yukitaの想い出日誌 乃木坂春香の秘密・第12話『秘密です!』
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乃木坂春香の秘密・第12話『秘密です!』

シュートの心無い一言に落ち込んでいたものの、美夏に手を引かれ会場入りした裕人。
多くの招待客の中から裕人の姿を見つけて、心底喜ぶ春香。

美夏に促され、春香の誕生日を祝福する裕人。その声は、他の誰よりも春香の心に響いた。

大声で春香を祝福した事で、『普段の』裕人に戻れたかと思いきや、またしてもシュートの邪魔が入る。
そして…。

再び自信を無くし、人知れず会場を去ろうとする裕人に、海岸で出会った老人が声を掛ける。
――果たして裕人は立ち直り、春香にプレゼントを手渡す事が出来るのだろうか?

※暫く体調を崩し、感想が書けませんでした。前回にも増して大幅に遅れました事を、心からお詫び致します。(2008年10月29日より中断。11月30日より、再開。)
葉月さんが用意してくれたタキシードに着替えた裕人。
しかし、シュートの一言が胸に突き刺さっている裕人は、会場前のソファーに座ったまま動けない…。

着替えに手間取り遅刻しそうになった美夏は、ソファーで落ち込む裕人の手を取り、共に会場へ。
そして二人が会場の扉を開くと、オーケストラの演奏が始まっていた。

10m程ありそうな超巨大誕生日ケーキの蝋燭の炎を、吹き消す春香。
裕人に少しでも春香の近くで祝って欲しい美夏は、裕人の手を引き、会場の中心まで引っ張る。

「お姉ちゃーん。おめでとうー!ホラホラ、おに~さんもっ!」
「お、おめでとう…。」

「駄目だよ、そんなんじゃ!もっと大きな声で!」
自信を無くして、余り声が出ていない裕人に、ダメ出しをする美夏。

「おめでとう。」
「もっとっ!」
まだ元気の無い裕人に、再度ダメ出しをする美夏。そして、意を決した裕人は、深呼吸――。

「春香ー!誕生日、おめでとうー!」
「裕人さん…!」

吹っ切れた様な表情で、春香の誕生日を祝う裕人。
裕人の声を聞き、心から嬉しそうな表情を見せる春香。

このシーンを観た時、『いつもの裕人』に戻ったのだと思っていました。
でも…またしてもシュートが邪魔をします。

春香への誕生日プレゼントを渡す為の整理券を、美夏から受け取った裕人。(596番)
各界の著名人が乃木坂家への心証を良くする為に、次々と高価な品を春香に贈る。

※原作では、この整理券の順番が、『新近効果』(※)を利用した『美夏の作戦』と判明しています。
そして裕人は、中二の美夏が心理学用語を知っている事に驚きます。(裕人には、理解出来なかった。)

※新近効果:『前に行われた事よりも、後に行われた事の方が印象に残る』という現象。
(反対の現象は、『初頭効果』。)
美夏は、今回の様に多人数が関わる場合は、後に行動した方が有効だと裕人に説いた。


まだ200番台なので、暫く会場を眺めていた裕人。会場で驚愕の声が響くので覗いてみると…。
――ルコと由香里さんが鯨飲し、多くの参加客が酔いつぶれていた。

「はぁい、4連勝~!ズブロッカ、ピッチャーでお替り!」
「おお、裕人ぉ~!流石、乃木坂さん家のパーティだな~!珍しい酒ばかりだぞぉ~!」


「全く、あいつらと来たら…。」
ルコ達の乱痴気騒ぎに呆れてつつ歩く裕人は、参加客の一人にぶつかってしまう。

「すいません…えっ?」
「ハン、君か!全く、アレだけ言って置いたのに、よくもまあ、顔を出せたモノだ。」
裕人のぶつかった相手は、シュートだった。そしてシュートの取り巻きは、裕人のプレゼントを奪う。

