yukitaの想い出日誌 スイートプリキュア♪・47話『ピカーン!みんなで奏でる希望の組曲ニャ!』感想
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スイートプリキュア♪・47話『ピカーン!みんなで奏でる希望の組曲ニャ!』感想

放送開始から毎週、リアルタイム視聴後は、寝る前に1度観るのが日課になっている、『スイートプリキュア♪』。
でも今回の話は、何度観返した事か。

『これを観たら、寝よう』と決めたのに、また観直し、更にもう一度…。
そんな日々を、今日に至るまで繰り返しています。

今回の話は、どう感想を書けば良いか迷いました。
結局、どうしても纏まらないので、思いつくまま書こうと思います。
いつもに増して読み難い文になると思いますが、楽しんで頂ければ幸いです。

世界中の殆どから、音が消えてしまった――。
そして、残された『音』は、響達のノイズの鼓動のみ。

世界中の音を取り戻す為に、再びノイズと相対する事を決意する響達。
しかし、ノイズが生まれた理由と真の目的を知り、ノイズの悲しみの深さを知る。

「ニャプ…?ノイズは、悲しんでいるのニャ?」
ノイズの悲しみを知ったハミィが下した『重大な決断』により、響達は大切な事を思い出す。

『悲しみは、乗り越えればいい』
その事をノイズに伝える為に、響達は再び、戦う決意をする。
――ノイズを倒すのではなく、救う為に。

響達の『最後の戦い』が、今…始まる!

※今回のプリキュア達とノイズの戦いは、戦いと言うよりは『会話』だったと思います。
今迄、その出自により全ての人々に否定されてきたノイズが、響達と触れ合い、幸せを感じる事が出来た――。

こんなに優しい『戦い』を、かつて観た事がありませんでした。
今迄、この物語を観続けて、本当に良かったです。

そして、今回の放送を観て、何故この物語の主題が『音楽』だったのかが、解った気がしました。
もし、音吉さんとクレッシェンドトーンがノイズと相対した時、今回の響の様に理由を訊けば、争いは起きなかったのかも知れません。
でも、少なくとも、当時の音吉さん達はノイズと対話出来なかったと思います。
それは、2人の出自が原因です。

クレッシェンドトーンは、『楽しい音楽の象徴=喜びの象徴』です。
彼女の奏でる音色は、人々を楽しませ、時には悲しんでいる人々を慰めます。
そして音吉さんは、『幸福の音楽の象徴』メイジャーランドの元国王です。

一方、ノイズは人々の悲しみが集まった、『悲しみの象徴』です。
人々の幸福の守護者である2人が、ノイズを否定し消し去ろうとしてしまったのも、仕方無い事だと思います。

ただ、それは物事の根本的な解決には至らず、結論を先送りにするだけでした。
そして、『幸福のメロディ』は、『ノイズを封じ込める=否定する』為の手段だったのだと思います。

前回の感想で書き忘れましたが、ノイズの攻撃でコンサートホールが破壊された時、『これで、古い時代の象徴が終わったんだな…。』と思いました。

そして、今回の放送で、『幸福のメロディ』の存在理由が、『ノイズを封じ込める=否定する』から、『ノイズに笑顔になって欲しい=肯定』に、完全に変わったのだと実感しました。
『幸福のメロディ』は今後、ノイズの悲しみを慰め、ノイズを笑顔にする歌に生まれ変わる事でしょう。

そのキッカケを作ったのは、「全ての音が消し去った世界で、ノイズは何をするのだろう?」と言う、響の疑問でした。
そして、ノイズの口から、思いがけない真実が明かされました――。

