしながら悔しがるみゆき。
お母さんの為に、何かしてあげたい――。
そう思ったみゆきはふと、あかね達が楽しそうに何かを作っていたことを思い出します。
キャンディがビーズペンダントを作っていたのは、皆が楽しそうにしている姿に触発されたから。
「そうか。自分で作ればいいんだ。」
キャンディの言葉にヒントを得たみゆき。
育代さんに素敵なプレゼントを贈る為に、みゆきはふしぎ図書館に赴き、皆が何を作っていたのかを訊きます。
やよい:母親の似顔絵
あかね:『お好み焼き あかね』オリジナルエプロン
なお:刺繍入りティッシュケース
れいか:湯呑み
それぞれの個性を生かした品を作っていたことを知ったみゆきは、自分の特技について4人に問い掛けます。
しかし、誰もみゆきの特技について思い浮かばず、頭を抱えてしまうみゆき。
その視点の先には、キャンディの作ったペンダントが。
「それだっ!」
こうして、みゆきのペンダント作りが始まりました。
その頃、七色ヶ丘町の上空では――。
「くそ…。まだ口が不味いぜ。ああ~気分悪い!こうなったら今日は…徹底的にバッドエナジーを集めてやるぜ!」
マジョリーナに貰った納豆餃子飴の所為で、口の中が気持ち悪いウルフルン。
その腹癒せに、町内をバッドエンドに染めることを決意します。
腹癒せに襲われる七色ヶ丘町市民が、不憫でなりません。
誰かすぐにでも、彼を幸せにしてあげて下さい。
冒頭でキャンディが使っていたビーズメーカーを使い、ネックレスを作るみゆき。
可愛い花をあしらった品ですが、みゆきは自分の不器用さに落ち込みます。
キャンディは親切心から星デコルを使おうとしますが、「それでは手作りじゃなくなる」と、みゆきは使用を拒否。
しかし、既に星デコルは発動してしまい――。
「クル~!」
キャンディの耳がお洒落に変身し、星デコルにはメイクアップ効果もあることが判明しました。
その後、やよいの提案で、ネックレスにメッセージカードを付けることにしたみゆき。
可愛いカードを売っている店を知っているあかねの案内で、一同は買い物に繰り出します。
不幸に染め上げる対象を見定めていたウルフルンは、『母の日フェア』で賑わう花屋を発見。
早速黒い本を取り出し、周囲をバッドエンドに染め上げます。
メッセージカードを探していたみゆき達は、キャンディがウルフルンを察知したことで、品定めを中止。
現場に赴いた一同は、ウルフルンと対峙します。
ストレス発散の為、今回のアカンベェは赤っ鼻を使うことにしたウルフルン。
彼の召喚したアカンベェは、カーネーション型でした。
植物型の特性を生かし、ツルの鞭等で攻撃をするアカンベェ。
近付く敵には花粉を振り撒き、無力化した直後に攻撃を仕掛けます。かなりの頭脳派です。
花粉は、アレルギー体質を持つ人にとっては天敵の一つで、場合によっては喘息の原因になります。
花粉症を患った上に喘息の発作が出ると大変なので、花粉症の方はご注意を。
強力な攻撃を繰り出すアカンベェですが、キャンディの的確な指示で、何とか攻撃を躱すみゆき。
しかし、その様子に気付いたウルフルンは、キャンディを攻撃対象に。
キャンディを攻撃から救い出し、空高く逃れるみゆき。しかし、攻撃がみゆきの自作ペンダントに命中してしまいます。
「ああっ!」
プレゼントに敵の攻撃が命中したことに気付いたみゆきは、着地したビルの屋上にキャンディを投げ捨て避難させ、プレゼントを取り戻しに向かいます。
しかし、一押し早くウルフルンに取り上げられ、「下手くそなプレゼント」と罵られたみゆき。
その言葉にショックを受け、「そんなんじゃお母さん、喜んでくれないよね…。」と、気力を失いかけます。
「ハッピー。それは、ちゃうで…。」
みゆきの肩を叩き、ウルフルンに一人で立ち向かうあかね。
大切な仲間を傷付けられて、怒り心頭。果敢にウルフルンに攻撃を仕掛け、みゆきのネックレスを取り戻すべく奮闘します。
みゆきの心を傷付けたウルフルンを許せないのは、あかねだけではありませんでした。
なお・れいか・やよいも参戦し、懸命に敵に立ち向かいます。
「大切なのは、気持ち。プレゼントが可愛いとか、そんなんじゃない…。」
皆の言葉が心に染み入り、大切なことに気付いたみゆき。
気力を取り戻したみゆきは、仲間と共に再び、敵に立ち向かいます。
連携攻撃で、敵を翻弄するみゆき達。そして、止めはハッピーシャワー。
こうして、みゆき達は、みゆきののプレゼントと町の人々の幸せを取り戻しました。
ジュースデコルを入手し、残りはあと4つ。
ウルフルン達がピエーロを復活させる前に、無事にクイーンを復活させることが出来るでしょうか?