「返せっ!返せよ!!」
裕人は、必死でプレゼントを取り戻そうとするが多勢に無勢。結局プレゼントは、シュートの手に。

「HAHAHA、必死だな!君にとっては、それだけ高価なモノなのかな?」
「関係無いだろ!返せっ!」

裕人が手を伸ばした時、包装が破けてしまい、プレゼントの中身が顕になってしまう。
――転がるプレゼント。そして、プレゼントに足を掛けるシュート。

「ハハン!コレが君のプレゼントかい?何と低俗で悪趣味な。とても正気とは思えないよ!そうだろ、皆っ!」
HAHAHAHA―――!!
裕人の持参した『ドジっ娘アキちゃん』のフィギュア(箱入り)を見て、嘲笑うシュート達。
そして、裕人のプレゼントを足蹴にするシュート。

※このシーンを観た時、『まさかシュート、プレゼントを踏み潰すんじゃあ…』と心配しました。
少しネタバレになりますが、原作第8巻でシュートが再登場した際、シュートは裕人が『とある人物(※)』に贈った『友情の証』を、無残に踏みつけるシーンがあります。(※アニメでは未登場の人物です。)
その後の裕人の反論は結構カッコイイので、興味を持たれた方は、原作第8巻(第30話)を参照して下さい。
(その話に関しては、特に原作を読まなくても楽しめると思います。)

「くっ!」
「ハハン!睨んでいないで、アレを見給え!」
睨みつける裕人に、余裕の表情を見せるシュートは、来賓の持参した春香へのプレゼントを指し示す。

高級外車・宝石・コテージ等々…。高校生に贈るには、余りにも高価な品々。
これらが、『高貴な乃木坂春香』に相応しいと語るシュート。
そして…裕人の贈り物を、『品位の欠片も無い、子供騙しのお人形』と罵る。

「もう一度言おう。ココは、君の様な一般ピープルの来る所では無い!さっさと立ち去るがイイ!」
裕人を哄笑し、去って行くシュート。裕人は、無造作に転がるプレゼントの前で膝を折る事しか出来ない…。

完全に打ち拉がれた裕人は、人知れず立ち去ろうとする。それを見た美夏は裕人の許に駆け寄ろうとするが、那波さんが静かに制止する。

「お~。先程の若者ではないか。何じゃなんじゃ?元気無さそうじゃのう、何かあったのか?」

昼に出会った老人の問いに、「俺は、“招かざる客”みたいですから…。」と力無く答える裕人。
その答えに、「見込み違いじゃったかなぁ?」と、老人。

「春香が初めて連れて来た友達が、『招かざる客』のう…。」
「えっ?それ…あっ!」

裕人の手から、『ドジッ娘アキちゃん』のフィギュアが零れ落ちる。
その瞬間、裕人の脳裏には春香の笑顔が――。

『裕人さん、これからも宜しくお願いします。』

春香の『秘密』を知った事がキッカケで始まった、裕人と春香の関係。
少しずつお互いを理解し合い、絆を深めて来た二人。

ちょっぴりドジで、割りと鈍感。
絵が個性的で、かなり天然。

そんな春香の『秘密』は、アニメや漫画が大好きな事。
それは、裕人と春香の二人だけの秘密――。

春香との絆を思い出し、完全に立ち直った裕人。プレゼントを手に、春香の許へ。

「596番の方。596番の方、いらっしゃいませんか?596番の方――。」

裕人が春香の許へ来るのを待っている様な、葉月さんのアナウンス。
しかし、次に並んでいるシュートは「もうイイじゃないか?」と急かし、勝手に春香にアピールを始める。

「は、はい。え~と、恐れ入りますです…。」
美辞麗句を並べ立てるシュートに、困惑気味の春香。

「私、シュート・サザーランドからのプレゼント、お受け取り下さい。」
「春香ー!!」
「えっ?」裕人の声に、振り向くシュート。

裕人の登場に笑顔を見せる、葉月さん・秋穂さん。玄冬さんも、『やっと来たか』と言う表情。
声にならない程に嬉しそうな表情を見せる春香。
「春香!」「裕人さん。」見詰め合う二人。

