yukitaの想い出日誌 マクロスFRONTIER・第24話『ラスト・フロンティア』(改訂版・決定稿)
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マクロスFRONTIER・第24話『ラスト・フロンティア』(改訂版・決定稿)

第一稿が余りにも『やっつけ仕事』だったので、改めて感想を。

フロンティアを巡る一連のバジュラ襲撃は、自分の理論の正しさを証明する為に、グレイスが仕組んだモノだった。

そして、グレイスの真の目的は、自分がバジュラの女王に成り代わり、バジュラとインプラントネットワークを利用して、宇宙の支配者になる事。

真実を知ったオズマ達SMSのメンバーは、自らの手で事態の収拾に当たる事を決意する。
果たしてオズマ達は、グレイスの企みを挫き、ランカを救い出す事が出来るのか…?

そして、アルト・ランカ・シェリルの『恋のトライアングル』の行方は――?


グレイスが『バジュラの女王』になろうとしているのは、上昇志向が強い事だけでなく、間接的にバジュラに対する復讐を果たす為の様な気がします。

『第177調査船団』内で調査されていた、バジュラの生態調査。
そしてランカの歌声が、ガリア4にバジュラを呼び寄せ、その際に船団内のバジュラも逃げ出した様子。

その時の事故が原因で、怪我をしたグレイスが「この、クソ虫があぁ!」と激高していました。
これは調査目的であり、自分の理論を証明する為の『道具』と見なしていたバジュラに殺されかけた事が、グレイスのプライドを傷付けたのだと思います。

そしてDr.マオとランシェに認められなかった(であろう)自分の理論の正しさを、自らが『バジュラの女王』になる事で、証明して見せようとしたのだと思います。

自らが『バジュラの女王』になり、インプラント化された人類の意識を一つにする。
その際に、グレイスの意識を『人類の最上位』に置く事で、銀河中の人類の頂点に立つ――。


これが、オズマ達SMSのメンバーが見出した、グレイスの企みの全貌。

でも実際は、自分の理論を認めなかったランシェとDr.マオと、『道具』の分際で自分に怪我を負わせたバジュラに対する『復讐』の様に思えます。
――僕が第一稿で、『グレイスが、妄執に囚われている』と書いたのは、これが理由です。

もしグレイスの計画が成功しても、『自らの優位性を示す為の対象』たるランシェ達は、この世には居ません。
また、グレイスがバジュラの女王になったとしても、バジュラ自体は『人間に屈服させられた』と言う感情は持ち得ないと思います。

バジュラは全体で一つの生命体であり、その意識や感情も、全体で共有しています。
だから、グレイスが女王になった所で、バジュラと感情を共有するだけです。

確かにグレイスのシステムで、自分の意識をバジュラの『上位存在』にしてしまえば、間接的にバジュラを支配した事になるのかも知れません。

でも、『グレイス=バジュラ』になってしまえば、どちらの意識が上位であっても何ら変わりは無いと思います。グレイスの意思は、バジュラの意思に。バジュラの意思は、グレイスの意思に。――結局、同じ事です。

また、グレイスが人類の『上位存在』になる事も、無意味だと思います。
フロンティア及び、全銀河の人口(種族問わず)が何人居るかは定かではありませんが、その全ての思考を支配する事は不可能だと思います。

もしグレイスの理論が、最上位の存在(グレイス)の意思に全人類が従うシステムだとしても、グレイス以外の人物の思考が為されない訳では無いと思います。
様々な人々の思惑が、全人類の個々の脳内を行き交うとすれば、行きつく先は『混乱』のみです。
――グレイスの理論は『人の営み』を無視した、机上の空論に過ぎません。

「でもぉ、他人に思考が筒抜けなんてゴメンよぉ。うっかり、『あら、良い男』なんて、考えられなくなっちゃう。」
ボビーのこの言葉こそが、グレイスの理論の無意味さを端的に示していると思います。

他人が何を考えているか解らないから、『答え』を求めて、人は他者と触れ合います。
そして、友情や愛情など様々な『絆』が生まれます。

そして、人々の様々な想いが様々な結果を生み、『文化』として人々に受け継がれる。
人々の想いは、こうして脈々と受け継がれる。親から子へ。様々な人を介して――。

SMSのメンバーがグレイスの企みを挫こうと孤軍奮闘している頃、ひとつの恋の行方に決着が。

「人は、一人じゃ飛べない。飛んじゃいけない。それが解ったから…。」
出撃前にシェリルに会い、こう言ったアルト。僕は当初、『前回でランカへの愛情に気付いた筈なのに、アルトは何を言っているのか?』と思っていました。

