
マクロスFRONTIER・第21話『蒼のエーテル』・第一稿(多分、決定稿)
8話からの感想は滞っていますが、毎週観ていました。
今回は、21話を観た直後の印象を少し書きたいと思います。
――本当にもう、切ないです!泣いてしまいそうです…。
今回は、21話を観た直後の印象を少し書きたいと思います。
――本当にもう、切ないです!泣いてしまいそうです…。
ミシェルを喪い、ナナセが傷付き、そして多くの人々が傷付いた。
その事で、人々のバジュラに対する怒りと悲しみは増すばかり――。
そして、ナナセを護れなかった事で我を忘れたルカは、『非情の選択』をします。
ランカの歌声を利用し、『アイランド3』にバジュラを誘き寄せ、全てを飲み込む新型爆弾で居住区ごと殲滅する――。
始めは、ランカを囮に使う術を選ぼうとしているルカを責めていたアルト。
しかし、ミシェルがバジュラの犠牲になった事実を突き付けられ、言葉を失います。
そしてランカの決意もあり、作戦は実行されます。
これはクーデターを起こし、政府の実権を握ったレオン・三島の思惑に添う事でもありましたが、彼の事は、今はどうでも良いです。
バジュラを誘き寄せ、何とか殲滅に成功したアルト達。――でも、ランカはアルトの後ろで(コクピット内)、辛そうにしています。
もしこの時、アルトがランカを振り向いていたら、ランカの苦悩に気付いたかも知れませんが、残念ながら…この時のアルトは、その余裕がありませんでした。
「ごめんね…。」
呟くランカを労うアルト。でも、この呟きは多分、バジュラに向けられたモノでしょう。
バジュラとの戦闘が一段落し、戦没者追悼集会に参列したランカ。レオンに、追悼の歌を歌う様に促されます。
無慈悲に焚かれるフラッシュの嵐。皆がランカが歌う事を期待する中、ランカは「…ごめんなさい。」と言い残し、その場を逃げ去ります。
「何で、私の歌がっ――!」
一人、悲しみに暮れるランカ。
ただ、歌う事が好きで、それを皆に――アルトに聴いて欲しかった。
それだけなのに、皆はランカの歌を戦争に利用する事ばかり考えている。
ただ悲しくて、泣いているランカに、大きくなった『アイ君』がランカにじゃれ付く。そして…。
ある『決心』を胸に、ランカはアルトに電話を掛ける。
ランカの身を案じていたアルトは、グリフィスパークに急行する。
「アルト君、お願いがあるの…。」
アルトに紙飛行機の折り方を訊く、ランカ。それを快諾するアルト。
――しかしアルトはこの時、ランカの真意に気付いていなかった。
アルトが空に憧れている理由――。それは、亡き母との想い出。
いつも空を見上げていたアルトの母は、「本当の空が見たい。」と、いつも言っていた。
アルトの想い出話を、楽しそうに訊くランカ。
「ねえアルト君。これ、飛ばしていい?」
アルトに微調整してもらった紙飛行機を飛ばす、ランカ。紙飛行機は、空を舞う。
――ランカの想いを乗せて。
空へ、空へ――。
飛んでいく紙飛行機。
そして、それを受け取った『アイ君』(脱皮済み)が、ランカに紙飛行機を手渡そうとする。
銃を構え、身構えるアルト。それを止めるランカ。
『バジュラは敵』と考えるアルトに、「このコは、まだ何も悪い事してないよ!」と訴える。
それでも、憎しみに囚われたアルトは、ランカの声が耳に入らない。――響く銃声。
飛び出したブレラに殴られ、地面を舐めるアルト。
「ランカ。望みを言え。――お前の望みを、俺が叶えてやる。」
ランカの本当の願い。
それは、アルトと共に『アイ君』を故郷に送り届ける事。
そして、アルトと一緒に歩いて行く事――。
過去の記憶が戻ってきているランカは、自分の過去と向き合う為に、旅立ちを決意していた。
「馬鹿っ!行くなっ!ランカっ!!」
ブレラと旅立とうとするランカを、必死で止めるアルト。
「ホントはね…アルト君と行きたかった。――ずっと一緒に、居たかったよ!!」
「ランカ…。」
「アルト君……さよなら。――大好きでしたっ!」
「――ランカ!行くなっ!!ランカっ!!!」
そして、ランカの旅立ちに気付いたシェリル。
追っ手から逃れているオズマとキャシー。見上げる空に、何を想ったのか。
「ランカ…。」
「アルト君…。」
遠く離れる事になっても、お互いを想うかの様な、二人の呟き。
「ランカーっ!!!!!」
そして、空に消えるランカを、見ている事しか出来ないアルトは、もう一度ランカの名を叫ぶ。
※もう、本当に泣きそうです!切な過ぎます!!