「まだ居たのか。立ち去れって言ったのが、聞こえなかったのか?」
立ち塞がるシュート。しかし裕人は軽くスルーし、春香の目の前へ。二人を隔てるモノは、もう無い。

「ハッピーバースデー、春香。」

「HAHAHA!折角、人が忠告してやったのに、とんだ赤っ恥だったな!そんな低俗で悪趣味な人形を貰って、フロイライン春香は喜ぶとでも思って…んっ!?」
裕人の肩に手を掛け、勝ち誇る様に裕人を馬鹿にしようとしたシュート。しかし…。

「わあ~!これ、『ドジっ娘アキちゃん』の新しい決めポーズです!」
「うん。ちょっと、箱がへこんじゃってて、スマン。」
「そんな!裕人さんからのプレゼントです。どんなモノだって、最高に嬉しいです!ありがとうございます!」

裕人が自分の誕生日を祝ってくれる――。春香にとっては、それこそが最高の贈り物。

「何と言う事だ!」「あんなに嬉しそうな春香様を見るのは、初めてですわ!」
――春香の満ち足りた笑顔を見て驚く、参加者達。

「…ふん。よく来たな。」
「ふふっ。お待ちしてましたよ、裕人さん。」
「は、はい…。」玄冬さんと秋穂さんの出迎えに、緊張する裕人。

「今日は、めでたい日だ。細かい事は言うまい、歓迎しよう―――。」
「ど、どうも…。」
ギュ~!!畏まる裕人の手を、力一杯握る玄冬さん。(※お約束です。)

「何者なんだ?あの少年は。『熊殺し』の玄冬氏が自ら握手を求めるなんて!」
「信じられん!」「フー!ハラショー!」(※何故、『ハラショー』なんでしょうか?)

「待て!どう言う事だ、コレは?由緒正しきサザーランド家の後継ぎであるボクを差し置いて、何故お前の様な奴が、乃木坂家の方々と親しそうにしてる?」
他の参加者同様、裕人が春香達と親しげな事が信じられないシュート。

「おお。可愛いシュートや、どうしたのだ?」シュート父こと、コネリー・サザーランド登場。
――ああ、残念!原作では、シュート父の容貌は、もっと厳つい感じなのに!

原作では裕人は、シュート父の印象を『ニューヨークマフィアのボス』と評しています。
後ろに撫でつけられたブラウンの髪・ゴツイ身体・厳つい髭・鋭い眼光――と、玄冬さんっぽい感じです。
『マフィアのボス』と言うから、『ドン・コルレオーネ』(※『ゴッドファーザーシリーズ』より。イタリアンマフィア。)をイメージしていたら、『静かなる首領(ドン)』に登場する、“やられ役のヤクザ”みたいでした…。

「パパ~ン。コイツがボクを侮辱したんだ!いきなり割り込んで来て、ボクとフロイライン春香の仲を邪魔したんだよ~。」
「何だとっ!」
「俺はっ!」
――シュートの言い掛かりに反論する裕人。そして、裕人に援軍が。

「何も悪い事は無かろう。その若者は順番通りに、春香にプレゼントを渡しただけじゃ。そして、その贈り物が誰のモノよりも春香を喜ばせた――。それだけの事じゃ。」

サザーランド親子を諭す老人。しかし、その『正体』を知らないシュートは、「薄汚いジジイ」と罵り、老人の胸倉を掴む。

「やれやれ。サザーランド家も、後継ぎがコレじゃ、先行き不安じゃの…。」
「な、何っ?何て無礼な!パパン、コイツどっかにやっちゃってよ!」

「お・お。おおおっ…!」シュートの老人に対する所業に戦く、シュート父。
「パ、パパン?」まだ、自分の愚かさに気付かない、シュート。

「ば…バカモンがああぁぁーー!!!」
シュートを取り巻きごとぶっ飛ばす、シュート父。

「パ、パパン。何を…?」
「貴様はサザーランド家を潰す気かっ!今すぐ土下座して、謝らんかあぁ!」
シュートを地面に叩き付ける様にしつつ、老人に土下座するシュート父。