折角ネックレスを取り戻したものの、少し花の部分が欠けてしまい、落ち込むみゆき。
そんな彼女に偶然通り掛かった育代さんが気付き、声を掛けます。
プレゼントを渡すべきか迷うみゆきに、「みゆき!」と声を掛けるキャンディ。
その言葉に背中を押され、勇気を出して育代さんにプレゼントを差し出すみゆき。
「みゆきが作ってくれたの?」
「うん。あんまり、上手く出来なかったけど…。」
眼を逸らし、不安そうな表情で話すみゆき。
その直後、みゆきに貰ったネックレスを首に掛け、愛おしそうに眺める育代さん。そして――。
「ううん。とっても素敵!」
育代さんの慈愛に満ちた笑みを見て、微笑み返すみゆき。
仲良く2人で家路につく星空親子。
お手伝いを失敗したことを謝るみゆきに、「お母さんの為に頑張ってくれた気持ちが、嬉しかった」と答える育代さん。
お母さんに褒められて、面映いみゆき。
その頃、他の4人の家庭でも、娘達のプレゼントを貰って喜ぶ母の姿が。
「お母さん有難う!大好き!」
育代さんの腕にしがみつき、日頃の感謝の気持ちを伝えるみゆき。
2人の幸せな姿を、一番星が見守っていました。
※みゆきが家事を失敗する姿を見て、ふと、かつての自分を思い出しました。
料理を作り始めたころ、作ったのは定番のカレー。
今なら滅多なことで失敗しませんが、当時は『塩コショウをかける程、美味しくなる』と思い込んで、大量に振りりかけました。
完成したのは、安いレトルトカレーを10倍不味くしたような味。不審に思い、塩コショウの瓶を見ると『味塩コショウ』の文字が。
化学調味料っぽい味の正体は、塩コショウだけでなく、大量の『うま味調味料』がカレーに入ってしまった所為でした。
とんでもなく不味かったので、「捨てていいよ」と言ったのですが、「折角作ってくれたから」と、両親が懸命に食べてくれたことを、今も覚えています。
それ以降は、『塩コショウ』を使うことを止め、塩と胡椒は別々に使うようになり、その手の失敗は殆ど無くなりました。
今回、『母の日の為に』と、家事に挑戦したみゆきが今後、育代さんに正式に家事を習う光景を、是非観てみたいです。
習慣と言うのは恐ろしいモノで、つい、末尾に『ニャ!』と付けてしまいそうになります。
さて、今回のテーマは母の日。
その起源には諸説ありますが、『母親を労い、感謝しよう』という考えは、万国共通です。
いつもの様に、ふしぎ図書館でくつろいでいたみゆき。
しかし、他の皆は母の日のプレゼント作りに余念がありません。
母の日を忘れていたみゆきは急遽、母親への感謝を示すことに。
しかし、何かと失敗を繰り返し、やがて落ち込んでしまいます。
みゆきの想いは、母親に無事届くのでしょうか?
いつもの様に、ふしぎ図書館で絵本を読んでいるみゆき。ふと見渡すと、皆真剣な面持ちで何かを作っています。
詳細を皆に訊くと、「母の日のプレゼントを作っている」とのこと。
あかね達は、それぞれの個性を生かして、母親へのプレゼント作りに夢中です。
少し気になったのは、れいかの湯呑み作りです。
小学生の頃、修学旅行で信楽焼の体験をしましたが、焼き上げるのにはそれなりの日時が掛かった記憶があります。
まだろくろを回していますが、果たして完成するのでしょうか?