そして、ランカの新曲・『蒼のエーテル』が、切なさを際立たせます。
いつも、アルトの事だけを想い続けていたランカが、アルトに別れを告げる。
それでも、アルトの事を考えているランカ。
アルトは今、ランカの事をどう思っているのでしょうか?
そして、アルトのとっての『優先順位』は、何処にあるのでしょうか?
アルトが本当に好きなのは、誰なのか?
何の為に、誰の為に戦うのか?
――アルトは、もうすぐ決めなくてはなりません。
果たしてアルトは、ランカを救い出す事が出来るのでしょうか?
そして、アルト達の恋の行方は、どうなるのでしょうか?
もしアルトがランカを無事に救出できたら、その時はランカを「ギュっ!」と、抱きしめてあげて欲しいです。
そして、人類とバジュラが共存出来る展開を期待しています。
最後に、OP直後のスポンサー紹介の際の映像について。
オズマ機を先頭に、5機のバルキリーが空を飛んでいます。
これは、終戦記念式典(か、コンサート)時の映像ではないでしょうか?
そして、その中に、ピンクのカラーリングの機体があります。
これは、シェリルの機体だと思います。
また、この映像には、ミシェル機も映っています。この事から、彼は生きていると思います。
最終的にどうなるかは不明ですが、幸せな結末を期待しています。
その事で、人々のバジュラに対する怒りと悲しみは増すばかり――。
そして、ナナセを護れなかった事で我を忘れたルカは、『非情の選択』をします。
ランカの歌声を利用し、『アイランド3』にバジュラを誘き寄せ、全てを飲み込む新型爆弾で居住区ごと殲滅する――。
始めは、ランカを囮に使う術を選ぼうとしているルカを責めていたアルト。
しかし、ミシェルがバジュラの犠牲になった事実を突き付けられ、言葉を失います。
そしてランカの決意もあり、作戦は実行されます。
これはクーデターを起こし、政府の実権を握ったレオン・三島の思惑に添う事でもありましたが、彼の事は、今はどうでも良いです。
バジュラを誘き寄せ、何とか殲滅に成功したアルト達。――でも、ランカはアルトの後ろで(コクピット内)、辛そうにしています。
もしこの時、アルトがランカを振り向いていたら、ランカの苦悩に気付いたかも知れませんが、残念ながら…この時のアルトは、その余裕がありませんでした。
「ごめんね…。」
呟くランカを労うアルト。でも、この呟きは多分、バジュラに向けられたモノでしょう。
バジュラとの戦闘が一段落し、戦没者追悼集会に参列したランカ。レオンに、追悼の歌を歌う様に促されます。
無慈悲に焚かれるフラッシュの嵐。皆がランカが歌う事を期待する中、ランカは「…ごめんなさい。」と言い残し、その場を逃げ去ります。
「何で、私の歌がっ――!」
一人、悲しみに暮れるランカ。
ただ、歌う事が好きで、それを皆に――アルトに聴いて欲しかった。
それだけなのに、皆はランカの歌を戦争に利用する事ばかり考えている。
ただ悲しくて、泣いているランカに、大きくなった『アイ君』がランカにじゃれ付く。そして…。
ある『決心』を胸に、ランカはアルトに電話を掛ける。
ランカの身を案じていたアルトは、グリフィスパークに急行する。
「アルト君、お願いがあるの…。」
アルトに紙飛行機の折り方を訊く、ランカ。それを快諾するアルト。
――しかしアルトはこの時、ランカの真意に気付いていなかった。