「そうだな…。いずれ…消え去るさ。私もな…。」
それは、余りにも切なくて…悲しい言葉でした。

「あなた一体…何なの?」ノイズの意図が掴めずに、問い掛ける響。
そして、耳劈く叫びと共に放たれたノイズの言葉は、彼の悲しみの深さを雄弁に物語っていました。

「そんな事…こっちが、訊きたい…!!」
「今も昔も、私のこの声に耳を塞ぎ、この姿に目を背け、恐れ…憎しみ、忌み嫌う。――まるで、汚いモノでも見る様に…。」

この時のノイズの瞳には、深い悲しみが刻まれていました。

自分が人々の悲しみから生まれた存在であり、人々が居る限り自分が存在し続ける事を響達に告げたノイズ。

「どうした?さあ、立て。立ち上がり変身して、全力でかかって来い!私を倒して、消し去ってみせろ!!」

ノイズの叫びを聴いた瞬間、響と同様に僕も、もの凄く切ない気持ちになりました。
一見、響達を挑発しているかに見えて、実は、「『悲しみの象徴』である自らを消し去って欲しい!」と言う、ノイズの哀願に聞こえたからです。

ノイズの挑発に、応戦で応えそうとした奏達。しかし響は、「出来ないよ!」と叫びます。

『悲しみの象徴』である自らの出自に悲嘆し、自分の全てを憎むノイズ。
だから、世界と共に、自分自身を消し去りたい――。

ノイズの叫びから、彼が抱える深い悲しみと絶望を感じ取り、涙する響。

「ニャプ…?ノイズは、悲しんでいるのニャ?」
響の叫びにより、ノイズの悲しみを感じ取ったハミィは、一つの大きな決断を下します。

ノイズの悲しみを知り、理解する為に語り掛ける響の言葉を、ノイズは、「私が悲しむなど、有り得るものか!」と、否定します。
「嘘っ!」ノイズの『嘘』を見抜き、叫ぶ響。

「ならば、その悲しみとやらを、もっと味わってもらおう…。この私の、一部にしてなっ!」
響の訴えに対するノイズの返答は、響の言葉を否定し、その身を取り込む事でした。

両拳には長い爪が伸び、開かれた胸部からは、禍々しい光が。
その様子を見て、隠れていた場所から躍り出るハミィ。それを止めようとするドリー。
ハミィは、ドリーの頭を撫で、フェアリートーン全員に『お願い』をします。

「ハミィは、ちょっと用事が出来たのニャ。皆、何があっても諦めないで、プリキュアを助けて欲しいのニャ。」
「それじゃ、行って来るのニャ!」


フェアリートーン達の制止を振り切り、戦いの場に飛び込むハミィ。
響に迫るノイズの光線を、『伝説の楽譜』で弾き――。

「ニャーープー!!!」
『伝説の楽譜』と共に、自らノイズの胸に飛び込んだハミィ。
ハミィの目的は、ノイズに『音楽の楽しさ』を伝える事でした。

ノイズの胸の中で、ノイズと音符達に向けて歌う、ハミィ。

「ノイズ。聴こえるニャ?これが、音楽ニャ!」
「音楽があれば、悲しい事や辛い事なんて、皆すぐに吹き飛んじゃうのニャ。」
「ハミィだって…。今迄、時々は悲しい事もあったのニャ…。でも、楽しく歌を歌えば、そんなのすぐに、乗り越えられるんだニャ!」


ハミィが語った『悲しい事』は、セイレーン(エレン)との仲違いでした。
この当時のハミィは、本当に健気で、その姿を見て思わず泣いてしまいました。
そして今回も、ハミィの姿に感動させられます。

ハミィの歌により、ノイズの体内の音符も、少しずつ喜びを思い出して行きます。
そして、ハミィの歌を聴いた響達は、『悲しみは乗り越えられる』事を思い出し、それをノイズに伝える為に、再び立ち上がり、プリキュアに変身します。

「ノイズ、ゴメンね。今まで私達、あなたを倒す事しか考えてなかった。でも、そうじゃない。そうじゃなかった――。」
「戦わないんじゃなかったのか?」
「ううん。戦うわ。戦って、今度こそあなたを…助けてみせる!」