母の日当日に、自分が何も準備していないことに気付いたみゆき。
急遽家に戻り、ブタの貯金箱の残高を確認すると…。
残金は、174円。これでは何も買えない、と頭を抱えて落ち込むみゆき。
探し回れば、安いカーネーション一輪くらいなら買えそうですが、そういう訳にもいかないのでしょう。
落ち込むみゆきに「母の日って、何クル?」と問い掛けるキャンディ。
みゆきは、キャンディに母の日の成り立ちと趣旨を説明する最中、自分の言葉からヒントを得て、母の日のプレゼントを何にするのか決定しました。
みゆきが選んだ手段は、『お母さんの手伝い』。
普段お世話になっている母・育代さんの家事の手伝いを、みゆきは率先してこなします。
食器洗いを手伝い、「他にも手伝うことは?」と、育代さんに訊くみゆき。
みゆきが家事を手伝うことが、母の日のプレゼントだと知った育代さんは、みゆきに洗濯物を頼みます。
――しかし、これ以降のみゆきの手伝いは、悉く失敗に終わります。
洗濯をしている合間に、「読書中のお母さんの為に」と、コーヒーを淹れるみゆき。
育代さんの好きな、砂糖とミルクをたっぷり入れたコーヒー…の筈が、しかめっ面の育代さん。
「ちょっと、失礼。」と、みゆきがコーヒーを飲むと、塩辛い味。砂糖と塩を間違えたことに気付き、大慌てのみゆき。
更に洗濯機から警告音が発せられ、慌てて駆け寄ると、洗濯機の水が入浴剤の色に変色していました。
慌てふためき落ち込むみゆきに、「洗い直せば大丈夫よ。」と慰める育代さん。
名誉挽回に、布団を干すみゆき。
フカフカの布団で寝れば、お母さんも喜んでくれる、と頑張ってベランダに布団を干しました。
布団を干した後は家中をお掃除と、みゆきが張り切った瞬間、ベランダから布団が落下。
更に、布団を拾う為に慌てて庭に駆け寄ろうとすると、掃除機に躓き転倒。更に、掃除機のゴミ袋が散乱。
お手伝いどころか迷惑を掛けっ放しになってしまい、ベッドの上でバタバタしながら悔しがるみゆき。
お母さんの為に、何かしてあげたい――。
そう思ったみゆきはふと、あかね達が楽しそうに何かを作っていたことを思い出します。
キャンディがビーズペンダントを作っていたのは、皆が楽しそうにしている姿に触発されたから。
「そうか。自分で作ればいいんだ。」
キャンディの言葉にヒントを得たみゆき。
育代さんに素敵なプレゼントを贈る為に、みゆきはふしぎ図書館に赴き、皆が何を作っていたのかを訊きます。
やよい:母親の似顔絵
あかね:『お好み焼き あかね』オリジナルエプロン
なお:刺繍入りティッシュケース
れいか:湯呑み
それぞれの個性を生かした品を作っていたことを知ったみゆきは、自分の特技について4人に問い掛けます。
しかし、誰もみゆきの特技について思い浮かばず、頭を抱えてしまうみゆき。
その視点の先には、キャンディの作ったペンダントが。
「それだっ!」
こうして、みゆきのペンダント作りが始まりました。
その頃、七色ヶ丘町の上空では――。
「くそ…。まだ口が不味いぜ。ああ~気分悪い!こうなったら今日は…徹底的にバッドエナジーを集めてやるぜ!」
マジョリーナに貰った納豆餃子飴の所為で、口の中が気持ち悪いウルフルン。
その腹癒せに、町内をバッドエンドに染めることを決意します。
腹癒せに襲われる七色ヶ丘町市民が、不憫でなりません。
誰かすぐにでも、彼を幸せにしてあげて下さい。
冒頭でキャンディが使っていたビーズメーカーを使い、ネックレスを作るみゆき。
可愛い花をあしらった品ですが、みゆきは自分の不器用さに落ち込みます。
キャンディは親切心から星デコルを使おうとしますが、「それでは手作りじゃなくなる」と、みゆきは使用を拒否。
しかし、既に星デコルは発動してしまい――。
「クル~!」
キャンディの耳がお洒落に変身し、星デコルにはメイクアップ効果もあることが判明しました。
その後、やよいの提案で、ネックレスにメッセージカードを付けることにしたみゆき。
可愛いカードを売っている店を知っているあかねの案内で、一同は買い物に繰り出します。
不幸に染め上げる対象を見定めていたウルフルンは、『母の日フェア』で賑わう花屋を発見。
早速黒い本を取り出し、周囲をバッドエンドに染め上げます。
メッセージカードを探していたみゆき達は、キャンディがウルフルンを察知したことで、品定めを中止。
現場に赴いた一同は、ウルフルンと対峙します。