その様子を見て「子供のした事じゃから。」と、寛大な態度の老人。
そして、「他に謝るべき相手が居るのではないかな?」と諭す。

老人に諭され、シュート父・コネリー氏は、裕人に正式に謝罪。そして、シュートを連れて、その場を去る。

「な、何故なの、パパン。どうして?どうして~??」
「えーい!黙れっ!黙れ~!」
――最後まで自分の愚かさに気付かない、哀れなシュート…。

「只今運ばれて来ましたのは、幻の巨大魚・レインボウスネイク。『17歳の誕生日にこれを贈られたものは、末永く幸せになれる』と言う伝説があります。」
「こちらは、先代の当主・乃木坂王季様からの贈り物です。」

葉月さんのアナウンスにより、老人の正体が招待客に明かされる。

「ありがとうございます。おじい様。」
「――おじい様っ!?」
老人の正体が春香の祖父と知り、驚く裕人。
「先代の当主・乃木坂王季じゃ。――宜しくな。綾瀬裕人君。」

※ここで、春香の祖父・王季さんと、シュート父・コネリー氏の補足を少し。
王季さんは第一線を退いているものの(相談役)、『一声掛ければ3時間以内に、その場でサミットが開催される』という、とんでもない力を持っているので、普段は影武者が公式の場に出席しています。

影武者は、身長は2m近く・筋骨隆々。カイゼル髭を蓄えたスキンベッド姿と言った、厳つい外見です。(使用武器は斧。)
その正体は、『平蔵・セバスチャン・桜坂』。葉月さんの祖父で、王季さんの親友でもあります。(元・執事長)
原作では『特別ゲスト謝辞』で登場し、会場中に響く声で招待客に謝辞を述べます。

しかし謝辞直後に『乃木坂翁(王季さん)』に名を覚えて貰おうとして、数名の招待客(会社経営者)が謁見台に乱入。(名刺持参)
平蔵さんは、その『不埒者』を一喝した後、「裁きを受けよ!」と、斧を振り下ろします。
その一撃は、すんでの所で葉月さんが防ぎ、『不埒者』の愚行を窘めて、その場を収めます。
――この一連のシーンは、原作で面白かったので、アニメでも再現して欲しかったです。

コネリー氏については、原作でそんなに多くは語られていません。
ただ、『乃木坂翁』の正体を知っていた事や、シュートのプレゼントが、原作では『油田の採掘権&作業員500名』という破格な代物だったので、乃木坂家に及ばないまでも、かなりの社会的地位と資産を有している様です。
またシュ-トの不始末についても誠実に謝罪しており、シュートに対しても、厳粛な罰を与えています。(原作第8巻・第三十話参照)

パーティが終わり、テラスで花火を鑑賞する裕人達。

裕人の事を『訊いていたよりも好人物』と評価した王季さんに対し、「私は、その…。春香が気に入ったのであれば…。」と畏まった態度の玄冬さん。(※玄冬さんは、婿養子です。)
「あらあら。随分寛大になりましたわね…。」と、ツッコミを入れる秋穂さん。

「おめでとう、春香。」
幸せそうな春香の表情を見て、秋穂さんは微笑む――。

春香の部屋に招待された裕人は、春香と共に『ドジっ娘アキちゃん』グッズを眺める。
王季さんから贈られた『レインボウスネイク』が、二人を見守る。

※原作では『レインボウスネイク』は、パーティの打ち上げ(春香と親しい人物のみ参加)で、美味しく食べられています。
また、その際に王季さんと葉月さんの関係が、一部明かされています。
(王季さんにとって葉月さんは、孫同然の扱い。裕人は二人の間には、雇い主とメイドの関係を超えたモノがあると推測している。)