ノイズの悲しみを癒し、救う事を決意したメロディ。その表情は、笑顔に溢れていました。

「助ける?心も身体も全て悲しみで出来ているこの私に、よくもそんな事が言えるっ!」
「思い上がるなっ!プリキュア共っ!!」


ノイズの叫びに呼応して、笑顔を取り戻した筈の音符達が、また、悲しみに染められます。
そして、ノイズの体内から腕が伸び、ハミィを捕え、取り込もうとします。

「駄目ニャ!音符達!悲しみに負けちゃ…駄目ニャ~!!」
ノイズと音符達に必死で呼び掛けるハミィ。しかしその声はノイズに届かず、ビートにも聞こえなくなります。

「今は、ハミィを信じよう!」響に促され、ノイズに対峙する一同。
しかし、ノイズの攻撃により、吹き飛ばされてしまいます。

「ノイズに…届かないっ!」
墜落しながら、遠ざかるノイズに対して手を伸ばすものの、その手がノイズに届かない事を嘆くメロディ。
この悲痛な叫びは、響達の成長とノイズに対する真摯な気持ちの表れだと思いました。

「届くミミっ!プリキュアの想いを、言葉を…!」
「僕達が…!届けるんだソソー!!」


ミリー・ファリー・ソリー・シリーが、それぞれのパートナーのモジューレに刺さった瞬間、メロディ達に鳥の尾羽の様な羽が生えました。
プリキュアとフェアリートーンの想いが、小さな奇跡を起こしました。
そして、プリキュア達とノイズの『会話』が今、始まります。

「悲しみは、生まれ続ける!」と言うノイズに、「悲しみを乗り越え続ける!」と訴えるメロディとリズム。
その行為の無意味を説くノイズに、「悲しみを乗り越えた分だけ、前進出来る!」と訴える、ミューズ。
「知った様な事を!」とノイズが拒絶すると、「知ってるからよ!」と叫ぶビート。

「私は、皆の敵だった!何度も騙して、傷付けた!――でも、皆が過ちに気付かせてくれたから、私は、生まれ変われた!!」
「私も、パパが居なくなって…辛かった。一人で迷って、悩んで…。――でも、皆が居たから、私は…ありのままの自分になれた!!」
「私も…!響と一杯ケンカした!本当は仲良くしたいのに、つまんない意地張って、素直になれなくて…。でも、一杯ケンカしたからっ!!」
「そうっ!前よりずっと、解り合えた!もっともっと…!」「「仲良くなれたっ!!」」


「私達は、そうやって…大切な仲間になれた。」
自分達の経験をノイズに語る4人。その瞳には涙が。
悲しくないのに泣いている理由をノイズに訊かれ、更に告げます。

「皆と一緒に居られるのが、嬉しいからよ。」「涙は、悲しい時だけのものじゃない。」
「ノイズ。あなたにも、きっと解るよ。この涙の意味が。」


「黙れ…。黙れっーー!!!
「私は…お前達とは違う!お前達等と…同じで、堪るかぁーー!!!」

此処に居たってノイズは、初めて他人に自分の感情を吐露したのだと感じました。
『悲しみの象徴』故に存在を否定され続けたノイズが、自分の存在を語っている――。
この『会話』を通じて、響達だけでなく、ノイズも成長しているのだと思いました。

「そうよ、ノイズ…。あなたは、あなたなの!」「その声も、羽の音も…!」「あなただけの、立派な音楽!」
「そう!皆違ってていいっ!」「皆…それぞれ、自分だけの音楽を持っているの。」
「色んな人が居て、色んな音楽があって…。喜んだり、悲しんだり…。きっと、そうやって皆繋がって、この世界は出来ている!」


「この世界が、一つの組曲なの!!」
「ノイズ!あなたも、その一部。だから私達は、あなたを消す事なんて出来ない!」


この世界に、消して良いモノなど存在しない。全てに等しく価値があり、お互いが尊重し合う事が出来ると語る4人。
そんな響達の訴えを掻き消し、「お前達は何故、其処まで音楽など信じる!?」と叫ぶノイズ。

音楽は人を笑顔にし、幸せを実感させてくれる。幸せな感情が、人々を繋いでくれる。
そして、人々の繋がりが、更なる幸福を齎す――。
音楽が紡ぐ幸福の力を、ノイズに伝える4人。