ストレス発散の為、今回のアカンベェは赤っ鼻を使うことにしたウルフルン。
彼の召喚したアカンベェは、カーネーション型でした。
植物型の特性を生かし、ツルの鞭等で攻撃をするアカンベェ。
近付く敵には花粉を振り撒き、無力化した直後に攻撃を仕掛けます。かなりの頭脳派です。
花粉は、アレルギー体質を持つ人にとっては天敵の一つで、場合によっては喘息の原因になります。
花粉症を患った上に喘息の発作が出ると大変なので、花粉症の方はご注意を。
強力な攻撃を繰り出すアカンベェですが、キャンディの的確な指示で、何とか攻撃を躱すみゆき。
しかし、その様子に気付いたウルフルンは、キャンディを攻撃対象に。
キャンディを攻撃から救い出し、空高く逃れるみゆき。しかし、攻撃がみゆきの自作ペンダントに命中してしまいます。
「ああっ!」
プレゼントに敵の攻撃が命中したことに気付いたみゆきは、着地したビルの屋上にキャンディを
しかし、一押し早くウルフルンに取り上げられ、「下手くそなプレゼント」と罵られたみゆき。
その言葉にショックを受け、「そんなんじゃお母さん、喜んでくれないよね…。」と、気力を失いかけます。
「ハッピー。それは、ちゃうで…。」
みゆきの肩を叩き、ウルフルンに一人で立ち向かうあかね。
大切な仲間を傷付けられて、怒り心頭。果敢にウルフルンに攻撃を仕掛け、みゆきのネックレスを取り戻すべく奮闘します。
みゆきの心を傷付けたウルフルンを許せないのは、あかねだけではありませんでした。
なお・れいか・やよいも参戦し、懸命に敵に立ち向かいます。
「大切なのは、気持ち。プレゼントが可愛いとか、そんなんじゃない…。」
皆の言葉が心に染み入り、大切なことに気付いたみゆき。
気力を取り戻したみゆきは、仲間と共に再び、敵に立ち向かいます。
連携攻撃で、敵を翻弄するみゆき達。そして、止めはハッピーシャワー。
こうして、みゆき達は、みゆきののプレゼントと町の人々の幸せを取り戻しました。
ジュースデコルを入手し、残りはあと4つ。
ウルフルン達がピエーロを復活させる前に、無事にクイーンを復活させることが出来るでしょうか?
折角ネックレスを取り戻したものの、少し花の部分が欠けてしまい、落ち込むみゆき。
そんな彼女に偶然通り掛かった育代さんが気付き、声を掛けます。
プレゼントを渡すべきか迷うみゆきに、「みゆき!」と声を掛けるキャンディ。
その言葉に背中を押され、勇気を出して育代さんにプレゼントを差し出すみゆき。
「みゆきが作ってくれたの?」
「うん。あんまり、上手く出来なかったけど…。」
眼を逸らし、不安そうな表情で話すみゆき。
その直後、みゆきに貰ったネックレスを首に掛け、愛おしそうに眺める育代さん。そして――。
「ううん。とっても素敵!」
育代さんの慈愛に満ちた笑みを見て、微笑み返すみゆき。
仲良く2人で家路につく星空親子。
お手伝いを失敗したことを謝るみゆきに、「お母さんの為に頑張ってくれた気持ちが、嬉しかった」と答える育代さん。
お母さんに褒められて、面映いみゆき。
その頃、他の4人の家庭でも、娘達のプレゼントを貰って喜ぶ母の姿が。
「お母さん有難う!大好き!」
育代さんの腕にしがみつき、日頃の感謝の気持ちを伝えるみゆき。
2人の幸せな姿を、一番星が見守っていました。
※みゆきが家事を失敗する姿を見て、ふと、かつての自分を思い出しました。
料理を作り始めたころ、作ったのは定番のカレー。
今なら滅多なことで失敗しませんが、当時は『塩コショウをかける程、美味しくなる』と思い込んで、大量に振りりかけました。
完成したのは、安いレトルトカレーを10倍不味くしたような味。不審に思い、塩コショウの瓶を見ると『味塩コショウ』の文字が。
化学調味料っぽい味の正体は、塩コショウだけでなく、大量の『うま味調味料』がカレーに入ってしまった所為でした。
とんでもなく不味かったので、「捨てていいよ」と言ったのですが、「折角作ってくれたから」と、両親が懸命に食べてくれたことを、今も覚えています。
それ以降は、『塩コショウ』を使うことを止め、塩と胡椒は別々に使うようになり、その手の失敗は殆ど無くなりました。
今回、『母の日の為に』と、家事に挑戦したみゆきが今後、育代さんに正式に家事を習う光景を、是非観てみたいです。
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