アルトが空に憧れている理由――。それは、亡き母との想い出。
いつも空を見上げていたアルトの母は、「本当の空が見たい。」と、いつも言っていた。
アルトの想い出話を、楽しそうに訊くランカ。
「ねえアルト君。これ、飛ばしていい?」
アルトに微調整してもらった紙飛行機を飛ばす、ランカ。紙飛行機は、空を舞う。
――ランカの想いを乗せて。
空へ、空へ――。
飛んでいく紙飛行機。
そして、それを受け取った『アイ君』(脱皮済み)が、ランカに紙飛行機を手渡そうとする。
銃を構え、身構えるアルト。それを止めるランカ。
『バジュラは敵』と考えるアルトに、「このコは、まだ何も悪い事してないよ!」と訴える。
それでも、憎しみに囚われたアルトは、ランカの声が耳に入らない。――響く銃声。
飛び出したブレラに殴られ、地面を舐めるアルト。
「ランカ。望みを言え。――お前の望みを、俺が叶えてやる。」
ランカの本当の願い。
それは、アルトと共に『アイ君』を故郷に送り届ける事。
そして、アルトと一緒に歩いて行く事――。
過去の記憶が戻ってきているランカは、自分の過去と向き合う為に、旅立ちを決意していた。
「馬鹿っ!行くなっ!ランカっ!!」
ブレラと旅立とうとするランカを、必死で止めるアルト。
「ホントはね…アルト君と行きたかった。――ずっと一緒に、居たかったよ!!」
「ランカ…。」
「アルト君……さよなら。――大好きでしたっ!」
「――ランカ!行くなっ!!ランカっ!!!」
そして、ランカの旅立ちに気付いたシェリル。
追っ手から逃れているオズマとキャシー。見上げる空に、何を想ったのか。
「ランカ…。」
「アルト君…。」
遠く離れる事になっても、お互いを想うかの様な、二人の呟き。
「ランカーっ!!!!!」
そして、空に消えるランカを、見ている事しか出来ないアルトは、もう一度ランカの名を叫ぶ。
※もう、本当に泣きそうです!切な過ぎます!!
そして、ランカの新曲・『蒼のエーテル』が、切なさを際立たせます。
いつも、アルトの事だけを想い続けていたランカが、アルトに別れを告げる。
それでも、アルトの事を考えているランカ。
アルトは今、ランカの事をどう思っているのでしょうか?
そして、アルトのとっての『優先順位』は、何処にあるのでしょうか?
アルトが本当に好きなのは、誰なのか?
何の為に、誰の為に戦うのか?
――アルトは、もうすぐ決めなくてはなりません。
果たしてアルトは、ランカを救い出す事が出来るのでしょうか?
そして、アルト達の恋の行方は、どうなるのでしょうか?
もしアルトがランカを無事に救出できたら、その時はランカを「ギュっ!」と、抱きしめてあげて欲しいです。
そして、人類とバジュラが共存出来る展開を期待しています。
最後に、OP直後のスポンサー紹介の際の映像について。
オズマ機を先頭に、5機のバルキリーが空を飛んでいます。
これは、終戦記念式典(か、コンサート)時の映像ではないでしょうか?
そして、その中に、ピンクのカラーリングの機体があります。
これは、シェリルの機体だと思います。
また、この映像には、ミシェル機も映っています。この事から、彼は生きていると思います。
最終的にどうなるかは不明ですが、幸せな結末を期待しています。
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