「幸せなど、有り得ん!」
幸せを知らないノイズは、響達の言葉を信じません。でも響達は、「今はそうでも、いつか解るよ!」「あなたも、笑顔になれば!」と、ノイズに語り掛けるのを止めません。

「そんな時は…来ない!」
幸せになる事を諦めているノイズに、「一人で決めつけないで!」と訴える響達。そして、「誰だって必ず、笑顔になれる!」と、想いをぶつけます。

「何が笑顔だぁ…!!そんなモノぉーー!!!!!」
「ほんの少しの心次第で、一瞬で悲しみに…変わるっ!!!!!」

人々の悲しみを誰よりも知っているノイズは、響達の言葉を受け容れられません。

「だからこそ、どんなに深い悲しみも、乗り越えたら、笑顔に変わるっ!!」
どんなにノイズに否定されても、決して、ノイズに幸せを伝える事を諦めない響達。
そして、響達とノイズ、それぞれの想いが空中で激突します。

「ならば、私が!」「それなら、私達が!」「「この世界の、全てを――!!!」」

「悲しみに染めてみせるっ!!!!!」
「笑顔に変えてみせるっ!!!!!」

「そうニャ…。皆で、願うニャ!」
響達の叫びを聞き、ノイズに取り込まれかけていたハミィは、気力を振り絞り、響達に語り掛けます。
それに呼応する様に、ノイズに、自分達の熱い想いを伝える響達。

「笑顔と!」
「幸せと!」
「音楽の!」

「「「「「溢れる世界をーー!!!!!」」」」」


5人の願いが一つになった瞬間、周囲は光に包まれました。
そして遂に、大いなる奇跡が起こります――。

「有難う、プリキュア。音楽を信じてくれて。」
「その想いで、僕等はもっと、強くなれる。」
「さあ!その心を、もう一度重ね合わせよう!!――僕等と!!!」


フェアリートーン達が一つに重なり、クレッシェンドトーンに。
そして、クレッシェンドトーンから放たれた光は、響達の真の力を解放します。

プリキュア達の背中から、金色の翼が生え、その姿はまるで、不死鳥の様です。

「これが…奇跡ニャ…!」
音符達と共に、響達の輝きを見守るハミィ。

「ねえ?ノイズ。多分、私達は同じなんだよ。」
「悲しみからあなたが生まれた様に、喜びや笑顔から、この力は生まれた。」
「それは、あなたと一緒に、悲しみを乗り越える為。その為に、プリキュアの力はある!」
「だから、今こそあなたに――。」


「届けましょう!希望のシンフォニー!!」
響達の叫びと共に、光の鍵盤がノイズを囲みます。そして――。

「プリキュア!スイートセッションアンサンブル!!クレッシェンド!!!」
プリキュアと一体化したクレッシェンドトーンが、ノイズを抱き締める様に巨大化します。

「フィナーレ!!!!」
ノイズに幸せを伝える為に、自分達の全てをぶつける響達。
そして、光の奔流がノイズを貫いた瞬間、本当の奇跡が――。

「うわああぁああ!!!!!」
「――うおっ!?」
光の奔流に包まれて、消滅するかにみえたノイズの手を、響が掴みます。

「やっと…届いたっ!」
ノイズの手を掴み、優しく微笑む響。

「お前達は、何故…此処まで…?」
響達に問い掛けるノイズの表情にはもう、憎しみはありませんでした。

「そんなの…決まってるでしょ?」「皆の笑顔を守る事。」「それが、プリキュアの使命…!」
「あなたの笑顔も守らなきゃ、プリキュアの名が廃るっ!」

「ハハっ…!」
「フフッ…!」

微笑み合う、ノイズと響。
何度観ても、このシーンは感動します。こんなに満たされた表情をした『ラスボス』を、初めて観ました。

この結末を当初、この場に居た誰が、想像出来たでしょうか?
でも、お互いの気持ちをぶつけ合い、理解しようと歩み寄った事で、誰もが為し得なかった幸せな結末を、両者は手にしました。
悲しみを消し去るのではなく、共に癒す――。
これが、響達とノイズが出した結論でした。