「これが全ての始まりでした。あの日、この本を男の子から貰わなかったら、もしかしたら裕人さんと出会って無かったかも。」

『イノセントスマイル・創刊号』を手に、感慨深げに語る春香。
そして裕人は、信長と共に秋葉原に行った際に出会った、『女の子』の事を思い出す――。

秋葉原で信長と逸れた幼い裕人は、夕暮れの公園で一人泣いている女の子を見つける。
何とか慰めようと色々な遊びを提案するものの、その選択肢(サッカー・かくれんぼ)がイマイチな所為か、女の子は落ちこんだまま。

「あ、そうだ。これ、読まないか?」
裕人が、女の子に『イノセントスマイル・創刊号』を差し出すと…。

「どうだ?」
「はい、面白いです!」

初めて読んだ漫画は、女の子を夢中にさせた。
そして泣いていた少女は、笑顔を見せた。

――裕人は春香と、ずっと前に出会っていた。
そればかりか、自分こそが春香を『アキバ系』になる原因を作った張本人だった。

「そうか…。あの時の女の子か。」
「どうしたんですか?」

全てを思い出し、思わず笑い転げる裕人。
裕人が突然笑い出した理由が解らず、戸惑う春香。

「もう。裕人さんたら、何がそんなに可笑しいんですか?」
「それが、偶然と言うか、運命っていうか…その。ははっ!とにかく色々!」
「それじゃ、全然解らないです!教えて下さい――あっ!

裕人に近付き過ぎてバランスを崩した春香は、裕人を押し倒してしまう。
見詰め合う二人。そして…。

ベッドの上で頬を染める春香の手を、そっと握り締める裕人。
絡まる視線。もう、お互いの瞳しか映っていない。
近付く二人の唇。そして――。

「きゃあ――!!」
「痛ぁ…!」
ドアから転がる様に入って来た由香里さんを筆頭に、聞き耳を立てていた美夏達が乱入。

「いやぁ…その。」「あらあら、ダメじゃない。鍵を掛けなくっちゃ!」「まあ、二人の行く末がちょっとな!」
「そうそう!気になって!」「ドアに寄り掛ってはいましたけど、別に盗み聞きとか…。」「した訳では決して無く…。」「当然じゃ!」


「何なんだ?全くっ!」「おじい様までっ!?」
慌てふためく裕人達を見て、盛大に笑う王季さん。

「あらあら。皆、ちょっとやり過ぎじゃない?」
「お、お母さん!一人だけ他人の振りなんてズルイっ!一緒に聞いてたくせに!」
「あらあら。おほほほっ。」
秋穂さんも、しっかりと聞き耳を立てていた様子。そして――。

「綾瀬裕人っ!貴様っ!春香に何をしようとしたっ!返答次第では、只では済まさんぞおぉーー!」
瘴気(?)を発しながら、刀を構える玄冬さん。

「な、何って…その…。」
「は…。」


「き、貴様ぁ、其処に直れ!刀の錆にしてくれるわあぁーー(号泣)!!!!!」
頬を赤らめる裕人と春香の姿に、怒りと嘆きが爆発!号泣しながら刀を振り回す玄冬さん。
ぬわぁああ!!――玄冬さんの咆哮が響く。

手を繋ぎ、笑顔で海岸を走る裕人と春香。

「もうっ。皆、無茶苦茶です!」
「なあ、春香。帰ったらまた、秋葉原へ行こう、二人で。――なっ?」
「は、はいっ!」


そこに、刀を振りかざした玄冬さんが追い縋る。
「綾瀬裕人っ!貴様、何を考えてる!?」

「ひ、秘密で~す!」
「はいっ!二人だけの、秘密で~す!」
――手を繋ぎ、浜辺を掛け抜ける二人。

「ぬぅおぉおー!春香ぁあ~!!お前までぇええ~!!!(号泣)」

その場に膝を突き、号泣する玄冬さん。
娘を持つ父の悲哀が、其処にはあります…。

そして、秋葉原――。

約束通り、PDS(ポータブル・ドリーム・ステーション)を買いに来た、裕人と春香。
裕人の手には、春香お手製の『お買い物のしおり』が。

秋葉原には、秋穂さんの買い物(大量のグッズ)を持つ玄冬さんや、コスプレを楽しむ美夏の姿も。
そして、メイドのコスプレイヤーに勘違いされた葉月さんと那波さんが、カメラ小僧に激写される。
――直後に、カメラをチェンソーで両断する葉月さん。