でも、アルトはこの言葉を『本気で』言っていた事に気付きました。
――但し、シェリルがアルトの『決意』を知っている事を知らずに…。

アルトは、自分がランカを護る為にSMSに入隊し、ランカへの愛情に気付いた事をクランに告げています。
そして、その愛故に、『ランカの歌がバジュラに利用され、人類に敵対するのなら、ランカを殺す』と明言しています。

僕は、この決意をしたばかりのアルトが、シェリルに対して『人は一人じゃ飛べない』と言っていた事が腑に落ちませんでした。
『ランカへの愛を自覚しているのに、シェリルに告白するのか?』と、考えていました。
でも良く考えると、アルトの『決意』はクランに対して言ったのであって、シェリルがその場に居合わせた事をアルトは知りません。

だからアルトは、その悲愴な決意を胸に秘め、『シェリルの恋人』として、『帰って来る』と言ったのだと思います。

でもシェリルは、アルトの決意を知っています。
だからこそ、「恋人ゴッコは、ここまでにしましょ?」と、アルトを『振り』ました。

そして、この後のシェリルの言葉は、彼女の優しさを引き立たせます。
また、この言葉は全て、アルトの『優しさ』に対する感謝の気持ちを示す為の、シェリルの『演技』の様に思えました。

「全部終わったら、続きを訊くわ。だから、だからアルト…。ランカちゃんを助けなさい!それが出来たら、続きを訊いてあげる。」

このくだりは、「必ず帰って来る!」と決意を述べたアルトの気持ちを汲んだ上で言っているのだと思います。

自分が助からないであろう事は、シェリル自身が一番良く知っている。そして、アルトの『決意』も。
でもアルトは、『(シェリルの為に)帰って来る』と言っている。
シェリルは、アルトの『優しさ』に報いる為に、自分の言葉が『アルトの帰る場所』になる様に、こう述べたのだと思います。

そして、アルトの『決意』を押し留める為に、「ランカちゃんを助けなさい。」と言ったのだと思います。

「必ず帰って来るのよ。良いわね、アルト。」
この言葉は、以前アルトがランカを助けに行く直前に言った意味とは、全く違うと思います。
以前は『自分の為』でもあったと思います。でも、この時の言葉は、ただアルトの身を案じての言葉だと思います。
「覚えておきなさい!こんなイイ女、滅多にいないんだからねっ!」
この言葉には、シェリルの万感の想いが込められている気がします。もう、余りにも深過ぎて、アレコレと考えられない程です。

そしてランカを救出に行ったアルトは、衝撃的な光景を目の当たりにする――。
『星の護り手』として、バジュラの母星を護る為に歌うランカ。

「お前は!お前はどうしてっ!」
「何で、俺達を滅ぼそうとする…!?」

「ランカーーー!!!!!」

アルトの悲痛な叫び。
これは、ランカが敵に回ったら自分の手でランカを殺さなくてはいけない事が、この上なく辛い『決断』だからだと思います。

ランカの事が好きだからこそ、ランカが人類を裏切るのなら、ランカを『人間として』殺さなくてはいけない。
――でも、本当は殺したくない。
アルトの叫びは、そんな気持ちの現れだと思います。

その直後、アルトはランカが操られている事と、ブレラがランカの兄だと知る。
そして、ブレラとの交戦の末…アルト機、撃墜!

アルトを助けようとする様に、その手を伸ばすランカ。しかし、その手を擦り抜ける様に、アルト機は墜落する。

「アルトーーー!!!!!」

シェリルの叫びは、アルトに届くのか?
アルトの生死は?
ランカの運命は…?

次回は、遂に最終回。「アナタノオト」。
ランカの歌は、アルトを救うのだろうか…?

※今回も、ギリギリ更新です。何とか、最終回直前に完成しました。
第一稿が余りにも『やっつけ仕事』だった為、全面改訂しました。――これが、本来書きたかった事です。

最後の最後まで、気の抜けない展開です。一体、どうなってしまうのでしょうか?
本当に、ハッピーEDを望んでいます。泣いて笑えれば、この上なく幸せです。

では、また次回。毎回お待たせして、申し訳ありません。
でも、『やっつけ仕事』にならない様に頑張ります!
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こんばんは、いつもTB等でお世話になっております。
「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」の管理人のピッコロでございます。
記事とは関係のないコメントで大変失礼いたします。


以前、「今期終了アニメの評価をしてみないかい?」という企画に参加していただきありがとうございました。今回もまた企画いたしましたので少し宣伝させてください。


前回同様に今期終了アニメを評価しようという企画でございます。ブロガーの皆様に点数で評価して頂き、その平均点を算出してみたいと思っております。
最終回まで見た、あるいは感想を書かれているという作品のうち幾つでも構いません、もしこの企画に賛同して頂けるのであれば是非参加してくださいませ。

詳しい投票方法等については以下の記事に書いておりますのでご覧ください↓

http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51093095.html


宣伝大変失礼いたしました。今後も色々とお世話になると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
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