「全く…。」
悲しみが癒され、満ち足りた表情で、光と共に消滅するノイズ。
でもきっと、ノイズはこのまま消滅するのではなく、悲しみを癒された『ピーちゃん』として、響達の前に姿を見せると思います。

響達の想いは、ノイズの悲しみを笑顔に昇華させました。
もし今後、新たなノイズが生まれたとしても、響達はノイズに寄り添い、その悲しみを癒す事でしょう。
――きっと、二度と『悲しみの象徴であるノイズ』は、生まれないと思います。

「終わったね。」「うん…。」
ノイズの悲しみを癒し、安堵の表情を見せる響達。しかし…。

「ねえ?ハミィは…?」「「「えっ…?」」」
いつも響達と一緒に、喜びも悲しみも分け合ってきたハミィ。
晴れ渡る青空の下に何故か、その姿は無かった――。

次回予告――。

天国の様な花畑を走り回っているハミィ。そんなハミィを迎えに来た響達。
復活したメイジャーランド三銃士(元・トリオ・ザ・マイナー)が、エレンに笑顔で飛び付くシーン。
ギターを弾くエレン。

そして、遂に歌われる『幸福のメロディ』。
一体、どんな音楽になるのでしょうか?

1話丸々エピローグに使われるのは、今回がシリーズ初です。
響達の奏でる『希望の組曲』が織りなす、希望に溢れる世界は、一体どんな風景なのでしょうか?
今から、とても楽しみです。

※この世界に不要な存在は無く、誰もが喜びで繋がる事が出来る――。
その事を表現する為に、『音楽』は、とても良い題材だったと思います。

音楽の生演奏を『ライブ』と呼びます。そして、『live』は『life=生命』に繋がります。
人々の営みを音楽そのものと捉えると、その音楽は様々な様式を持ち、様々な音を奏でます。

『一人では小さな音でも、皆で演奏すれば、大きな音になる』
ノイズとの最終決戦の前に、フェアリートーン達が響達に言った言葉です。
そして、その言葉通りに、響達の強くて優しい音色が、絶望に彩られたノイズの心を癒しました。

「この世界が、一つの組曲なの。」
この言葉に、この物語の全てが内包されている気がしました。
誰一人も否定せず、全てを認め合って、笑顔の組曲を奏でた響達に、深い感銘を覚えました。

思えば、響達が変身する時によく言っていた、「絶対に許せない!」と言う言葉。
これは、『人を悲しませる行為を許せない』と言う意味で、相手を拒絶する言葉では無かった事に気付きました。

唯一の例外は、まだ正体を隠していたミューズを謗ったメフィスト様に対し、「アンタは絶対許せない!」と言った事です。
ただ、これは、大切な仲間を傷付けられた怒りから来るもので、その後にメフィスト様が操られている事と、ミューズ(アコ)の父である事を知ってからは、メフィスト様を救う為に頑張っています。

そして、響達がプリキュアに変身した時の口上は、『届け!2人(最終的には4人)の組曲!』です。
また、『スイートセッションアンサンブル』を繰り出す時は、『届けましょう!希望のシンフォニー!』です。
響達の戦いは常に、誰かを倒す事では無く、『自分達の想いを、相手に伝える』為のモノでした。

ノイズと響達の心のぶつかり合いから、ハミィと響達の心が重なる瞬間までのシーンは、特に何度も繰り返して観ました。
もし、今回の話を記録した媒体がビデオテープなら、今頃擦り切れているか、絡まってしまったと思います。
今、記憶媒体にBDがあって、本当に良かったです。

個人的に惜しむらくは、PS3とPSVitaを所持していながら、torneを持っていなかった事です。
ああっ!torneさえ持っていれば、Vitaで携帯機における最高画質の『スイートプリキュア♪』が、何時でも楽しめたのに!! (※ちなみに、BDの録画機はパナソニックなので、現状ではVitaに録画を持ち出す手段が無い。)