春香だけでなく乃木坂家全員で、秋葉原を満喫している様子。

何故かメイド喫茶(?)でバイトしている、椎菜。その客には、ルコと由香里さんが。(飲酒中)
其処に美夏達が合流し、皆で記念撮影。

大量のアニメグッズを抱え、ホクホク顔の信長。
鉢合わせになら無いように、物陰に隠れる裕人と春香。

――微笑み合う、裕人と春香。
二人の『不思議な関係』は、これからも続いて行く。

※最終回を観ている時から体調が悪かったのですが、それにしても感想を書き終えるのに2ヶ月掛かるとは思っていませんでした。
10月25日に何とか11話の感想を書いた後、本格的に体調を崩し(幸い、入院はしていません。)、ブログの更新すら出来なくなってしまいました。

11月下旬に快方に向かい、ようやく12話の感想が完成しました。
ここまで遅れてしまい、申し訳ありません。

11・12話は原作第3巻をベースに、裕人が春香との『立場の違い』に悩み、乗り越えて行く内容でした。
原作での裕人は、シュートの身勝手な言い分を軽く往なしてしまうので、ここまで悩む事はありませんでした。ただ、この『改変』は、良い改変だったと思います。

原作を知っているので、シュートが登場した途端に大笑いしました。
ああ、『オチ担当』だ――。そう思い、安心して観ていました。
でも、アニメでのシュートは、原作8巻の『ダメな進化』をしたシュートでした。

だから11話を観た時は、本当にシュートの言動に腹が立ちました。
関西地区では直後に12話が放送されたので、苛立ちが一週間続かなくて済んで、良かったです。

そして最後の、裕人が『春香との過去の出会い』を思い出すシーンは、原作第1巻のシーンです。
この纏め方は、裕人と春香の絆の深さを表す、良い纏め方だと思いました。

少し不満があるとすれば、12話で原作4巻までのエピソードを消化したのですが、それでもまだ多くのエピソードが未消化な点です。

例えば、春香が裕人の為にお弁当を作って来るエピソードがあるのですが(第3巻参照。OPにも登場。)、この際の裕人と春香の遣り取りは、原作でもニヤニヤ出来るエピソードの一つです。

他にも、椎菜がのピアノの上手さが推し量れるエピソード(例・ロンドンでのピアノコンクール)や、信長の『アキバ系としてのスペックの高さ』(アニメ業界に様々な人脈があり、高い功績を残している。)等、色々と面白いエピソードがあります。

これらのエピソードや原作4巻以降の展開は、是非第2期で観たいです。
DVDの売上も中々好調な様なので(3巻まで発売中。各巻5千枚以上売れている。※12月9日現在)、第2期の放送を期待出来ると思います。

先日、早売りで原作9巻を読みました。
すごく面白くて、益々第2期の放送を期待してしまいました。(9巻の感想は、後日書く予定です。)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。

――では、また次回。
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乃木坂春香の秘密第12話『秘密です!』の感想レビュー(最終回)

『そうだ…最初から不釣り合いだった。“天下の乃木坂家のお嬢様”と俺なんかじゃ…。でも、春香は。そうだ、“俺の知っている春香”は…ちょっぴりドジで、割と鈍感。絵が個性的で、かなり天然。そんな春香の秘密、それはアニメや漫画が大好きってコト。そしてそれは、俺...

乃木坂春香の秘密 第12話「秘密です!」

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