少し話がズレましたが、響達とハミィが心を一つに重ね、クレッシェンドトーンになったフェアリートーン達の力で響達が『クレッシェンドプリキュア』になった瞬間、ふと、こんな事を思いました。

「ハミィはプリキュアに変身しなかったけど、この瞬間のハミィはプリキュアなんだ!」
そして、この時にハミィは、本当の意味で『プリキュア達のリーダー』になったのだと思いました。

もしこの場にハミィが居なければ、響達は「悲しみは乗り越える事が出来る」と言う大切な事を思い出せず、ノイズを消し去ろうとしたままだったかも知れません。
それでも、ノイズを封じ込めるか消滅させる事は、出来たかも知れません。でも、それは『悲しい結末』です。

思えばハミィは、落ち込む事はあっても、相手に怒りをぶつけたり否定したりしませんでした。
クレッシェンドトーンが『幸せの象徴』だとするならば、ハミィは『優しさの象徴』の様に思えます。

どんな時でも諦めず、誰かと一緒に歌おうとしたハミィの存在が、響達を支え、ノイズを救うキッカケになったのだとと思いました。

また、フェアリートーン達がクレッシェンドトーンになった時、ふと、プリキュアが『伝説の戦士』と呼ばれた由来について、こんな事を思い付きました。

8人のフェアリートーンが一つになってクレッシェンドトーンになったと言う事は、今のクレッシェンドトーンも、かつてはフェアリートーンだったのではないか?
そして、その時のパートナーが、『プリキュア』と呼ばれた存在だったのかも知れない――。


プリキュアが『伝説の戦士』と呼ばれている由来は、今迄のシリーズでは、殆ど明かされていません。
前作『ハートキャッチプリキュア!』には、キュアアンジェと言う始祖の様な存在が確認されていますが、それはあくまで、『ハートキャッチプリキュア!』における、『プリキュア伝説』であり、シリーズ全体の始祖ではありません。

だから今回も、何故プリキュアが『伝説の戦士』と呼ばれているのかは、多分詳細は明かされないと思います。
でも、かつて、響達と同様に、ノイズと対話を試みた存在が居た様な気がしました。

その存在が『プリキュア』であり、クレッシェンドトーンと共に、ノイズとの対話を試みた。
でも、「悲しみを受け止め。共に癒す」と言う結論には至らず、ノイズを封印して、取り敢えずの決着をつけた。
そして、音符達の力を『幸福のメロディ』として『伝説の楽譜』に留め、ノイズの封印が解けない様にしていた――。

これが、『伝説の戦士・プリキュア』と『伝説の楽譜』の始まりなのではないでしょうか?
そして、音吉さんの治世の時に、その封印が弱まり、音吉さんとクレッシェンドトーンが再び、ノイズを封印した。

前回の戦いは、そんな背景だったのかも知れません。

この件は完全に、僕の想像に過ぎませんが、響達がノイズと対話しなければ、今もノイズは悲しみ続けていたと思います。
今迄、誰もが為し得なかった、『ノイズとの対話』と言う偉業は、響達だからこそ、成し得たのだと思います。

時にはお互いぶつかり合って、そして、心を重ねて支え合った響達。
彼女達とハミィが奏でる『幸福のメロディ』は、世界中にどんな幸福を齎すのでしょうか?
――きっと、観ている僕達の心にも、幸福を齎してくれる気がします。
(※少しグダグダになって来たので、強引に纏めました。済みません…。)

色々と長く書きましたが、『スイートプリキュア♪』を今迄欠かさず観続けて、本当に良かったです。
物語を観て、こんなに嬉しく満ち足りた気持ちになったのは、久々です。

遂に次回は、大団円。一体、どんな展開になるでしょうか?
とても楽しみで、仕方ありません!!

(※次回はとても楽しみだけど、『明日が来なければ…!』とも思ってしまいます。
「ヤダヤダ~!!まだ、響達と別れたくない!!もっと、物語を観ていたい!!」
これが、僕の、もう一つの偽らざる気持ちです。――嗚呼、一体どうすればっ!?)
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